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パソコン本体の排気口にたまったほこりを見て、内部の汚れが気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?もし 1年以上掃除していないのであれば、かなり汚れがたまった状態かもしれません。
このまま放置すると本体が異常に熱くなったりエラー表示が出たりなど、不具合が発生する場合もあります。これらを防ぐためには定期的なパソコンのクリーニングが必要です。
そこで今回は、パソコンが汚れてしまう原因とクリーニング方法をライターの南波が解説します。内部データのクリーンアップ方法や重要性についても掲載しているので、ぜひご覧ください。
目 次
パソコンが汚れてしまう理由の多くは、内部の熱を逃がすための冷却システムにあります。一般的なパソコンでは冷却に空気を利用しており、外部の空気を常に取り込んでいるのです。その際に、どうしてもほこりなどのゴミを吸ってしまいます。 パソコンを使用すればするほど、汚れがどんどんたまっていき、その性能は低下。そしてそのまま放置すると各パーツに影響を与え、不具合が発生してしまうでしょう。つまり、定期的に掃除することが大切だといえます。
こちらではトラブルの事例を4つ紹介します。どれも汚れの放置がきっかけで、引き起こされるトラブルです。自身のパソコンがこれらの症状に当てはまるなら、早めに掃除することをおすすめします。 トラブルを防ぐためには、少なくとも年に一度は掃除しておきたいところ。スケジュールを決め通知を設定しておくと、メンテナンス時期を忘れずに済みます。それでは4つの事例をご覧ください。
メンテナンス不足だと、パソコン本体の冷却性能が低下し、本体は熱くなります。特に重い処理をしているときに起きるでしょう。また高スペックのパソコンは発熱量が多く、薄型のノートブックは放熱しにくいので、どちらも高温になりがちです。ほとんどは空気の通り道にあるほこりが原因。もしくはファンの不具合が挙げられます。
ノートブックだと直接触れるのですぐ発熱に気付きますが、デスクトップパソコンは本体に触ることがないため、注意が必要です。
ひどい状態だと、高温により保護機能が働いて電源が落ちます。もしくは性能をわざと下げることにより発熱を抑える機能もあるので、使い勝手が悪くなるでしょう。
パソコン内部にゴミがたまると、異音発生の原因になりえます。普段聞き慣れない音が聞こえたり、もしくは作動音が大きくなったりと、症状はさまざまです。これらのほとんどは、ファンなどの回転パーツに、ゴミやほこりが堆積した結果といえます。
ファンもひとつとは限りません。パソコンによっては CPU、GPU、電源など、パーツごとに取り付けられています。これらの回転バランスが崩れたり、髪の毛が巻き付いたりすると異音が発生。ひどいときは動かなくなるでしょう。
パソコン作動中、もしくは起動時に「ファンエラー (Fan Error)」という警告が表示されることもあります。この場合、汚れの堆積によってファンが故障したか、回転数が足りていないのかもしれません。まずはファンを掃除してみる必要があります。
このエラーが表示された場合、パソコンの使用をできるだけ控えてください。使用し続けると、本体が高温になり電源が落ちる可能性があります。データを失うリスクもあるので、速やかに掃除するか、修理に出すことが賢明な対処法です。
電子製品にとってほこりは、さまざまなトラブルの原因となります。いきなり電源が落ちるのも、ほこりによる不具合のひとつです。その要因としては、冷却不足による高温が挙げられます。また、電子回路内でショート (通電) することもあるでしょう。
つまりメンテナンス不足は、冷却性能を低下させるだけでなく、パソコンの電子回路にも悪影響を与えるということです。特に湿度が高い季節は注意してください。ほこりが湿気を含んでしまい、不具合を引き起こす可能性が一段と高くなります。
こちらでは具体的な掃除方法、掃除道具について紹介します。実際に始める前に、以下の工程を行いましょう。 ・電源を落とす
