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GPU(グラボ)はゲームやクリエイティブ作業を行う上で欠かすことができないパーツです。ある時期からNVIDIAのGeForce RTX30シリーズの価格が高騰したこともあり、最近はRTX40シリーズに注目する人も増えてきているようです。中でも「RTX4060」はミドルレンジクラスの性能を持ちながらも手に取りやすい価格なため、気になっている人も多いのではないでしょうか。この記事ではRTX4060のスペックやグラボの選び方について解説していきます。
目 次
GeForce RTX 4060はNVIDIA製のグラフィックボードの一つ。ゲーミングだけでなく、動画や画像の編集などクリエイティブ作業でも高い性能を発揮できるとされています。ここでは、RTX 4060についての概要や基本性能について解説します。
GeForce RTX 4060は2023年6月にNVDIA社から発売されたグラフィックボード。Ada Lovelace世代のミドルレンジクラスに位置付けられています。
RTX 3060の後継モデルに当たるRTX 4060は、ゲーミングだけでなく配信やクリエイティブ活動などさまざまなシーンで高速な処理を実現。RTX 40シリーズではDLSS 3というAIによる高品質な追加フレームを生成するため、素早い反応が求められるゲームにおいても高い性能を発揮します。
NVDIAの「GeForce RTX」シリーズは、ゲーミングにおける映像処理能力の高さから、多くの方に選ばれているグラボです。中でも「RTX 40」シリーズでは「DLSS 3」というNVIDIA独自のAIによる超解像技術が使えるのも魅力。
低解像度の入力から高解像度のフレームを出力し、フレーム生成やアップスケーリングにおける負荷を軽減することができます。また、ユーザーの入力に対するパソコンやディスプレイの反応速度を高め、入力遅延を軽減する技術「NVIDIA Reflex」により優れた応答性を実現。近年話題のレイトレーシングにも対応しており、高い解像度やfpsでゲームを楽しむことができるようになりました。
RTX4060の基本スペックは次の通りです。
GPU | GeForce RTX 4060 |
---|---|
NVIDIA CUDARコア | 3072基 |
ブーストクロック | 2.46GHz |
ベースクロック | 1.83GHz |
メモリー容量・規格 | 8 GB GDDR6 |
メモリーインターフェース | 128-bit |
レイトレーシングコア | 第3世代 |
Tensorコア | 第4世代 |
アーキテクチャ | Ada Lovelace |
NVIDIA DLSS | 3 |
NVIDIAエンコーダー(NVENC) | 1x 8th Generation |
NVIDIA Decoder (NVDEC) | 第5世代 |
CUDA Capability | 8.9 |
最大ディスプレイ解像度 | 4K/240Hz または 8K/60Hz DSC |
ディスプレイコネクタ | HDMI(2), 3x DisplayPort(3) |
マルチモニター | 最大4台 |
HDCP | 2.3 |
最大GPU温度 | 90℃ |
消費電力(アイドリング時) | 7W |
消費電力(ビデオ再生時) | 11W |
平均消費電力(ゲームプレイ時) | 110W |
グラフィックスカード電力 | 115W |
最小システム電力 | 550W |
長さ | メーカーによって異なる |
幅 | メーカーによって異なる |
スロット | 2スロット |
発売日 | 2023年6月 |
RTX4060はゲーミング向けのグラフィックボードであるGeForceシリーズの一つ。1999年に初代モデルが登場して以来、多くの人から人気を集めています。そんなGeForceシリーズはRTX4060の他にどのようなものがあるのか、またRTX4060はGeForceの中でどのような位置づけなのかについて解説します。
NVDIAのグラフィックボード「GeForce」には、「RTX」と「GTX」という2つのシリーズがあります。ざっくりと両者の違いを説明すると、RTXはゲームから動画編集などのクリエイティブ作業まで幅広く対応できるのに対し、GTXは性能を抑えて少ない予算でも購入できるといった点で異なります。
RTXには20、30、40の3シリーズがあります。同じシリーズ内でもRTX4060、4070、4080のように後ろの番号が10単位ずつ大きくなる形式で命名されており、基本的には後継の製品ほど数字が大きく、数字が大きいほどグレードが高いことを意味します。中には末尾に「Ti」と付いているものもあり、同じ番号であればTiが付いている方が新しく高性能だといえます。
以下の表はRTX4060とその他の2製品の比較をまとめたものです。
RTX4060はRTX4060 Tiよりもコア数が少なく、クロックスピードも低くなっています。動画エンコードにおいてはほぼ同等の性能を発揮できても、ゲーミング性能ではやや劣るでしょう。また、RTX4060はRTX3060よりもコア数が少ないものの、クロックスピードは高い数値を示しています。
名称 | RTX4060 | RTX4060 Ti | RTX3060 |
---|---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace | Ampere |
