AIが学習や仕事をサポート!
「かこって検索」も便利に使える!
タッチペン付属はダテじゃない!
日常使いからビジネス用途まで、Androidタブレット
「Lenovo
Idea Tab Pro」の万能性がすごかった
2025/6/16
文●岩渕 茂 / 編集●ASCII
最近、スマホに物足りなさを感じてはいないだろうか。
SNSや動画、ゲームはもちろん、仕事や学習の情報収集などでスマホを活用している人は多い。でも、スマホは手のひらサイズで携帯性に優れるものの、長時間使っていると目が疲れるし、細かい操作にも苦労しがち。その一方で、より大きな画面や操作性を求めてノートPCを使う人もいるが、スマホほど気軽に持ち運べるとは言えない。
そんな中、スマホとノートPCのいいとこ取りをしたデバイスとして注目されているのが、Androidタブレットだ。中でも、レノボの「Lenovo Idea Tab Pro」はペンが付属し、日常使いから仕事、学習にまで幅広く活用できる万能性を備えているモデルなのだ。
見た目もスッキリで好印象!
画面が大きくてペンも付属するから
「Lenovo
Idea Tab Pro」なら何でもできそう
Lenovo Idea Tab Proは、スマートなデザインが特徴的なAndroidタブレットだ。ルナグレーのカラーリングと約6.9mmの薄型ボディは、実にスタイリッシュ。重量も約620gと軽量で、持ち運びにもストレスを感じさせない。
本機の最大の魅力は、12.7型という大画面と、充実した機能性だ。特に、タッチペンの「Lenovo Tab Pen Plus」が標準で付属しているため、購入してすぐに多彩な入力方法で活用できるのは見逃せない。
さらに、AIを活用した新しい体験も可能。すぐに使えるAI機能として「Google Gemini」が搭載されており、電源ボタンを長押しするだけで呼び出せる。いちいちアプリを切り替える必要はなく、いつでもAIの力を借りられる。
これ以外にも、動画視聴やゲームなどのエンターテインメント用途はもちろん、文書作成やWeb閲覧といったビジネス用途、デジタルノートやAI活用による学習支援など、多岐にわたる場面で活用できるスペックを持ち合わせている。
これだけの機能を備えていながら、レノボ公式サイト直販価格54,780円(5月31日現在)と非常にリーズナブル。スマホでは物足りなさを感じ始めたユーザーには、操作性のよさとコスパの高さが大きな魅力となるだろう。
| 「Lenovo Idea Tab Pro」の主なスペック | |
|---|---|
| OS | Android 14 |
| プロセッサー | MediaTek Dimensity 8300(最大3.35GHz)、コア数8 |
| メモリー | 8GB LPDDR5X |
| ストレージ | 256GB |
| ディスプレー | 12.7型 (2944×1840ドット)、リフレッシュレート144Hz、マルチタッチ対応(10点) |
| インターフェース | USB3.2 Type-C(DP-Out対応)、microSDスロット(最大1TBまで対応可能) |
| 通信機能 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
| 内蔵カメラ | 800万画素/1300万画素 |
| オーディオ機能 | Dolby Atmos、JBLスピーカー×4、マイクロフォン×2 |
| 電源 | リチウムイオンポリマーバッテリー(10200mAh)、使用時間:約11時間、充電時間:約1.5時間(ACアダプター使用時) |
| サイズ | 幅291.8mm×奥行き189.1mm×高さ6.9mm |
| 重量 | 約620g |
| レノボ直販価格 | 5万4780円 |
「Lenovo Idea Tab Pro」は基本スペックが充実!
ペンの書き心地はとても良好
タブレットの頭脳ともいうべきSoC(System-on-a-Chip)には、「MediaTek Dimensity 8300」を採用。前世代の「MediaTek Dimensity 7050」と比較して、約60%の性能向上と約45%の電力効率アップを実現している。
これに加えて、レノボが独自開発した「Turbo System」によって、さらにパフォーマンスが向上。マルチタスク性能は約8%ブースト、大容量ファイルの処理速度は約80%高速化しており、複数のアプリを同時に起動しても快適に動作する。
汎用ベンチマークアプリ「Geekbench 6」の「CPU Benchmark」でCPUスコアを調べてみたところ、シングルコアは1400前後、マルチコアは4500前後だった。このスコアなら、日常的な使用はもちろん、負荷が高めのアプリにも十分対応できる。
付属のペン、「Lenovo Tab Pen Plus」が、本機の魅力をさらに増している。4096段階の筆圧感知に対応し、細い線から太い線まで力加減で表現でき、自然な書き味を実現。傾き検知やパームリジェクション(書いている手が画面に触れても誤動作しない機能)などにも対応しており、手書きメモやイラスト、PDF注釈など、多目的に使える。
また、バッテリーが内蔵されており、USB Type-C経由で充電可能。フル充電で最大約35時間使用できる。重量は約14gと軽量で、長時間の使用でも疲れにくい。
ペンのボタンを押すと、いつでもスタイラスツールが呼び出せて、スクショの撮影、ペンモードの切り替え、新規ノートの作成といった操作が行える。また、ボタンを押しながら画面をタップすると、クイックノートを取ることが可能。このような細かな使い勝手のよさが、作業効率をアップさせてくれるわけだ。
Lenovo Idea Tab Proは、大容量1万200mAhバッテリーを搭載しており、スタミナも十分。最大約11時間のYouTubeストリーミング再生が可能だ。また、45W急速充電にも対応していて、充電時間を大幅に短縮。最大45W出力対応のACアダプターも同梱されている。
「かこって検索」などの便利なAI機能を使えば、
仕事も学習も劇的にはかどる
先述したように、Lenovo Idea Tab Proの大きな特徴のひとつが、「Google Gemini」アプリを標準搭載している点。「Gemini」はGoogleのAIアシスタントで、テキスト、音声、写真、カメラなどを使って、新しい学習方法の提案やイベント計画、お礼状の作成など、さまざまな場面でユーザーをサポートしてくれる。電源ボタンを長押しすれば、いつでも呼び出して相談が可能だ。
中でも特に注目したいのが、「かこって検索」機能だ。ホームボタンを長押しするだけで、すぐに「かこって検索」が起動。知りたい場所を囲むだけで、その情報をすぐに検索できる。Lenovo Tab Pen Plusとの相性はバツグンで、サクサクと調べられるので作業がはかどる。
「かこって検索」は、翻訳にも対応。外国語で表示されたドキュメントやコンテンツも即座に翻訳するので、アプリを切り替える手間もなく、日本語で確認できる。
さらに便利な機能が、「Easy Jot」だ。これは、Lenovo Tab Pen Plusを使ってビデオ画面にリアルタイムで書き込んで、キャプチャーできるというもの。
授業の資料やオンラインビデオを再生中に注釈を加えたり、ブラウザーとドキュメントのロングスクロールメモを作成したりすることが可能だ。これにより、業務に必要な情報や学習内容をより効率的に記録でき、あとから確認がしやすい。
美しい映像と豊かなサウンドは想像以上!
