パソコンでテレビを視聴する5つの方法を解説！

パソコンで手軽にテレビを視聴する代表的な方法が、テレビチューナーを使うということ。例えば、USB 外付けタイプのテレビチューナーがあれば、USB ポートに差し込むだけで簡単に地上波のテレビを視聴できます。

モデルによっては録画ができるタイプもあるうえに、USB タイプなので非常に軽量でケーブルなどの接続も必要ありません。

ただし、建物の影響や立地条件など、使用する場所によってはキレイに受信できないエリアもあり、画質や音質の低下がおきてしまう場合もあることは覚えておきましょう。

USB 外付けタイプのチューナーとは違って、パソコンによっては元からテレビチューナーが内蔵されているモデルがあります。直接ケーブル接続ができるため、画質も非常にキレイなうえに、録画機能や BS/CS にも対応しているモデルがあって利便性が高いです。

また、既存でテレビチューナーが内蔵されたパソコンを持っていない場合、拡張性の高いデスクトップパソコンであれば、あとから増設もできます。外付けタイプのように露出しないため、USB などの外部スロットが埋まってしまう心配もありません。

テレビで配信されている番組をパソコンで視聴する場合、購入型の有料アプリでもテレビ視聴が可能です。有料アプリのなかには、テレビやレコーダーにネットワーク接続してアプリを立ち上げるタイプもあります。パソコンはもちろんのこと、iPhone や Android™ など、さまざまな端末で視聴できます。

放送中のテレビ番組はもちろんのこと、録画視聴も場所を問わず視聴できるため、パソコン以外の端末で視聴したい方におすすめです。

あまり費用をかけずにテレビ番組を視聴したい場合は、公式のテレビ番組配信サイトを活用するのもいいでしょう。各テレビ局などが展開している配信サイトであれば、さまざまな番組を無料で視聴できます。

ただし、番組の内容によっては視聴制限などがかかっているケースも多いです。このような場合、月額課金制で見放題のサブスクリプション型サービスがほとんどになるため、必要に応じて加入するのもいいでしょう。

NHKでは独自に「NHKプラス」というサービスを展開していて、放送した番組をインターネットで配信しています。見逃し配信を放送から1週間視聴できるため、連続テレビドラマの見逃し、録画ミスをしたときも安心です。

NHKプラスを利用するにあたって料金を払う必要はありませんが、放送受信契約が必要です。テレビがなくて受信契約を交わしていない人は利用できません。また、NHKプラスを視聴するには、利用登録の手続きが必要になります。

パソコンでテレビを見られるようになる最大のメリットは、自分専用のテレビ環境を持てる点です。家族と共有しているテレビしかなければ、見たいテレビ番組を見たいように見られません。多くの人が経験する、日常的なストレスのひとつです。

ドラマが見たいのにテレビゲームに使われている、ニュースを見たい家族と映画を見たい家族の対立など、テレビに関するストレスを挙げていったらキリがありません。

しかし、パソコンでテレビを見られるようになるだけで、これらのストレスから解放されて、自由にテレビが楽しめる日々がはじまるのです。

ノートブックを使えば、テレビを見る場所からも自由になれます。ノートブックなどの持ち運びが可能なパソコンがあれば、家はもちろん外出先でも、自分の好きな場所でテレビ番組を視聴できます。たとえば、キッチンで料理をしながら、バルコニーでのんびりと、または旅行先のホテルでもテレビが見られるのです。

録画したデータをパソコンに取り込むことで、あとから好きな時間に再生して視聴することもできます。そうすれば、放送時間に縛られることなく、自分の都合のよいときにテレビ番組を楽しめます。

パソコンでテレビを見る魅力のひとつは、放送されたテレビ番組を録画して、データとして保存できることです。テレビのレコーダーでも録画したテレビ番組を保存することが可能ですが、映像資料として管理するのはパソコンのほうが適切に行えます。

