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ゲーミングPCの自作はコスパが悪い説は本当?
パソコンに詳しい人の中には、ゲーミングPCを自作した方が安いという人もよく います。 しかし、現在は必ずしもそうとはいえません。ゲーミングPCを自作するにあたって知っておきたい、コスパの良しあしを解説します。
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ミドルクラスならメーカー品がお得
一般的なミドルクラスのゲーミングPCでは、メーカー製やBTOパソコンの方が割安になることがあります。これは、メーカーがパーツを大量に仕入れられるため、1台あたりの価格を抑えやすいためです。さらに、組み立てや動作確認の済んだ状態でパソコンが届くため、初心者が自分で作業する手間もかかりません。
自作では、パーツごとの価格に加えて、相性確認や初期不良への対応も必要です。初めてゲーミングPCを使う人にとっては、完成品の方がコスパ的に優れていることも少なくありません。
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コスパを重視した構成で価格を安くできる
自作でゲーミングPCを組み立てると、必ず高くなるわけではありません。例えば、型落ちのパーツや、必要十分な性能のパーツを選べば、費用を抑えた構成にできるでしょう。
見た目にこだわった高価なケースやLEDで発色するパーツを避ければ、それだけ性能に関わるGPUやCPUへ予算を回すことも可能です。価格の安い部品をただ選ぶのではなく、必要な性能とのバランスを見ることが、コスパの良い自作につながります。
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パーツの交換で将来的なコスパがアップ
自作ゲーミングPCの大きな強みは、後から必要なパーツだけ交換できることです。例えば、最初は標準的な構成で組んでおき、性能が足りなくなったらGPUを交換する、容量が足りなくなったらストレージを増やす、といった対応がしやすいのです。
完成品でも増設は可能ですが、自作の方が構成を把握できているため、パーツの選択肢も広くなります。一部だけ更新して長く使えるなら、自作の方が長期的にはコスパが良くなる可能性があります。
自作ゲーミングPCに必要な予算
自作ゲーミングPCの予算は、遊びたいゲームや求める画質によって大きく変わります。安く組もうとして性能が足りないと、せっかく作っても快適に遊べないことがあります。ゲーミングPCを自作するのに必要な予算を解説します。
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ミドルクラスなら20万円以上が必要
フルHD環境で多くのゲームを快適に遊べる、ミドルクラスの自作ゲーミングPCを目指すなら、パーツ一式で20万円以上を見込んでおきたいところです。特に費用のかかるのがGPUとCPUで、この2つだけで予算の多くを占めることもあります。
さらに、マザーボードやメモリー、SSD、電源、ケースなども必要になるため、合計金額は想像より高くなりがちです。Windowsのライセンスやキーボード、モニターなどを含めると、さらに出費が増える場合もあります。そのため、既に持っている周辺機器があれば、使い回して費用を抑えることも大切です。
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ハイエンドなら50万円超になることも
4K解像度で遊びたい、高いフレームレートでなめらかに表示したい、重量級ゲームを高画質設定で快適に動かしたい、そういった場合はハイエンド構成になります。ハイエンドクラスのゲーミングPCになると、高性能なGPUやCPUを選ぶことになり、総額が50万円を超えることも珍しくありません。
さらに、消費電力が大きくなるため、電源ユニットも余裕のある上位モデルが必要になります。発熱も増えるので、冷却クーラーやケースの性能にも気を配る必要があります。高性能を求めるほど、関連するパーツもグレードの高いものになりやすく、全体の費用が大きくなることに注意が必要です。
自作ゲーミングPCのパーツ選びと費用の目安
自作ゲーミングPCでは、複数のパーツを自分で揃える必要があります。どれか1つだけ高性能でも、他のパーツとバランスが悪いと性能を十分に発揮できません。どういったパーツを選べば良いのか、よく検討しましょう。自作ゲーミングPCのパーツを選ぶポイントと、費用の目安を紹介します。
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ケース
ケースは見た目で選びたくなりますが、実際には対応するマザーボードの大きさや、冷却のしやすさ、組み立てやすさにも関わる重要なポイントです。ケースが小さいと大型のGPUや冷却ファンを装着しにくく、メンテナンスがしにくくなります。逆に大きいケースは組み立てやすいものの、広い設置スペースが必要になります。
価格は安いものなら数千円台からありますが、メンテナンスのしやすさで考えると、1万円前後から2万円程度を想定しておくと良いでしょう。
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マザーボード
マザーボードは、CPUやメモリー、GPU、ストレージなどを取りつける、基本になるパーツです。マザーボードを選ぶ時に確認が必要なのは、CPUに対応するソケット、メモリーの規格、拡張スロットの数などです。CPUやメモリーの規格が合わないと、搭載できません。また、ケースに入るサイズかどうかも確認が必要です。
価格は1万円台からありますが、機能や拡張性の高いものだと2万円台から3万円台になることもあります。
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電源ユニット