・電源ケーブルを外す
・バックアップを取っておく
パソコンは電子製品であるため、掃除にもある程度のリスクが伴います。通電を防ぐためにもまずは電源を切り、静電気に注意しながら作業することが大切です。
パソコンの掃除を始める前に、いくつかの道具を準備しておきます。必ず必要になるものと、あると便利なものは以下のとおりです。
・ドライバー
主にパソコンのカバーを外すときに使用します。プラスもしくはマイナスを確認して、ネジの大きさに合うドライバーを用意しましょう。
・ブロアーまたはエアダスター
たまったほこりやゴミを吹き飛ばすために使用します。スプレー缶タイプでも十分で、常備しておくと何かと便利なアイテムです。
・掃除機
吹き飛ばしたゴミを吸い取ったり、パソコン外側のほこりを取り除いたりする際に使用します。なるべく吸引力が弱いものが理想的です (パーツを吸い込んでしまう可能性があるため) 。
・ピンセット
ブロアーでは吹き飛ばせなかったゴミを取り除くのに使用します。静電気を避けるためにも、プラスチック製や竹製を用意しましょう。もし基板などに触れてしまっても安心です。
・マイクロファイバークロス、またはウェットティッシュ
パソコン本体の外側と内側を拭くときに使用します。布やタオルなどはキズが入るので使用しません。手垢などの汚れがひどい箇所にはエタノールが含まれたウェットティッシュが効果的です。
・ハケ (静電気防止タイプ)
隙間や角に密集しているゴミやほこりを取り除きます。静電気防止タイプを用意しましょう。
・静電気防止手袋
自分の体にたまった静電気をパソコンに伝えないために使用します。作業しやすいサイズを選ぶことが大切です。
スプレー缶のエアダスターは強い風圧でほこりを吹き飛ばしてくれる便利な道具ですが、可燃性のガスを使用しているものがあるため、使用にあたっては注意が必要です。
まず、エアダスターを使用するときは、電源を切りましょう。そして室内の通気がよくなるように、窓を開けたり、扇風機を動かしたりしてください。また、静電気で引火することもあるため、服装なども気をつけましょう。
使用を終えたあともガスが滞留しているおそれがあるため、電源をすぐに入れず、数分ほど時間を空けてください。
デスクトップパソコンと比べてノートブックは、さまざまな機械が狭い空間にぎっしりと詰め込まれています。そのため、分解するのは非常に困難です。無理して分解したとしても、もとに戻せないことも考えられます。ノートブックの掃除をするときは、簡単に外れるものだけにとどめておきましょう。
メモリやストレージを交換するためのフタがあるノートブックであれば、フタを外して軽くほこりを払いましょう。それ以上の分解は、故障の原因にもなるため控えてください。また、あまりにも奥に入り込んでしまったほこりやチリなども、部品を傷つけてしまうおそれがあるため、無理に取らないほうがよいでしょう。
基本的に分解せずに済むキーボード回り、吸気口、天板などの汚れを落とせば十分です。
静電気は精密機器に深刻なダメージを与えるおそれがあります。また、エアダスターの可燃ガスに静電気の火花が引火することも考えられます。パソコンの清掃をするときは、必ず静電気を除去してから行ってください。
体にたまっている静電気を除去するには、手洗いが有効です。手が乾燥していると静電気をためてしまいやすいため、手洗いをして手に適度な潤いを与えて静電気をたまりにくくします。また地面などに手を触れて、体にたまった静電気を逃がすのもよいでしょう。
そのほかにもさまざまな静電気の対策グッズがあります。腕に巻くだけで静電気を除去できるものや、触れると静電気を逃がすシート、静電気を逃がすキーホルダーなどが売られています。
パソコン本体の掃除は外部から始めていきます。手順と掃除のポイントは以下のとおりです。
1. ブロアーもしくはエアダスターでほこりを飛ばす
ディスプレイ、キーボード周辺、ファン排気口、接続ポートなど、パソコン全体のほこりを吹き飛ばします。ゴミやほこりが集中している隙間はハケを使いながら掃除しましょう。ファン排気口は、掃除機とハケを組み合わせると効率的に取り除けます。
