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価格の安いノートブックを探しているときは、金額だけに注目しないよう、じっくりと比較、検討することが大切です。安くても使い勝手の悪いパソコンは、 よい買い物をしたとはいえないでしょう。
価格の安いノートブックを購入するときに注意しておきたいポイントなどをまとめましたので、購入前に確認しておきましょう。満足のできるノートブック 購入の役に立つはずです。
目 次
価格を抑える必要があるため高性能なものは選べないのですが、価格だけに注目してしまうと、使いにくいパソコンになってしまうお それがあります。安いノートブックを選ぶときに、注目しておきたいCPU、メモリ、ストレージについて解説します。
CPUはパソコンの性能を大きくするパーツのため、できるだけ性能のよいものを選びたいところです。ただ、CPUは高価なパーツのため、パソコンの価格が高くなって しまいます。予算の範囲内でもっとも性能の高いCPUを選びましょう。
書類作成しかしないなど、パソコンに高い性能を求めない用途に限られているのであれば、Pentium や Celeron といったエントリーグレードのCPUもよいでしょう。 ただし、そのほかの用途に使用したとき、性能不足を感じるかもしれません。
パソコンのメモリはデータを一時的に保管する役割を担っており、ストレージよりも高速にデータへアクセスできるのが特徴です。そのため、メモリが多ければ 多いほどデータへのアクセスの待ち時間を軽減でき、快適にパソコンを使用できるようになります。
メモリ容量の目安は8GB以上です。Windows 11 であれば4GB以上あれば動作はしますが、必要最低限の容量のためおすすめはできません。パソコンで何らかの作業をする のであれば、8GB以上を目安にしてください
メモリが一時的にデータを保管するのとは違い、ストレージは長期間にわたってデータを保管する役割があります。Windows やソフト、画像や書類などの データがストレージに保管されます。
メモリと比べるとストレージは、データへのアクセスに時間がかかります。そのため少しでもデータへ速くできるSSDを選びましょう。HDDと比べて高価ですが、 アクセス速度が圧倒的に速くなるため、予算的に容量が少なくなってもSSDがおすすめです。
価格の安いノートブックの場合、あまり幅広い使い方に対応させるのは難しいです。どこに性能を集中させるのかポイントを絞る必要があります。 ノートブックを購入するにあたって、まずは用途をはっきりとさせましょう。
在宅で仕事をするためにパソコンが必要であれば、軽量、コンパクトといった持ち運びに適したノートブックでなくてもよいでしょう。
軽量なノートブックは少しでも軽くするために、さまざまな工夫をしています。それだけ価格が高くなります。コンパクトなノートブックは、それだけ ディスプレイが小さいため見にくくなります。在宅ワーカーが快適に作業をするのであれば、重量もサイズも気にせず、使いやすいノートブックを選びましょう。
場所を1箇所に限定せず、そのときどきで働く場所を変えるノマドワーカーであれば、持ち運びやすさが最優先されます。状況によっては移動中に作業する こともあるでしょう。そういったさまざまな状況で対応するには、2-in-1 PCというタブレットとしても、ノートブックとしても使えるパソコンがおすすめです。
タブレットとしても操作できるためキーボードが広げられない状況でも、タッチパネルで入力、操作が行えます。しかも2-in-1 PCは重量が軽いため、常にバッグへ入れて持ち運ぶような使い方もできます。フットワークが軽く、いろいろな場所で働きたい人は検討してください。
どんなに大きく、重いノートブックでも、持ち運ぼうと思えば持ち運ぶことはできます。しかし、毎日のように持ち運ぶとなると話は別です。数百グラムの重量の 違いは小さなストレスとなり、日々蓄積されていきます。ノートブックを持ち運びたくないあまり、業務そのものがイヤになってしまうこともあるでしょう。
少しでも持ち運びのストレスを軽減するには、少しでも軽量なノートブックが必要です。ノートブックを選ぶときは、スペック表の重量を必ずチェックしましょう。
価格の安いノートブックだと、ゲームプレイにはあまり適していません。大きな理由は最新ゲームをパソコンで動作させるには、高い性能が必要になるためです。
パソコンでゲームを遊ぶ場合に重要なのがGPUで、安物だと数千円からありますが高いものだと数十万円もします。最新のゲームを楽しみたいのであれば、 ノートブックの購入予算を大幅に増やす必要があるでしょう。
