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小型のパソコンでもゲームが遊べる!小型ゲーミングPCの選択肢
小型のゲーミングPCは、ケースのサイズなどによって、いくつかの種類に分けられます。比較的大きめのものからコンパクトサイズのものまで、幅広い小型ゲーミングPCの特徴を解説します。
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ミニタワー
ミニタワーは、小型ゲーミングPCの中でも最もバランスに優れたタイプです。ミドルタワーより高さが抑えられているため、サイズの圧迫感を軽減できます。それでも内部スペースには十分なゆとりがあり、小型でも高性能グラフィックボードを搭載しやすいことが最大の特徴です。
小型とはいえ内部スペースに余裕があるため、冷却性能を確保しやすく、長時間のゲームプレイでも安定した動作を期待できます。拡張スロットや電源容量にも余裕のある構成が選べるため、小型化しつつもスペックに妥協したくないユーザーに適しています。小型でもゲーミングPCとしての性能を確保したい人にとって、最初に検討するべき選択肢と言えるでしょう。
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スリムタワー
スリムタワーは、ミニタワーより幅が薄いデスクトップパソコンで、机の上にも置きやすいコンパクトさが魅力です。ただし、ケースが薄いために、搭載できるパーツには制約があり、選べるグラフィックボードがロープロファイルというスリムタワー向けの規格に限られてしまうのはデメリットです。
電源容量も控えめなモデルが多く、ハイエンドなゲーミングPCの構成は難しいでしょう。それでも、エントリークラスのグラフィックボードなら十分に搭載可能です。多くのゲームを中〜低設定で遊ぶ程度であれば問題なく、価格も比較的抑えられます。場所をとらないパソコンで、手軽にゲームを楽しみたい人におすすめです。
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ミニPC
ミニPCは、手のひらに載せられるほどコンパクトな、超小型サイズが大きな特徴のパソコンです。パソコンの中では、最も省スペース性に優れているタイプです。本来はビジネス用途での書類作成など負荷の低い作業向けに設計されていますが、最新の高性能CPUであればインディーズゲームなどを楽しむことは可能です。ただし、本体にグラフィックボードを搭載できないため、単体ではAAAタイトルを遊ぶのには適していません。しかし、外付けGPU BOXを利用することで、グラフィックボードを搭載することが可能です。
設置スペースを極限まで減らしつつ、必要に応じてグラフィックボードの性能を利用できるのは他にはない魅力です。ただし、構成によってはコストが高く、配線や設置環境に工夫も必要です。
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ゲーミングノートブック
ゲーミングノートブックは、持ち運び可能なノートブックでありながら、高性能なモバイルGPUを搭載し、据え置き型に匹敵するパフォーマンスを発揮できるのが特徴です。基本的にノートブックなのでサイズはコンパクトで、広いスペースを必要としないのは大きな魅力です。必要に応じてプレイする場所を変更できるのも、ノートブックならではと言えます。
しかも、高リフレッシュレートのモニターを搭載しているモデルもあるため、別途モニターを購入する必要がないのもメリットです。デスクスペースが限られている人や、部屋のレイアウトを変えずにゲームを楽しみたい人にとって、ゲーミングノートブックは実用的な選択肢と言えるでしょう。
ミニタワー|ハイスペックなゲーミングPCが可能
ミニタワーは小型ゲーミングPCの中でも、特に性能面で妥協せずに済むタイプです。ミニタワーの強みや注意点、そして実際にゲームを遊ぶ際のメリットとデメリットを詳しく解説します。
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ミニタワーならハイエンドGPUが搭載可能
ミニタワー最大の魅力は、ケースサイズが小型ながらも、ハイエンドGPUのグラフィックボードを搭載できるスペースがあることです。最新のグラフィックボードは性能だけでなくサイズも大型化しており、ケースによっては搭載できないこともあります。
しかし、ミニタワーであれば多くの場合、問題なくグラフィックボードを搭載できるだけのスペースを持っています。これはミニタワーが、ミドルタワーより高さが低いものの、幅や奥行きはあまり変わらないためです。そのため、ケースのサイズを理由に、選べるグラフィックボードの選択肢が狭まることがほとんどありません。また、空気の流れを確保しやすいため、冷却性能を維持しやすいのもポイントです。
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CPU、メモリーなどハイスペックなパソコンができる