2. マイクロファイバークロスやウェットィッシュで全体を拭く
次に本体の外側全体を拭きあげていきます。落ちにくい汚れにはエタノールが含まれたウェットティッシュが最適です。
※外側掃除のポイント
アルカリ性や酸性の洗剤は本体表面を傷める可能性があるため、使わないようにしましょう。また、水で濡らした布は通電のリスクがあるため、使用する場合は注意が必要です。
パソコン内部の掃除はハードルが上がります。パソコンが故障するリスクもあるので、外部よりも慎重に行いましょう。
1. おおまかなほこりを取り除く
ドライバーを使用して底面パネルを取り外します。次に掃除機でおおまかなほこりを取り除きましょう。そのとき基板周辺に掃除機をあてないよう注意してください。パソコン内部には繊細な部品が多いので、丁寧に行うことが大切です。
2. 細かい部分を掃除する
角やすみにたまったほこりは、ハケやピンセットを使用します。掃き出したほこりは掃除機で慎重に吸い取りましょう。内壁やハードディスクのカバーは、ウェットティッシュを使用してきれいにします。
※内部掃除のポイント
内部には基板などの重要なパーツがあるため、静電気には細心の注意が必要です。作業時は静電気防止手袋の着用を推奨します。道具も除電タイプを使用し、静電気対策を行うことが重要です。
基板掃除のポイントは、とにかく触れないことです。そのためにエアダスターを使用します。念のためここでも、静電気防止手袋を使用しましょう。どうしても素手で行う場合は、壁や地面に触れるなどして、体にたまった静電気を逃がしておいてください。
最後に、エアダスターで飛ばしたほこりを掃除機で取り除きます。そのときも掃除機のノズルが周りのパーツに当たらないよう注意が必要です。吸引力は弱設定で行うことを推奨します。もしくは、ハンディークリーナーなどの卓上タイプを使用しましょう。
キーボードは長く使い続けるうちに、キーに汚れがついたり、キーの隙間にほこりや汚れが入り込んだりしていきます。キーボードが汚れてもパソコンの性能を落とすことはありませんが、決して見た目はよくありません。目立つ部分なので、しっかりと掃除をしましょう。
まずはやわらかい布でキーボード表面の汚れを拭き取り、エアダスターでキーのあいだに入り込んだ汚れを吹き飛ばしましょう。スライム状の吸着力のあるグッズで、奥に入り込んだゴミを取ることもできます。
さらに奥に入り込んだゴミは、キーを取り外して掃除することもできます。ただし、キーボードはキーを取り外せるタイプと、取り外せないタイプがあります。ノートブックのキーボードはキーを取り外せないので注意してください。
ほこりがつくだけでなく、飲んでいたコーヒーが飛び散るなど、モニターは意外と汚れています。ときどき掃除をして、きれいな見た目を取り戻しましょう。
モニターの表面を掃除するときは、アルコールや薬剤を含んだものを使用しないでください。アルコールティッシュや化学ぞうきんは、モニターの表面を傷めてしまうおそれがあります。
乾いたやわらかい布でモニターの表面を拭き、ほこりや汚れを拭き取ります。あまり力を入れるとモニターを壊すおそれがあるため、軽い力で拭いてください。それでも落ちない汚れは水でうすめた中性洗剤を使って水拭きし、最後に乾いた布で拭き取ります。専用の商品もあるので、そういったものを使ってもよいでしょう。
パソコンを汚さないためには、日ごろから気をつけて使うことが大切です。そうすれば掃除をするときも軽い汚れを拭き取るだけで済み、簡単に掃除を終わらせられます。パソコンの美しさを保つ方法を紹介します。
定期的な清掃は、パソコンの美しさを保つのにもっとも有効な方法です。汚れてもそのまま放置していると、やがて頑固な汚れになり、いざ掃除しようとしてもなかなか落とせなくなってしまいます。月に1回はほこりを拭うだけでもパソコンの掃除を行い、汚れが蓄積しないようにしましょう。
あわせて飲み物などのハネも、ついたらすぐに拭き取るようにしてください。時間が経つと水分が蒸発して、頑固な汚れになってしまいます。くしゃみをしたときの唾液も同様です。
