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レノボ、AI時代のITモダナイゼーションを加速する、新しいデータストレージソリューションを発表
レノボは、「ThinkSystem」および「ThinkAgile」の新モデル21製品で、AIストレージポートフォリオを拡充
レノボのハイブリッドAIプラットフォーム用に新たに登場したAIスターターキットおよび業界初の液体冷却式ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)アプライアンスが、従来のデータオペレーションをAIワークロード向けに変革させる
アップグレードされたストレージとHCIソリューションが、より高いパフォーマンスと効率性で、より迅速なAIインサイトを実現します
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社(本社 東京都千代田区、代表取締役社長張 磊(チョウ ライ)、以下レノボ)は本日、同社史上最大規模のストレージ製品ラインナップを刷新し、優れた効率性、パフォーマンス、拡張性によりAI時代に対応したエンタープライズITを実現する新しいデータストレージソリューションを発表しました。AI向けに最適化された包括的なポートフォリオには、ストレージ、ソフトウェアデファインドストレージ(SDI)、革新的なAI技術や仮想化技術が含まれ、進化するデータオペレーションへの柔軟な対応を可能にします。これらのソリューションにより、企業は実績あるレノボのThinkSystemおよびThinkAgileインフラストラクチャの次世代バージョンを基盤として、AIワークロードやデータモダナイゼーションワークロードを簡単、大規模、かつ確実に展開し、データを活用しながらリアルタイムな意思決定を下すことができます。
ビジネスリーダーがAI投資からの具体的なリターンを追求する中、レノボの委託で実施されたIDCによるグローバル調査によると、AI導入の成功要因としてCIO(最高情報責任者)が最も重視する要素はデータ主権、コンプライアンス、可用性である一方、最大の課題と認識している要素はデータ品質、ITコスト、既存システムとの統合であることが分かりました。このたび発表したポートフォリオは、現代のデータセンターの進化するニーズに応える革新的なストレージソリューションを提供し、企業がデータから最大の価値を引き出せるよう支援するという、レノボの継続的なコミットメントを反映しています。
エンタープライズAI、仮想化、サステナビリティに向けたソリューション
新しいポートフォリオは、「ThinkSystem」および「ThinkAgile」モデル21製品に及びます。これらのソリューションは、企業がAIの活用を加速し、従業員の生産性を向上させ、価値を最大化するために必要とされる高速計算能力と効率性を重視して設計されており、エンタープライズAI、仮想化、サステナビリティを実現させます。主なイノベーションとしては、ターンキー型のAIスターターキット、業界初の液体冷却式HCIアプライアンス、コンバージドハイブリッドクラウドおよび仮想化ソリューションが含まれます。データストレージソリューションは、容易な導入、高速推論、ワークロードの統合、および総所有コスト(TCO)の低減を実現する以下の機能を提供します。
Lenovo ThinkAgile SDI V4シリーズ は、ITインフラストラクチャを簡素化するフルスタックのターンキーソリューションで、データ駆動型推論のための計算を加速し、AI LLM(大規模言語モデル)推論までの時間を短縮します。
新たなLenovo ThinkSystemストレージは、電力消費量を削減しながら1>パフォーマンスを最大3倍向上し、10K HDDを搭載した従来のデバイスと比較すると、最大97%の電力削減と99%の密度向上を実現し、データセンターの専有面積を小さくでき、TCOを低減できます2。
新しいLenovo ThinkAgileおよびThinkSystemハイブリッドクラウド/仮想化ソリューションは、演算能力とストレージ能力を個別に柔軟かつ効率的に調整できるので、ソフトウェアライセンスコストを最大40%削減し、ビジネス価値を最大化できます3。
Lenovo Neptune™液体冷却システムを搭載した新たなLenovo ThinkAgile HXシリーズGPT-in-a-Boxソリューションは、業界初の液体冷却HCIアプライアンスを活用して、エッジからクラウドまでの分散型アプリケーション全体でAIを概念から成功へと導くターンキーのAI推論を提供します。前世代と比較してエネルギー消費を最大25%削減し、ROIの向上とデータ主導のブレークスルーを達成できます4。