ミニタワーはグラフィックボードだけでなく、CPUやメモリー、ストレージなど他の主要パーツの自由度も高い点が優れています。高性能CPUは発熱量も多いのですが、十分なスペースのあるミニタワーであれば、高い冷却性能を保つことが可能なのです。
また、メモリースロットやSSDを導入するスロットも十分にあるため、必要に応じて容量を増設できます。ゲーム配信、動画編集など、負荷の高い用途にも対応しやすく、ゲーミングPCとしてだけでなく高性能なオールラウンド機としても活躍するでしょう。ミニタワーはサイズを抑えたくてもスペックの制限は受けたくないという、ハイエンドゲーマーの期待に応えられます。
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ミドルタワーよりは小さくてもまだ大きい
ミニタワーはミドルタワーより高さが抑えられているものの、デスクトップパソコンではあるため、小型と呼ぶにはまだサイズが大きいと感じる人も少なくないでしょう。あくまでも、高性能なグラフィックボードを搭載できるデスクトップパソコンとしては、小型サイズなのがミニタワーなのです。そのため、デスク上に設置するには、まだ圧迫感があるパソコンと言えます。実際にはデスクの下に設置することになるでしょう。
また、重量も軽くはないため、本体の移動や設置のしやすさではスリムタワーやミニPCに劣ります。ミニタワーはミドルタワーよりは小型のパソコンという立ち位置を理解した上で、購入を検討する必要があります。
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ミニタワーでゲームを遊ぶメリットとデメリット
ミニタワーでゲームを遊ぶ場合の、メリットとデメリットは次の通りです。
メリット
- 高性能なグラフィックボードを搭載しやすい
- 冷却性能が高く長時間でも安定して動作しやすい
- 拡張性が高く、高性能CPUや大容量のメモリーを搭載できる
- 高画質設定や高フレームレートを狙える
デメリット
- ミニPC、スリムタワーと比べると省スペース性が低い
- サイズや重量があり、設置場所が限定される
- 高性能なグラフィックボードのため騒音が大きい
ミニタワーは拡張性が高いため、高性能なゲーミングPCを求めている人にはおすすめです。高性能なグラフィックボードを搭載できるため、最新のAAAタイトルでも高画質・高フレームレートで遊べるでしょう。将来的なパーツの増設にも柔軟に対応できます。しかし、省スペース性を求める人には、サイズが大きく感じられるかもしれません。また、高性能なグラフィックボードを搭載すると、冷却するためにそれだけ騒音も大きくなることに注意が必要です。
スリムタワー|限られた性能でゲームを遊ぶ
スリムタワーは幅が薄く、省スペース性を重視したデスクトップパソコンです。スペースは限られているものの、ゲーミングPCを求めている 人にはぴったり です。どのようなゲーミングPCにできるのか、特徴を紹介します。
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グラボ選びに電源容量と規格が影響する
スリムタワーでゲームを遊びたい場合、最も重要なのが搭載できるグラフィックボードと、対応できる電源の容量を確認することです。スリムタワーの多くはロープロファイルという規格に対応するグラフィックボードしか対応しておらず、一般的なサイズのグラフィックボードは物理的に搭載できません。また、電源容量も300W前後と控えめなモデルが多く、消費電力の大きいグラフィックボードを搭載するには不足しています。最新のグラフィックボードを安定して動作させるには、電源容量が450~550W程度は必要とされています。
そのため、スリムタワーでは必然的にエントリークラスのグラフィックボードが中心となり、AAAのゲームを高画質設定で遊ぶのには向かない構成になることは理解しておきましょう。
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低価格で十分にゲームは楽しめる
高性能なグラフィックボードを選択できないという制約はあるものの、スリムタワーでも多くのパソコンゲームを遊ぶことが可能です。エントリークラスとはいえ、ロープロファイルのグラフィックボードはCPU内蔵のGPUよりもはるかに高性能です。そのため、高画質設定では遊べないものの、画質設定を下げれば最新作でも遊べるゲームは決して少なくありません。やや古めのゲームやオンラインゲーム、インディーズゲームであれば、ほぼ問題なく遊べるでしょう。
また、スリムタワーは本体価格が比較的抑えられているため、初めてゲーミングPCを購入する人にとっては手が出しやすいのもポイントです。
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超大作ゲームは画質を落とす必要がある