喫煙の習慣のある人は、パソコンの近くで吸わないようにしましょう。パソコンから離れたところを喫煙所にして、パソコンがヤニで汚れないようにしてください。タバコのヤニ汚れは頑固で、洗剤などを使ってこすらないときれいに落とせません。
さらにタバコのヤニはほこりにつくと、固くなってエアダスターなどで吹き飛ばせなくなります。そういう状態になったら洗剤と布でこすり落とす必要があり、かなり手間がかかります。
部屋のすみはほこりがたまりやすいため、そういった場所にパソコンを設置すると大量のほこりを吸い込む原因になります。特にタワー型のデスクトップパソコンは、サイズが大きいこともあって、壁際に設置してしまいがちです。長くそのまま放置すると、ほこりまみれになってしまうかもしれません。
モニターの裏の裏側もほこりの多い場所なので注意しましょう。また、取り出しにくい場所に設置すると、掃除をするたびに取り出す手間がかかって放置されがちです。
パソコン内部のクリーンアップについて紹介します。ここでいうクリーンアップとは、古いデータやファイルなど、不要になったデータを削除することです。 外部だけでなくデータという内部にも目を向けることで、パソコンの動作が軽くなり快適に使用できます。多くの方が忘れがちなデータクリーンアップの重要性を紹介します。
パソコンを使用していくと、徐々に不要なデータがたまっていきます。その多くはドキュメントファイルや使わなくなったソフトのデータなどです。これらを定期的に削除しておくことで、ストレージ容量が圧迫するのを防ぎます。古いデータや使わなくなったデータは削除しておきましょう。
電子メールの蓄積もパソコンが重くなる要因のひとつです。受信メールを定期的に削除していない方は、一度整理することをおすすめします。
削除するときは送信者などでフィルタをかけて絞り込むと効率的です。広告メールや迷惑メールは一括削除します。重要なメールにピンやフラグを立てておくと、重要でないメールと差別化ができて整理もスムーズです。
パソコンは Web サイトをすばやく開くために「キャッシュ」というデータを自動保存する機能があります。キャッシュとは過去に閲覧した Web サイト情報のことで、これがたまるとパソコンに負荷がかかって動作が重くなるのです。Windows 10 のキャッシュ消去は、以下の手順より行えます。
1. 画面下の検索ボックスに「ディスククリーンアップ」と入力してアプリを起動する
2. 削除したいドライブを選択する (多くの場合は C ドライブ)
3. [インターネット一時ファイル] にチェックを入れる
4. [OK] をクリックする
不要なデータ削除には「PC クリーナー」というソフトがおすすめです。一時ファイルやキャッシュの削除を行ってくれるため、パソコン内部のクリーンアップが楽になります。
自分で行うと間違ったファイルを削除してしまうリスクを伴いますが、PC クリーナーではその心配がありません。実績のある PC クリーナーなら個人では難しい「データの完全削除」ができるため、セキュリティ面を強化できるでしょう。
※注意:PC クリーナーソフトの一部では、詐欺ソフトやマルウェアとみなされるものがあります。インストールする前にソフトの評価やレビューをチェックして、自己責任の範囲内で利用するようにお願いします。
パソコンのクリーニングは掃除だけでなく、内部の不要なデータも定期的に削除しましょう。見た目もきれいで内部の状態もよければ、気持ちよくパソコンを使い続けることができます。 しかし長年使い続けていると、落としきれない汚れが積み重なっていきます。やがてさまざまなパーツが汚れの影響を受けて、購入したときのような働きができなくなるでしょう。落としきれない汚れが増えてきたら、そろそろ買い替えるときになっているかもしれません。新しいパソコンをチェックしてみましょう。いまのパソコンを購入したときよりも高性能なものが、意外と安く売られていることもあります。
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