CUDAコア | 3,072基 | 4,352基 | 3,584基 |
ベースクロック | 1,830MHz | 2,310MHz | 1,320MHz |
ブーストクロック | 2,460MHz | 2,535MHz | 1,777MHz |
メモリー容量・規格 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 12GB GDDR6 |
メモリーインターフェイス | 128bit | 128bit | 192bit |
レイトレーシングコア | 第3世代 | 第3世代 | 第2世代 |
Tensorコア | 第4世代 | 第4世代 | 第3世代 |
PCI Express | PCIe 4.0 x8 | PCIe 4.0 x8 | PCIe 4.0 x16 |
消費電力 (TGP) | 115W | 160W | 170W |
電源コネクタ | 8ピン×1または12VHPWR×1 | 8ピン×1または12VHPWR×1 | 8ピン×1 |
ここまではRTX4060のスペックについて、主に数値などで紹介してきました。ここではRTX4060について他の製品とどのような点が異なるのか、またどういった使い方ができるのかについて解説していきます。
RTX4060の消費電力は115W。前世代のRTX3060は170W、RTX3060 Tiは200Wであり、省電力化に成功しています。グラボの性能を判断するための要素の一つに、消費電力量1W当たりのパフォーマンスを示す「ワットパフォーマンス」というものがあります。
電力を消費すると発熱量も増えるため、パソコンや各パーツにとっては少ない電力で高い性能を発揮できることが理想的です。ワットパフォーマンスが高ければ電気代の節約になるだけでなく、発熱量が少ないため容易に冷却可能。また、パソコン全体の寿命を延ばすことにもつながります。RTX4060は前世代よりもパフォーマンスを向上させた上で消費電力が低くなっているという点が一つ目の注目ポイントです。
RTX4060のCUDAコアは3,072と、RTX3060やRTX3060 Tiと比べると少なめです。しかし、ベースクロックは1,830MHz、ブーストクロック2,460MHzと比較的高い数値となっています。前世代のRTX3060はベースクロックが1,320MHz、ブーストクロックが1,777MHz。RTX3060 Tiでもベースクロックが1.41GHz、ブーストクロックが1.67 GHzなので、コア数が少なくなっても性能は向上しているといえるでしょう。
RTX4060は静音性や冷却性にも優れており、レイトレーシングなどを適用したゲームだけでなく、3Dモデリングや動画のエンコードなどを行うクリエイターPCとしても十分な性能を発揮することができるでしょう。
RTX4060のメモリー容量は8GB。後継のRTX4060 Tiが16GBであることからも、RTX4060のメモリー容量はやや低めであるといえます。
グラボにおけるメモリーはグラフィック処理を行うためのもので、パソコン本体に搭載されているメモリーとは別のものを指します。このグラボのメモリー容量が足りないと、重い映像の処理に時間がかかってしまいます。そのため、グラボのメモリー容量も映像をスムーズに処理するために十分なサイズが必要なのです。
通常、グラボのメモリーは8GBあれば高画質でゲームをプレイしたり、3DCADなどを使ってクリエイティブ作業を行うには十分でしょう。しかし、最新のゲームをレイトレーシング機能をオンにしてプレイするにはやや不安を感じるかもしれません。
RTX4060はRTXシリーズの中でも比較的価格が安く、エントリーモデルとしても人気。手に取りやすい価格ながら、多くのゲームをプレイするのに十分な性能を備えています。RTX4060よりも上位のRTX40シリーズには、RTX4070や最上位クラスのRTX4090などがあるため、最新のゲームを最高画質でプレイしたい時など、よりスペックの高いグラボが必要な場合はそれらも含めて検討すると良いでしょう。
GPU(グラボ)はゲームをプレイする上でグラフィック性能を決める重要なパーツです。ゲームによってはある一定以上のスペックを備えたグラボを搭載していなければ、ゲームを起動することができないこともあるかもしれません。ここでは、自分に必要なグラボを選ぶためのポイントについて解説します。
国内で出回っているグラボは、主にNVIDIA、AMDの2社で製造・販売されています。ゲームごとに求められているスペックを満たしていれば、どちらの製品を選んでも基本的には問題ありません。ただ、両者には「ゲームに強い」「クリエイティブ作業に強い」などそれぞれの持つ強みが異なるため、ゲーム用途としてならNVIDIAをおすすめします。Intel製のグラボもありますが、NVIDIAやAMDと比べるとまだグラボ市場に参入して新しいため、コスパや安心感といった面からも特にこだわりがない場合は2社のどちらかが選ばれることが多いようです。
グラボのコア数は、処理能力を表す指標の一つです。コア数が大きければ映像に関する処理を同時に複数行うことができるようになります。また、NVIDIAのコアには複数の種類があり、それぞれ次のような役割を持っています。
クロック周波数は、GPUの処理能力の速さを示す指標で、Hz(ヘルツ)の単位で表されます。数値が大きいほど高速であるため、グラボを比較する際にはクロック数に注目しましょう。仮に先ほど紹介したコア数が少なくても、クロック数の値が大きければそのグラボは性能が高いと判断することができます。実際にRTX4060は前世代のモデルよりもコア数が減少したもののクロック数は高くなっているため、性能は向上したということができます。