テレビ番組の録画は見逃しを防ぐために行うものですが、パソコンで管理できるとなれば、資料を目的とした録画という選択肢もできるのです。プレゼンテーションや研究の資料としてテレビ番組の一部を引用したいときにも、パソコンでの録画はとても便利です。

お金をかけずに無料視聴する場合、テレビ番組の公式配信サイトを活用しましょう。というのも番組を制作している公式配信サイトでは、見逃し配信や期間限定の無料配信など、さまざまなサービスを展開しているからです。

ただし無料で視聴できる範囲は、全体の配信のなかでも限定的なことが多いです。しかも見たい番組が無料視聴できるとは限らず、地上デジタル放送のリアルタイム視聴も基本的にはできません。

とはいえ課金しなくてもテレビ視聴できるので、コストを抑えたい方は配信サイトを利用してみてもいいでしょう。

インターネット上に公開されている動画サイトのなかには、不正にアップロードされた違法動画が多く配信されています。このような違法動画サイトや、不正なソフトウェアを利用して動画を視聴してしまうと、ウイルス感染のリスクも上がってしまいます。

また、最近では YouTube のような巨大なプラットフォームもありますが、基本的に公式アカウント以外で配信されている動画以外はすべて違法アップロードになるため、視聴は避けたほうがいいでしょう。

パソコンにテレビのチューナーが内蔵されていない場合、外部もしくは後付けの内蔵型チューナーを取り付けなければなりません。しかし、チューナーには対応している OS の種類があらかじめ決まっているため、購入前に動作環境をきちんと確認しましょう。

なお、OS 以外にも、CPU やメモリなど、快適に視聴するために必要なスペックも決まっているため、最低限のスペックはクリアしておく必要があります。きちんと動作環境が整っていないパソコンの場合、正常に視聴できなくなってしまうため注意してください。

チューナーを選ぶ際に注意しなければならないのが、受信できる放送内容があるかどうかです。というのも、ひとくちにチューナーといっても、地上デジタル放送を受信するチューナーや、BS放送、CSデジタルなど、さまざまな放送波があります。

放送波の種類によっては受信できないものも出てきてしまうため、購入するチューナーがどの放送帯に対応しているのかは、事前にきちんと確認しましょう。

公式のテレビ配信サイトを利用する場合、無料で視聴できる範囲と有料で視聴できる範囲の内容を把握しなければなりません。配信されている番組の内容やジャンルなど、サービス内容を理解したうえで利用しましょう。

また、サービス内容と同時にどのような料金設定かも確認してください。最近では月額課金制のサブスクリプション型のサービスが多いものの、配信内容や番組によっては PPV (ペイパービュー) になっているケースもあるため、加入前は料金内容も確認しましょう。

パソコンではテレビ番組を視聴するだけでなく、録画することも可能です。テレビの録画で使われているハードディスクレコーダーは、パソコンで使われているハードディスクと同じものです。パソコンにテレビチューナーを搭載しているのであれば、必要な機材はすでにそろっています。

パソコンでテレビ番組を録画するには、テレビチューナーと録画ソフトが必要です。テレビチューナーによっては録画ソフトが付属しているので、それを利用しましょう。2番組同時録画などチューナーによって機能が異なるため、購入前によく確認してください。録画した動画データには著作権保護による制限がされており、自由にコピーしたり動作サイトにアップロードしたりできません。

パソコンでテレビ番組を視聴するには、ネットワーク対応レコーダーを導入する方法もあります。インターネットに接続する機能を持ったレコーダーのことで、テレビチューナーとハードディスクなどのストレージを内蔵しています。なかには映像出力ができない製品もあります。

録画したデータはインターネットを介して、パソコンやスマートフォンなどで視聴できます。製品によっては、放送中の番組を見ることも可能です。パソコンに特別な機器を追加する必要がないのがメリットです。ネットワーク対応レコーダーにアンテナケーブルを接続して、ネットワークの設定をするだけで利用できます。