ハイブリッドAIプラットフォーム向けの新しいAIスターターキットは、エンタープライズグレードの推論とRAG(検索拡張生成)ワークフローに対して、検証済みで柔軟かつ簡単な導入を実現します。
-スケーラブルかつ事前検証済みのインフラストラクチャでエンタープライズAIの導入を加速
AIが台頭し、従来のワークロードと最新のワークロードの両方に対応することが課題となる中、ITへの取り組み方を再考する企業が増えています。取り組み方を見直す中で、企業は、拡張性、効率性、柔軟性を高めるために、コンピューティング、ストレージ、ネットワークをニーズの変化に適応できるオンデマンドかつ共有可能なリソースに転換し、分離されたインフラストラクチャモデルに移行しています。
レノボのハイブリッドAIプラットフォーム向けAIスターターキットは、エンタープライズAIの導入を簡素化し、加速するために設計された、事前構成済みのインフラソリューションです。コンピューティング、ストレージ、GPU、ネットワークから成る検証済みの構成は、組織のニーズに合わせて拡張できるように設計されています。AIスターターキットで構成された新しいThinkSystemシリーズのストレージは、ファイル、ブロック、オブジェクトストレージが統合されており、データのサイロ化が解消されるほか、高性能SSDフラッシュテクノロジーの活用により、インサイトを得るまでの時間を短縮できます。加えて、AIスターターキットにはAIを活用した新しい自律型ランサムウェア保護機能やデータ保護をさらに強化する暗号化機能、透過的なフェイルオーバーでソリューションのアップタイムを最大化する同期レプリケーション機能が備わっています。
-次世代のエンタープライズAIとデータのモダナイゼーションを推進
企業内のデータソースの計算処理能力を加速することは、ビジネスの成功に不可欠であり、現在のインフラストラクチャは、このニーズに対応するために進化する必要があります。また、エンタープライズAIプロジェクトにおいて、モデルのトレーニング、推論、RAGのペースと規模に対応するには、高性能なストレージシステムが不可欠です。
Lenovo ThinkAgile SDI V4シリーズと新しいLenovo ThinkSystemストレージは、AIを導入する企業向けに、フルスタックですぐに使えるAI対応インフラストラクチャを提供すると同時に、LLMワークロード向けのより高速な推論パフォーマンスを実現します。これらのソリューションは、データベース、ERP、CRMから仮想化、ハイブリッドクラウド、バックアップ、アーカイブまで、エンタープライズAIとデータモダナイゼーション特有の幅広いワークロードに対応するよう特別に設計されています。AIの主なユースケースには、AI推論、RAG、およびAIモデルのファインチューニングが含まれます。
AIの活用と仮想化の最適化を両立するには、ストレージインフラストラクチャを大幅に進化させ、データ処理の高速化、コストの最適化、およびデータ資産を保護する必要があります。レノボの新しいコンバージド型ハイブリッドクラウドおよび仮想化ソリューションは、コンピューティング機能とストレージ機能の規模を個別に調整できる柔軟性と効率性を提供します。たとえば、新しいLenovo ThinkAgile Converged Solution for VMwareの場合、ライフサイクル管理やオペレーションの簡素化など、ThinkAgile VXシリーズのエンタープライズクラスの機能に、ThinkSystem DGシリーズのストレージが提供する堅牢なデータ管理機能を統合し、ハイブリッドストレージワークロードに対応できる柔軟な統合型クラウドプラットフォームを提供します。
-業界初の液体冷却式HCIが可能にする「GPT-in-a-Box」
レノボは、最も広範でオープンなデータストレージソリューションの提供に加え、ThinkAgile V4シリーズで業界初の液体冷却式HCIアプライアンスを提供します。これにより、高負荷なAIワークロードの処理効率が向上し、前世代比で最大25%の節電を実現します4。この新技術を活用した新しい液体冷却式Lenovo GPT-in-a-boxは、Lenovo ThinkAgile HXをプラットフォームとするフルスタックの生成AIシステムです。再現可能なソリューションを利用してすぐにAI統合を開始できるほか、電力コストを削減しながらデータ駆動型AI推論を高速化することで、より迅速なROIと場所を選ばぬイノベーションを可能にします。