電源ユニットは、パソコン全体に電気を送るためのパーツです。一般的なパソコンではあまり重要視されないのですが、大量の電力を必要とするGPUを搭載するゲーミングPCでは重要です。電力が不足すると、希望するGPUを搭載できないこともあります。ミドルクラスなら500W以上、高性能なGPUを搭載するなら850W以上は必要です。
価格は5,000円前後からあり、電力に余裕のあるものを選ぶなら1万円台前半から2万円が目安になります。
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グラフィックボード(GPU)
GPUは映像処理を専門的に担うプロセッサーで、ゲーミングPCの場合はGPUを搭載したグラフィックボードを拡張スロットに挿入して使用します。
ライトなゲームならそれほど高価なGPUは必要ありませんが、3Dゲームを高画質で遊ぶなら高性能なGPUが必要になります。それだけ価格も高く、ゲーミングPCの中でも全体の費用の多くを占めます。価格はミドルクラスで5万円台、ハイエンドクラスなら10万~30万円前後と非常に高価です。
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CPU
CPUはパソコン全体の処理を担当するパーツです。ゲームではGPUが注目されやすいものの、CPUの性能も重要なポイントです。ただし、CPUだけ高性能でもゲームが快適になるわけではなく、GPUとのバランスを見て選ぶ必要があります。
高性能なCPUほど高価ですが、必要以上に高性能なものを選んでも差を感じにくいことがあるので注意が必要です。ゲーミングPCの用途では、CPUは2万円から5万円が目安になります。
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メモリー
メモリーはデータを一時的に保管するパーツで、容量が多ければ、それだけストレージへのアクセスが減って快適にゲームを遊べるようになります。逆に容量が不足すると、動作が重くなって、ゲームが快適に遊べないことがあります。メモリーの規格には種類があるため、マザーボードに対応したものを選んで下さい。
ゲーミングPCに必要なメモリー容量は16GB以上が目安ですが、余裕のある32GB以上がおすすめです。価格は16GBで3万円台、32GBで6万円前後です。
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ストレージ
ストレージは、Windowsやゲーム、保存したファイルを保存しておくパーツです。容量の小さなストレージでは、大作ゲームをインストールすると、空き容量不足に悩まされることになります。ストレージの容量不足はWindowsのパフォーマンスを下げる要因になるため、ゲーム専用のストレージを用意することをおすすめします。
ストレージはSSDで、できれば転送速度の速いタイプを選びましょう。価格は1TBで2万円台が中心です。
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冷却クーラー(空冷、水冷)
冷却クーラーは、CPUやパソコン内部の熱を逃がし、安定して動かすための重要なパーツです。発熱が大きいゲーミングPCでは特に重要で、冷却が足りないと性能が下がったり、動作が不安定になったりすることがあります。
冷却方法には空冷と水冷があり、空冷は扱いやすく、水冷は冷却性能が高いものの高価です。どちらを選ぶ場合でも、ケースの大きさに合っているか確認が必要です。価格は空冷なら数千円台、水冷では1万円以上するのが一般的です。
ゲーミングPCを自作する時の注意点
ゲーミングPCの自作は、自分に合った構成を考えられる点が魅力です。しかし、その一方で、初心者には難しい部分も少なくありません。必要なパーツが多く、選び方や組み立て方を間違えると、思ったように動かないこともあります。自作に挑戦する前に、注意点を理解しておくことが大切です。
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全て自分で選ぶのは初心者には難しい
自作ゲーミングPCでは、ケース、マザーボード、CPU、GPU、メモリー、電源など、全てのパーツを自分で選ばなければなりません。その際、サイズや規格が合っているか、電力が足りるか、ケースにきちんと収まるかなどを確認する必要があります。そのため、初心者にはややハードルが高いことを、あらかじめ知っておきましょう。
組み立てた後に電源が入らない、画面が映らないといったトラブルが起きた場合も、自力で解決しなくてはなりません。自作ゲーミングPCは自由度が高いぶん、全て自分で判断する必要があるのです。
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ベアボーンキットでパーツだけ選ぶ方法がおすすめ
自作に興味はあるものの、いきなり全てを自分で揃えるのが不安な場合は、ベアボーンキットを使う方法もあります。ベアボーンキットとは、ケースやマザーボード、電源などの主要部分があらかじめセットになっている製品のことです。
基本的なものが揃った上で、自分でCPUやメモリー、ストレージなどを選ぶ楽しさが残っているのがメリットです。完全な自作ほど自由度は高くありませんが、初心者には取り組みやすい方法でしょう。自作の雰囲気を体験したい人や、難しい部分を少し減らしたい人に適した選択肢です。
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BTOなら組み立てる必要がないので簡単
自作には興味があるものの、組み立て作業や初期不良への対応などの面倒を避けたい場合は、BTOパソコンも有力な選択肢になるでしょう。BTOはベースとなる構成をもとに、CPUやGPU、メモリー、ストレージなどを変更して、自分に合ったパソコンを注文する方法のことです。
自作ほど細かな調整はできないものの、組み立てや動作確認はメーカー側が行うため、初心者でも始めやすいのが大きなメリットです。トラブル時にサポートを受けられるのも、安心材料になるでしょう。
初めてゲーミングPCを購入するなら、自作にこだわらず、BTOを含めて検討するのが現実的です。