スマホ生活が一気にグレードアップ
Lenovo Idea Tab Proは、エンターテインメント用途でも非常に高いパフォーマンスを発揮する。12.7型の高精細3Kディスプレー(2944×1840ドット)を採用しており、動画視聴など、美しい映像表現を存分に楽しめる。また、本体のUSB Type-C端子はDP-Outに対応しているので、タブレットの画面を外部ディスプレーなどに出力することも可能だ。
ゲームプレイにおいても、144Hzリフレッシュレート、360Hzタッチサンプリングレートにより、ハイレベルなゲーム体験が可能となっている。動きの大きいFPSや格闘アクション、3Dゲームなども快適に楽しめるので、ゲーマーにとっても魅力的な一台と言えるだろう。
サウンド面では、JBL製クワッドスピーカーとDolby Atmos対応により、立体的で臨場感あふれるサウンドを体験できる。これまでスマホだけで動画や音楽を楽しんでいた人にとっては、音質の違いに驚かされるはずだ。
さらに、電子書籍の読書体験も格段に向上している。「読み上げモード」は、本の印刷ページのような色調を再現する機能。ユーザーが選択したモードに合わせて画面の色調を変更するので、長時間の読書でも目が疲れにくく、没入感のある読書を実現する。モードは、目に優しい色相でまぶしくない「色彩効果」、白黒で読みやすい「白黒効果」のいずれかを選択可能だ。
タブレット+キーボードパックの活用で
ワンランク上の作業効率を実現!
Lenovo Idea Tab Proは、PCとの連携機能「Smart Connect」も備えており、本機とPC、スマホなどを接続してシームレスに活用することができる。例えば、「共有ハブ」を使うと、PCからファイルを本機にドラッグ&ドロップして、すぐに受け取れるのだ。
さらに、Lenovo Idea Tab Proの活用の幅を広げるのが、オプションのキーボードパック「Lenovo Idea Tab Pro Keyboard Pack」(レノボ直販価格:14,850円=税込・送料無料)だ。ThinkPadにインスパイアされたキーボードパックは、書類やメールの作成、Web検索など、速く快適に入力できるように設計されている。
各キー表面には約0.2mmの凹みがあり、キーの間隔も約1.5mmと適切に設計されているため、長時間のタイピングでも疲れにくい。また、専用ファンクションキーを16個備えていて、効率的な操作が可能だ。接続は3点ポゴピンコネクターによって行われるので、安定したテキストの入力が可能だ。
また、「Lenovo マルチデバイス ワイヤレス キーボード - 日本語」(レノボ直販価格:4,980円=税込・送料無料)もオプションで用意されている。こちらは12個のショートカットキーを備え、最大約62時間利用できる超長時間バッテリーを搭載。BluetoothとUSBケーブルによるデュアルモード接続が可能で、最大3台の機器に接続できる。Android、Windows、iPad OSをサポートしており、高速ペアリングで簡単にセットアップできる点も魅力だ。
機能よし! スタイルよし! コスパよし!
いますぐ日常をアップデートできるタブレットが
「Idea Tab Pro」だ
「Lenovo Idea Tab Pro」は、基本性能の高さ、AIを活用した新機能、スタイリッシュなデザイン、そして価格と性能のバランスなど、あらゆる面で優れたタブレットである。特に、標準でLenovo Tab Pen Plusが付属している点は、他社製品と比較しても大きなアドバンテージとなっている。
さらに、「Gemini」アプリの搭載により、AIを活用した新しい体験が可能だ。「かこって検索」や「Easy Jot」などの機能は、学習効率の向上や作業のスピードアップに大きく貢献するはずだ。
なお、Lenovo Idea Tab Proには、ワイヤレスイヤフォンや専用バックパックといった周辺機器がお得に購入できるセットも用意されている。「スマホでは物足りない」、でも「ノートPCより手軽さが欲しい」と感じていたユーザーにとって、Lenovo Idea Tab Proは、理想的な選択肢となるだろう。