スリムタワーではロープロファイルに対応しているエントリークラスのグラフィックボードが搭載できるため、パソコンゲームを遊ぶこと自体は可能です。しかし、最新のAAAと呼ばれる超大作ゲームを高画質設定で楽しむのは難しく、安定したフレームレートを確保するにはゲームの画質設定を中~低に調整する必要があります。
また、ゲームを高精細な4Kで遊ぶことは非常に困難で、フルHDで設定を工夫しながら遊ぶことになるケースが多いでしょう。超大作ゲームをリアルな映像で存分に楽しみたい人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。それでも、パソコンで最新のゲームを遊びたい人であれば、十分に価値のある選択と言えます。
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スリムタワーでゲームを遊ぶメリットとデメリット
スリムタワーをゲーミングPCとして遊ぶメリットとデメリットには、次のものが考えられます。
メリット
- 省スペースで部屋に置きやすい
- 本体価格が比較的安価
- CPU内蔵のGPUよりも性能の高いグラフィックボードを搭載できる
- 画質設定を下げれば最新のゲームが遊べる
デメリット
- グラフィックボードがほぼエントリークラスに限られる
- 画質設定をかなり下げないと最新のゲームが遊べない
- ケースに余裕がなくて、拡張性が低い
スリムタワーは、省スペース性とコストパフォーマンスを重視する人にとって、非常に魅力的な選択肢です。エントリークラスとはいえ、グラフィックボードを搭載できるのでパソコンゲームを楽しむだけの性能があります。ただし、ケースがコンパクトで物理的な制約があるため、将来的なアップグレードがほとんど期待できない点は注意が必要です。
ミニPC|省スペースなパソコンでゲームができる
ここ数年、人気が高まっているのがミニPCです。手のひらに載るほどコンパクトでありながら、ビジネスなどの用途であれば十分な性能を備えています。このミニPCでゲームを遊ぶ時のメリットと注意点を紹介します。
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外付けGPU BOXでグラボの増設が可能
ミニPCとは手のひらに載るほどコンパクトなパソコンのことを指し、省スペース性の高さから高い支持を集めています。モデルによっては、モニターの背面に固定できるため、一体型パソコンのような使い方もできます。
ただし、ミニPCは基本的にモバイル向けのCPUを搭載しており、ハイスペックではないことに注意が必要です。それでもゲームを楽しむのであれば、モバイル向けのハイエンドCPUを搭載したモデルに、Thunderboltで外付けGPU BOX(eGPU)を接続する必要があります。これでグラフィックボードをミニPCでも利用することが可能になります。ただし、全てのミニPCがThunderboltを搭載しているとは限らないため注意して下さい。
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ミニPCでも最新のゲームで遊べる
ミニPCと言えば書類作成、Webサイトの閲覧など、軽い作業しか対応できないと思われがちですが、外付けGPU BOXを使用することでゲーミングPCにできるのは大きな魅力です。最新のAAAタイトルであっても、搭載するグラフィックボードによっては快適にプレイできるようになります。ただし、Thunderboltで接続するとPCIeスロットへの直接接続に比べてデータ転送に制約があり、それによって性能低下が起こります。そのため、搭載したグラフィックボードよりは、性能が落ちるかもしれません。
また、コンパクトがメリットのミニPCなのに、外付けGPU BOXを設置することで省スペース性が損なわれることには注意が必要です。
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コストパフォーマンスはあまり良くない
ミニPCをゲーミングPCとして使用する場合、最も大きな問題がコストパフォーマンスの悪さです。ミニPCと外付けGPU BOXを組み合わせると、合計価格が一般的なゲーミングPCよりも高くなってしまうことがあるのです。同じ性能であれば、ミドルタワーのゲーミングPCの方が安価に購入できる可能性があります。
また、ミニPCの省スペース性は魅力的ですが、外付けGPU BOXは決して小さくないことに注意しましょう。高性能なグラフィックボードを搭載できるだけのサイズがあるため、ミニPCの何倍もの大きさのケースを設置する必要があります。ゲーミングPCの選択肢としてミニPCは、あまり適さないケースが多いでしょう。
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ミニPCでゲームを遊ぶメリットとデメリット
ミニPCをゲーミングPCとして遊ぶメリットとデメリットには、次のようなものがあります。
メリット
- 本体が省スペースでどこにでも置ける
- 外付けGPU BOXで後から高性能化できる