ただし、安いノートブックで遊べないのは、あくまでも最新のゲームです。カジュアルゲームやレトロゲームなど、高い性能が必要ないゲームであれば問題ありません。 仕事の息抜きにゲームで遊んでみるのもよいでしょう。
動画編集は高い性能を求められることもあって、価格の安いノートブックにはあまり向いていません。ただし、簡単な編集であれば問題なくできるため、 メモリを多めに搭載するのがおすすめです。
もし、こだわった編集をしたいのであれば、ノートブックではなく、デスクトップパソコンを検討するのもよいでしょう。デスクトップパソコンは設置スペースが 必要になりますが、同じ価格であればノートブックよりも高性能なパソコンを選べます。
ノートブックは価格が安いからよくない、ということはありません。しっかりと用途に合わせて適切なノートブックを選べば、価格に関係なく満足できるノートブックを手に入れられます。 価格の安いノートブックを購入するときに、注意しておきたい点を解説します。
中古で販売されているノートブックは当然ですが、新品のノートブックよりも安く購入できます。購入予算に余裕がない場合、中古のノートブックの価格は魅力的 に見えるかもしれません。しかし、中古のノートブックを購入するのは避けましょう。
中古のノートブックはすでに何年も使用されており、購入時は問題がなくても、いずれ何らかの問題が生じるおそれがあるのです。トラブルの対処ができないのであれば、 メーカー保証のある新品のノートブックを購入しましょう。
ノートブックによっては、最初から Microsoft Office を搭載しているものがあります。そのため、ほかのノートブックよりも数万円ほど価格が高くなってしまうのですが、あとから購入する場合と比べると価格が少しお得に なっています。書類作成などで Microsoft Office が必要なのであれば、最初から搭載されているノートブックがおすすめです。
予算的に Microsoft Office 搭載のノートブックが購入できない場合は、月額課金タイプの Microsoft 365 を選ぶ方法もあります。
新しい Windows である Windows 11 が登場してからまだ間もないためか、販売店では Windows 10 のノートブックがまだ売られています。しかしこれは、どうしても Windows 10 の ノートブックがほしい人のためのものです。特に理由がなければ、Windows 11 のノートブックを選びましょう。
最初から Windows 11 が動作することが保証されている安心感もありますが、そもそも Windows 10 はいずれサポートが終了する Windows です。サポートが切れるときに あわてて Windows 11 へアップグレードするよりは、最初から Windows 11 のほうが手間がかかりません。
ノートブックを選ぶうえで重要になるのが、ディスプレイのサイズです。ディスプレイは大きければ大きいほど画面が見やすいため作業がしやすくなるのですが、 その代わりノートブックそのもののサイズが大きくなるため、持ち運びはしにくくなります。
ノートブックのディスプレイのサイズは、持ち運ぶ頻度を考えて選びましょう。ほとんど持ち運ばないのであれば15インチ以上が、頻繁に持ち運ぶのであれば13.3 インチ以下が目安になります。
安く購入するという目的があるので、無駄のないようによくスペック表を比較、検討しましょう。予算にぴったりだからと、やたら安いノートブック を選ぶと失敗しやすいので注意してください。ノートブックを購入するときにチェックしておきたい、CPUやメモリなどのスペックを紹介します。
ノートブックを購入するときは、もっとも重要なパーツである CPU について、しっかり押さえておきましょう。CPU の2大メーカーとしてインテルと AMD があり、それぞれがパソコン 用の CPU を開発しています。ちなみにユーザー目線では、どちらの CPU を使っても使い心地に大差はありません。
CPU を選ぶうえで注意が必要なのは、インテルと AMD で CPU の名称が異なることです。ただし、グレードごとに次のように、CPU の名称の番号で一致しています。
インテル | AMD | |
---|---|---|
ハイグレード | Core i9 Core i7 |
Ryzen 9 Ryzen 7 |
ミドルグレード | Core i5 Core i3 |