-強化されたセキュリティと信頼性で、未来のAIの進化を牽引
レノボの次世代技術とサポートサービス「Lenovo Premier Enhanced Storage Support」を組み合わせたソリューションは、個々に合わせた専門知識と迅速な対応で企業のITチームをサポートし、拡張性、パフォーマンス、信頼性をもたらします。これにより自信を持ってAIを導入し、古いインフラの制約なしにイノベーションを推進できます。
レノボの次世代型ThinkSystemおよびThinkAgileソリューションは、改ざん防止スナップショットやソフトウェアベースの暗号化など、データセキュリティ機能とレジリエンス機能が統合されており、運用リスクの低減とデータ保護の強化を実現します。ThinkSystem DGとDMストレージは、AIを活用した自律型ランサムウェア保護機能を搭載し、機械学習モデルを活用して攻撃を事前に検出および軽減できるなど、サイバーレジリエンスを強化します。
レノボのデータストレージソリューションは、レノボのXClarityシステム管理ソフトウェアにも対応しているため、企業はすべてのマネージド型ストレージソリューションに包括的なセキュリティ機能を適用し、確かな管理、暗号化、コンプライアンス、通信を実現できます。
レノボは、AIに最適化した次世代の統合型ソリューションにより、あらゆる業界のお客様がデータを活用して変革を推進できるよう、技術スタックの将来性を確保しながら、迅速なシステムのモダナイズを支援します。
レノボがどのようにエンタープライズAIとストレージの未来に力をもたらしているかについての詳細は、こちらをご覧ください。
1 新しいThinkSystem DE4800Fは、ThinkSystem DE4000と比較してパフォーマンスが最大3倍高速化しています。
2 ThinkSystem DG7200は、10K HDDを搭載した従来のソリューションと比較して、最大99%の密度向上と97%の省エネを実現しています。
3 ThinkSystemにストレージのみを追加し、コアベースの追加ライセンス費用は発生しない場合のソフトウェアライセンス削減数を計算。
4 Lenovo Neptune液体冷却システムを搭載したThinkAgile HX V4を基に計算。前世代型と比較して25%の省エネを実現しています。
<レノボについて>
レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高570億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、Fortune Global 500の248位にランクされています。180市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、AI対応、AI-readyかつ最適化AIであるポケットからクラウドまでのポートフォリオ(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット)、インフラ(サーバー、ストレージ、エッジ、HPC、ソフトウェア、ソフトウェア定義型インフラストラクチャ)、ソフトウェア、ソリューション、サービスの発展を促進する世界最大のPCメーカーとしての成功を収めてきました。世界を変えるイノベーションへの継続的な投資により、レノボはあらゆる場所のすべての人にとって、より公平で信頼できるよりスマートな未来を創出します。詳しくは、 こちらでご覧いただけます。
LENOVO、THINKSYSTEM 、 THINKSTATION、NEPTUNEは、レノボの商標です。NVIDIAおよびRTXは、NVIDIA Corporation, Incの商標です。その他のすべての商標は、各所有者の財産です。©2025 Lenovo Group Limited.
<本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>
レノボ・ジャパン広報 岡本、増田
TEL: 03-6701-6020 E-mail: lenovo_pr_jp@lenovo.com
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プレスリリース
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社 広報代理
ホフマン ジャパン株式会社
担当:南出・竹房・松田・小畑
Email: LenovoISG-JP@hoffman.com