- 消費電力が低く、静音性にも優れる
- 本体を持ち運びできる
デメリット
- 最新のゲームを遊ぶには外付けGPU BOXが必須
- 外付けGPU BOXのサイズが大きい
- コストパフォーマンスが良くない
- グラフィックボードの設定などパソコンの知識が必要
ミニPCは設置スペースがほとんど必要なく、置き場所を自由に選べる柔軟さが魅力です。書類作成など一般的な用途であれば、非常に使い勝手の良いパソコンです。しかし、AAAタイトルのゲームを楽しむには外付けGPUがほぼ必須で、それだけコストが高くなります。また、せっかくの省スペース性も、サイズの大きな外付けGPU BOXを設置することで失われてしまうのもデメリットです。
ゲーミングノートブック|省スペースで持ち運びが可能
ゲーミングノートブックは高性能なモバイルGPUを搭載することで、ノートブックの利便性を保ちながらも小型のゲーミングPCとして利用できることが魅力です。ゲーミングPCとして利用する場合のメリットや注意点などを解説します。
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モバイル向けGPUで最新のゲームが遊べる
ゲーミングノートブックに搭載されるモバイル向けのGPUは性能が大幅に向上しており、最新のAAAタイトルでも十分に遊べるだけの処理能力を備えています。デスクトップパソコンのグラフィックボードと比較すると、消費電力を低くするために性能を抑える傾向がありますが、その分発熱と電力効率のバランスに優れたノートブックに最適化された設計となっています。
フルHD環境であれば多くのゲームを高い画質設定にできる他、GPUの機能を活用することで高いフレームレートも可能になります。ノートブックとはいえ、高性能なGPU搭載モデルであれば、問題なく最新のゲームを楽しめるのです。
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高リフレッシュのモニターで動きもなめらか
ゲーミングノートブックの多くは、120Hz以上の高リフレッシュレートのモニターを搭載しています。そのため、映像のなめらかさは、一般的なノートブックとは比べものになりません。FPSやアクションゲームのように動きの激しいジャンルほど恩恵が大きく、ほんの一瞬の動きを素早く察知できるようになります。この一瞬の違いが対戦ゲームでは、大きなアドバンテージとなるのです。
また、モニターは購入した時点でノートブックに最適化されており、外部モニターがなくても快適なゲーム環境が整っていることは大きなメリットです。省スペースでありながらゲーム体験を大きく向上させられる点は、ゲーミングノートブックならではの強みと言えます。
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重くてノートブックとして持ち運びにくい
ゲーミングノートブックは高い性能と引き替えに、ノートブックのメリットが失われていることに注意が必要です。最大の課題は本体重量です。冷却機構の大型化やパーツの高性能化により、一般的なノートブックよりもはるかに重くなっています。2~3kgもあるノートブックも珍しくなく、毎日のようにバッグへ収納して持ち運ぶのは難しいでしょう。頻繁に持ち運ぶのではなく、室内の特定の場所に設置して遊ぶことが基本です。
また、省電力化されているとはいえ、一般的なノートブックほどバッテリーの駆動時間は長くありません。外出先でゲームを楽しめるほど、バッテリーは保たないでしょう。そのため、頻繁に持ち運びたい人にとって、ゲーミングノートブックはあまり適した選択ではないかもしれません。
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ゲーミングノートブックで遊ぶメリットとデメリット
ゲーミングノートブックでゲームを楽しむのであれば、次のメリットとデメリットを把握しておくことが大切です。
メリット
- ノートブックならではの高い省スペース性
- モニター、キーボードなどが一体で環境が整っている
- 高性能なモバイル向けGPUで最新ゲームにも対応
- 高リフレッシュレートのモニター搭載でなめらかな映像が楽しめる
- 持ち運んで違う場所でゲームを楽しめる
デメリット
- 本体重量が重く、携帯性が普通のノートブックより低い
- バッテリーの駆動時間が短い
- デスクトップパソコンのような拡張性がほぼない
- 高い負荷がかかるとファンの音が大きくなる
ゲーミングノートブックは、設置スペースを最小限に抑えられる点と、どこでもゲームを楽しめる柔軟性が大きな魅力です。モバイル向けのGPUの性能向上により、据え置き型に近いゲーム体験が得られます。しかし、重量が重いために持ち運びにくく、ノートブックとしての魅力には欠けるかもしれません。
ゲーミングPCを購入する時のスペックの目安
ゲーミングPCを選ぶ時には、サイズだけでなく、目的に合ったスペックを備えているかどうかも重要なポイントです。購入する時にチェックしておくべき、スペックの目安を項目ごとに解説します。