Ryzen 5 Ryzen 3 |
エントリーグレード | Pentium Celeron |
Athlon AMD 3020e |
ミドルグレード以上は、CPUの名称を見ればどれくらいの性能があるのかを判断できます。
パソコンのメモリは多ければ多いほど操作が快適になりますが、その代わり価格が高くなります。またパソコンによっては、搭載できるメモリ容量に上限があるため、 際限なく搭載できるわけではありません。
メモリの容量は基本的に4GB、8GB、16GBと倍のサイズで増やすことが可能です。厳密には倍でないこともありますが、一般的なパソコンはこの容量です。
価格を節約したくてもパソコンとしての使い勝手が悪くなっては意味がありません。多すぎてもメモリが無駄になってしまいますが、メモリが足らないよりよいでしょう。
ストレージにはSSDとハードディスク(HDD)の2種類があります。SSDは半導体に電気的に記録しており、データのアクセスが非常に速いのが特徴です。ただし価格が高く、 大容量のSSDはかなり高価です。HDDは金属のディスクに磁気で記録する方式で、大容量の割に価格が安いのが特徴です。データへのアクセスが遅いほか、衝撃などで故障する ことがあります。
容量は多いほうがよいのですが、SSDの場合はパソコンの価格がかなり高くなることに注意しましょう。容量が少なくても、外付けのストレージを追加することもできます。
ノートブックを購入するときは、ディスプレイのサイズと解像度を必ずチェックしましょう。ディスプレイのサイズは見やすさ、持ち運びやすさに影響するため、 どういった用途で使用するのかをはっきりさせて、よく検討したうえで選びましょう。
また、ディスプレイの解像度も重要な部分です。解像度はディスプレイにどれだけの点(ドット)を表示できるかを示す値で、解像度が高ければ高いほど鮮明に画像を表示できます。
一般的な解像度は次のとおりです。いまの主流はフルHDです。
WXGA:1366×768ピクセル
フルHD(FHD):1920×1080ピクセル
4K:3840×2160ピクセル
ノートブックを頻繁に持ち運ぶ予定があるのなら、重量はとても重要です。ノートブックを持ち運ぶことそのものがストレスにならないよう、できるだけ軽量なものを探しましょう。 持ち運ぶノートブックの重量は1.5kgが目安といわれています。持ち運びやすさを重視したノートブックであれば、この重量をクリアしているものが多いです。
ただし、重さの感じ方は人それぞれなので、1.5kg分の本などをバッグに入れて、実際の重さを感じておきましょう。負担を感じる場合は、もっと軽量なものを探しましょう。 このとき、ディスプレイのサイズをもう1段階下げてみるのもおすすめです。
持ち運びと大きく関係するのがバッテリーの持続時間です。ノートブックを持って外出する機会が多い場合は、できるだけ長時間使い続けられるバッテリーを搭載している 必要があります。もし、バッテリーの持続時間が短ければ、バッテリー切れに備えて電源ケーブルも一緒に持ち運ばなくてはなりません。これでは軽量なノートブックを選んだ 意味がなくなってしまいます。
持ち運ぶ機会が多い人であれば、バッテリーの持続時間は8時間以上あればよいでしょう。1日中外出することもある人なら、10時間を超えるノートブックがおすすめです。
単に安いだけのノートブックを購入するのは、おすすめできません。どうして価格が安いのかを推測し、自分の用途に問題ないと判断してから 購入してください。そのために、ノートブックの価格を抑えるポイントを把握しておきましょう。
書類作成が中心であれば、高性能なノートブックは必要ありません。Microsoft Office が動作するだけの性能があればよいのですから、Celeron や Pentium などエントリーグレードの CPU でも大丈夫です。ただあまり性能の高くないノートブックにして しまうと、そのほかの用途で使いにくくなったり、Microsoft Office のバージョンアップで性能が不足したりするおそれがあります。
価格と性能のバランスをとるのであれば、Core i3 がおすすめです。決して高性能ではありませんが、書類作成に限らずさまざまな用途に対応できるだけの性能は持っています。書類作成中心でも、少し幅広く対応でき る CPU にしましょう。
パソコンのメモリは多ければ多いほどよいとされていますが、メモリを大容量にするとそれだけ価格の高いパソコンになってしまいます。さまざまな作業に対応できるメモリ 容量は16GBで、これだけあれば複数のソフトを同時に立ち上げても問題なく動作します。ノートブックの価格を抑えるのであれば、少し節約して8GBがよいでしょう。