レコーダーによっては、最初からネットワーク対応をしている製品もあるので確認してみましょう。

動画配信サービスでは4K映像が増えてきています。もはやフルHDは高解像度ではなくなっているのです。4Kは3840×2160ピクセルの解像度のことを指し、この映像を最大限に楽しむには、パソコンのディスプレイも4Kを表示できるものを選ぶ必要があります。

4Kの解像度はフルHDが4つ分で、解像度の違いは圧倒的です。細部の鮮明さや色のリアルさが格段にアップし、まるでその場にいるかのようなリアリティを体感できます。たとえば、自然番組を見ると、水の流れや動物の毛並み、遠くの風景まで、くっきりと見られるのです。

ただし、4Kディスプレイを接続するには、パソコンが4Kの出力に対応している必要があります。

せっかく映画やスポーツなどを見るのなら、大画面で見たいところです。それにはパソコンを大型ディスプレイに接続する必要があります。大型のディスプレイを使用することで映像が広がり、部屋のなかで映画館のような雰囲気をつくり出せます。

ディスプレイをパソコンに接続する方法として、HDMIやDisplayPortというケーブルを使用するのが一般的です。これらのケーブルは、高解像度の映像や音声を送信できるため、クリアで美しい映像を楽しむことができます。ちなみにHDMIはテレビにも使われている規格のため、家の大型テレビにパソコンを接続して映像を楽しむことが可能です。

テレビ番組の迫力を感じるには、画質だけでなく、音質も重要です。特に映画や音楽番組、スポーツ中継などを見るときには、良質な音が臨場感を高めてくれます。パソコン内蔵のスピーカーは、サイズが小さく、あまり迫力のある音を再生できないことが多いです。しかし、高音質の外部出力のスピーカーに接続すれば、その問題を解消できます。

外部のスピーカーを使用すると、低音から高音まで、広範囲な音域を再現できるため、映像だけでなく、音もリアルに感じることができます。たとえば、映画の爆発シーンやコンサートの生演奏など、臨場感のあるシーンをよりリアルに楽しむことができるでしょう。

少しでも高画質で録画するのであれば、外付けストレージを用意しておくとよいでしょう。高画質のテレビ番組は巨大なデータで、いつのまにか数百GBにもなってしまうこともしばしばです。しかしパソコンであれば、複数のストレージを接続して録画先にすることが可能です。高画質でいくらでも録画できるので、リアルタイムではなく録画したテレビ番組をあとからまとめて見るタイプの人にぴったりです。

いまSSDが主流ですが、録画用のストレージはまだHDDが主流です。HDDであれば大容量でも価格が安いため、大量に録画してもまだ余裕があるでしょう。

外部ストレージに録画したテレビ番組は、録画したパソコンでしか再生することができません。テレビやレコーダーに接続しても、著作権保護の仕組みによって再生されないのです。

しかし、SeeQVault対応のストレージであれば、そういった制限はありません。そのため、外付けストレージにテレビ番組を録画するなら、SeeQVault対応のものがおすすめです。SeeQVaultとはテレビ番組を録画する機器の規格のことで、この規格に対応するストレージに録画するとほかのテレビやレコーダーに接続して録画したテレビ番組が見られるのです。保存したテレビ番組を、これからも保存し続けるのであれあれば、SeeQVault対応のストレージは必須です。

Yoga 7 Gen 8 14型

USBのチューナーを接続するのであれば、Yoga 7 Gen 8 14型がおすすめです。CPUにAMD Ryzen™ 7000 シリーズを搭載し、必要とされるスペックは問題なくクリアしています。また、持ち運びのしやすい2-in-1パソコンなので、Yoga 7 Gen 8 14型があればそこがテレビを楽しむスペースになります。

360度回転するディスプレイは、テレビ鑑賞にもピッタリです。