メモリー容量はグラボ独自のもので、パソコン本体に搭載されているメモリーとは別物です。グラボのメモリーは映像処理におけるデータを一時保存しておくのに特化したもので、メモリーが大きいほど映像の処理速度が速くなります。
通常のメモリーとは異なり後から増設したり追加することはできません。グラボによっては同じモデルでもメモリーは8GBや16GBなど選択できる製品もあるため、購入前にメモリー容量を確認しましょう。
ベンチマークとは、GPUの性能を総合的に数値化したものです。実際にグラボをパソコンに取り付け、ゲームなどをプレイすることでグラボがどの程度の性能を発揮するかを計測することができます。
グラボは製造メーカーやシリーズが異なると単純にある項目のみを比較しても、どちらが優れているのか分かりにくい部分があります。そこで役に立つのがベンチマークなのです。ベンチマークはコア数やクロック数、メモリーなどの情報を客観的に数値化しており、ベンチマークサイトで確認することができます。ちなみに、ベンチマークはグラボに限らず、パソコン本体やCPUなどの性能を比較したい時にも有用な指標となります。
必要なグラボのスペックは、プレイしたいゲームによって異なります。例えば「Apex Legends」というゲームでは次のスペックが求められています。
既にプレイしたいゲームが決まっている場合は、ゲームの公式サイトに記載されている以上のスペックを持ったGPUを選ぶようにしましょう。
ここまでRTX4060やグラボの選び方について解説してきましたが、実際にパソコンを購入する際にはどの機種を選んだら良いのか分からないという人もいるかもしれません。そのような人に向けて、RTX40シリーズが搭載されたおすすめのデスクトップPCを3台紹介します。
Lenovo Legion Tower 5 Gen 8:スタンダード (RTX 4060)
Legion Tower 5 Gen 8:スタンダードは、プロセッサーにAMDのRyzen7 7700Xを搭載したゲーミングノートPC。AAAタイトルからeスポーツまで、高フレームレートでのゲームを楽しめます。メモリーは高速なDDR5-5600 SDRAM UDIMMを搭載。ゲーム以外にも日常のタスクやクリエイティブ作業でもパワフルな処理を期待できます。さらに、4つのRAMスロットがあるため、必要に応じて拡張することも可能です。
Lenovo Legion Tower 5 Gen 8:アドバンス(RTX 4070)
Legion Tower 5 Gen 8:アドバンスは、先ほど紹介したスタンダードモデルのGPUがアップグレードしたモデルとなっています。RTX4070の基本性能はほぼ全ての面でRTX4060を上回っているため、より高性能なGPUが欲しい場合はこちらのモデルを選ぶと良いでしょう。
こちらのモデルはLegion Tower 5i Gen 8の上位モデルです。プロセッサーはインテル製の13世代Core i7を、GPUは先の2製品よりもさらにグレードの高いRTX4070 Tiが搭載されています。さらにストレージも1GBに増えているため、複数のゲームをインストールすることも可能です。スピーカーにはゲームサウンドに定評のあるNahimicオーディオが採用されており、臨場感と迫力のあるゲームを体験することができるでしょう。
続いて、RTX40シリーズが搭載されたおすすめのノートPCを3台紹介します。検討する時の参考にしてみてください。
プロセッサーは第13世代のインテルCore i5、GPUはRTX4050を搭載。RTX4050はRTX4060と比べると性能はやや劣りますが、その分価格を抑えることができます。性能に差があるといってもシーンによってはRTX4050で十分なケースもあるため、そこまで高性能なGPUが必要ではない人や、コスパ重視の人にとっては選択肢の一つとして検討する価値のある製品です。
Lenovo Legion Pro 5iは、GeForceのRTX4060を搭載したゲーミングノートPC。CPUは13世代のCore i7、メモリーは32GBのDDR5で構成されており、ゲームをプレイするのに適した1台です。ディスプレイはアスペクト比16:10の16型WQXGA IPSディスプレイで、没入感あるプレイを楽しめます。240Hzの高リフレッシュレートに加え、LA-2Q AIチップを搭載したLenovo Legion AI Engine+も搭載。最新の高品質なゲームでも高く安定したFPSでプレイすることができるでしょう。
どのGPU(グラボ)を選べば良いか迷った時は、自分がプレイしたいゲームで必要とされているスペックを満たしている製品を選ぶことが重要です。RTX4060はエントリーモデルといわれることもあるものの、価格の割に性能が高く多くの人から選ばれています。レイトレーシングなどを高画質でプレイするにはやや力不足な面はあるかもしれませんが、ほとんどのゲームでは必要スペックを満たしているため、初めてグラボを購入する人にもおすすめの製品です。 もしRTX4060よりも安価なものや、高性能なものが欲しいという場合はベンチマークやクロック数、メモリなど、この記事で紹介した項目を参考に自分に合ったグラボを選んでみて下さいね。
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