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【CPU】ミドルクラス以上
ゲームを快適に遊ぶには、CPUは最低でもミドルクラス以上が必要です。パソコンゲームはグラフィックに高い処理能力を求めますが、CPUにも一定以上の性能が必要です。CPUの性能が不足すると、処理に時間がかかって、映像の表示に遅れが生じることがあります。
例えば、最新作のBattlefield 6では最低でも、インテルならCore i5 8400以上、AMDならRyzen 5 2600以上を必要としています。推奨環境となると、さらに高い性能が必要です。CPUは後から交換することの難しいパーツのため、できるだけ高い性能のものを選びましょう。次の表はCPUの性能の目安をまとめたものです。
インテル AMD ハイエンド Core i7、Core i9、Core Ultra7、Core Ultra9 Ryzen 7、Ryzen 9 ミドルクラス Core i5、Core Ultra5 Ryzen 5 エントリー Core i3 Ryzen 3 -
【メモリー】32GB以上
ゲームを安定して動作させるには、メモリー容量も重要です。以前は8GBをシステム要件とするゲームが大半でしたが、最新ゲームのほとんどが16GBを最低のシステム要件としています。そのため、より安定してゲームを楽しむのであれば、それを上回る32GBはあると将来的にも安心です。
特にゲーム配信をしたり、他にもソフトウエアを起動したりするのであれば、メモリーに余裕を持たせておきましょう。メモリーの増設は、初心者にはハードルが高いため、購入時に必要なだけ搭載することをおすすめします。
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【ストレージ】SSDで1TB以上
ストレージの容量は、最低でも1TB以上をおすすめします。最新ゲームは1本あたりの容量が100GBを超えることも珍しくなく、複数のタイトルをインストールするとすぐにストレージが容量不足に陥ります。
特にWindowsと同じドライブにゲームをインストールするのなら、最低でも10%以上の空き容量を確保できるようにしましょう。もし、複数のストレージを搭載できるのなら、Windowsのドライブとゲームのドライブを分けておくと、容量不足になっても安定してWindowsが動作します。
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【GPU】エントリークラス以上
GPUはゲームの映像品質を大きく左右する最重要なパーツですが、プレイするだけならエントリークラスのGPUでも対応できます。最新のGPUであればエントリークラスでもゲームの設定を下げれば遊ぶことが可能です。ただし、CPU内蔵のGPUでは、最新のゲームを遊ぶほどの性能はないため注意して下さい。
最新GPUの大まかな性能の目安は次の通りです。
インテル AMD ハイエンド GeForce RTX 5070以上 Radeon RX 9070以上 ミドルクラス GeForce RTX 5060 Radeon RX 9060 エントリー GeForce RTX 5050 - フレームレートを高めて映像をなめらかにしたい、4Kで映像を表示させたいといった目的に合わせて、GPUを選びましょう。映像表現を高めるのであれば、ハイエンド以上のGPUが必要となりますが、10万円を超えるほど高価です。
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【モニター】120Hz以上
どんなに高性能なGPUを搭載したとしても、モニターの性能が低ければその表現力を発揮することはできません。高性能GPUでフレームレートを高めても、モニターが対応していなければ、モニターの上限のリフレッシュレート(多くは60Hz)で映し出されてしまうためです。FPSやアクションゲームをプレイする場合、リフレッシュレートが120Hz以上のモニターを選ぶことで、動きがなめらかになり、エイムのしやすさや視認性の向上につながります。
144Hzや165Hzのモニターであればさらにスムーズな映像が楽しめ、GPUの性能をより引き出すことが可能です。
小型のゲーミングPCは求める性能を満たせるかが重要
小型ゲーミングPCには、ミニタワー、スリムタワー、ミニPC、ゲーミングノートブックといった多様な選択肢があり、限られたスペースでゲームを楽しめる点が大きな魅力です。しかし、小型だからこそ多くの制約があり、搭載できるGPUの種類や冷却性能、拡張性などに注意が必要となります。
最新のAAAタイトルを高画質設定で遊ぶのなら、ミニタワーや高性能ゲーミングノートブックが有力候補になるでしょう。しかし、ゲームで遊ぶことを優先するなら、スリムタワーでも十分です。
最終的には、コンパクトさと性能のどちらを重視するかバランスを見極め、自身の用途に適したパソコンを選びましょう。