8GBのメモリはパソコンによほど負荷のかかる作業をしなければ、問題なく対応できる容量です。ただし、メモリは相場の変動を受けて価格が変わることがあります。もしメモリ の価格が下がっていたら、16GBを検討してみましょう。
「ノートブックは軽くて持ち運びやすいものがよい」というのは常識のようでいてそうではありません。省スペースもノートブックの大きなメリットで、外へ持ち出すこと なく自宅だけ使用されるものも少なくないのです。こういった場合、ノートブックには持ち運べるほどのコンパクトさや軽さ、バッテリーの持続時間は必要ありません。 むしろ軽量などの要素は価格が高くなる要因になるため、まったく気にしないほうがよいでしょう。
持ち運ばないノートブックと割り切って、使いやすさや価格、性能にだけ注目することをおすすめします。
クロームブックとは OS が Windows ではなく、Google の Chrome OS を使用しているノートブックのことをいいます。性能が低くても動作するため、価格が安いのがポイントです。ソフトなども Google が提供するドキュメントや スプレッドシートを使用するため、ソフト代は無料です。データは Google ドライブへ保存されるため、もしクロームブックが故障したとしてもデータが消えることもありません。
インターネット環境に常に接続している必要があるなどの条件はありますが、価格の安いノートブックを探している人にはぴったりです。
レノボのオンライン通販で購入できる、価格の安いノートブックを紹介します。どれも高い性能を持ちながら価格が安く、お得にノートブックを買いたい人におすすめです。 5つのノートブックを選びましたので、ぜひチェックしてください。
外出が多く、そのたびにノートブックを持ち歩く人におすすめなのが ThinkBook 13x Gen 2 です。大きな特徴は軽さとサイズ。重量が約1.2kgと非常に軽量なため持ち運ぶときの ストレスが少ないだけでなく、サイズも約296×209mmとほぼA4判(297×210mm)と同じなため、ビジネスバッグであれば問題なく収納できます。しかも、バッテリー駆動時間は 最大約19.2時間と、丸一日ノートブックに向かうことが可能です。ビジネスでノートブックを使う人のための一台といってよいでしょう。
手ごろな価格ながらCPUは Core i5 または Core i7 と高性能なため、ビジネス用途だけでなく、はじめてのパソコンとしてもおすすめです。
ディスプレイのサイズが14型、重量が約1.46kgとギリギリ持ち運びしやすいノートブックが IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型 です。
快適にパソコンを長時間使おうとすると、どうしてもディスプレイのサイズが気になります。小さいと文字の入力は問題なくても、Excelなどの表計算ソフトはディスプレイが 小さいと文字などが見にくくて、長時間の作業に支障が出てしまうのです。しかし、ディスプレイが大きいと持ち運ぶのにひと苦労です。14型は持ち運びと使いやすさの両方の バランスをとったサイズといえるでしょう。
IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型 は、外出先でも快適な作業ができる一台なのです。
Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook
Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook は、13.3型ディスプレイを備えた2-in-1 PCのクロームブックです。クロームブックなのでドキュメントやスプレッドシートといった 書類作成まわりのソフトは、最初から用意されていて費用がかかりません。また作成したデータは自動でインターネットのサーバーに保存されるため、ストレージを圧迫しないの も特徴です。必ずしも Windows を使う必要がない人には、クロームブックはおすすめの選択肢です。
コンパクトなノートブックとして使うのはもちろん、キーボードを取り外してタブレットとして使うこともできます。さまざまなシチュエーションに対応できる、フットワークの軽い 人向けの一台です。
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