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ノートブックが充電できない理由とは？対処法とバッテリーを長持ちさせる方法を解説！

充電ケーブルを接続してもノートブックが反応しない場合、帯電や過剰な熱によってトラブルが起こっているかもしれません。本記事では、バッテリーが充電できない理由と対処の仕方、バッテリーを長持ちさせる方法をライターの野村健一が解説します。

1 ノートブックが充電
できない理由とは？
2 ノートブックが充電
できないときの対処法
3 ノートブックのバッテリーを
長持ちさせる方法
4 まとめ

ノートブックが充電できない理由とは？
ノートブックが充電できないときの対処法
ノートブックのバッテリーを長持ちさせる方法
まとめ

ノートブックが充電できない理由とは？

ノートブックの充電ができない理由はさまざまです。まず以下のような状況になっていないかチェックしてみてください。

AC アダプターが正しく接続されていない

AC アダプターがしっかりと接続されているか、パソコンとの接続部に隙間がないか、ケーブルが断線していないかなど、全体を入念にチェックしましょう。

延長ケーブルや電源タップを使用している場合は、コンセントに直接挿して充電できるか確認してみてください。
帯電している

パソコン本体に不要な電気が溜まっていると充電できないことがあります。とくに、電気を通しにくい素材の上にパソコンを長時間置いて作業すると電気が溜まりやすいので注意が必要です。帯電している電気を放出して、充電できるかをチェックしてみましょう。
熱を持ちすぎている

熱が逃げにくい場所でパソコンを長時間稼働させると、本体に余分な熱が溜まって正常に充電できなくなることがあります。パソコン本体が異常に熱くなっている場合は、熱暴走を起こしているかもしれません。

排気口が汚れていたりホコリが溜まっていたりすると、排熱の妨げになってしまうので注意しましょう。
故障や寿命が原因の場合もある

パソコン本体に取り付けされているバッテリーの故障・寿命が原因で充電できないこともあります。パソコンのバッテリーは「セルバッテリー」と読ばれるリチウムイオン電池を備えたタイプがほとんどで、長期間の使用によって寿命を迎えると充電できなくなります。

ほかにも、AC アダプター接続部に故障や不具合があると充電できないので、一度チェックしてみましょう。

ノートブックが充電できないときの対処法

電源ケーブルを接続すると充電状況を示すランプが点灯します。一般的にはオレンジのランプ点灯で充電中を示しますが、オレンジのランプが点滅しているとエラーが発生していることを意味します。この場合は、以下の対処法を試してみてください。

放電を行う

パソコンに電気が帯電していることが原因でと充電できい場合は、以下の手順で放電を行いましょう。
1.パソコンに接続しているすべての周辺機器を取り外す
2.パソコンの電源を落とす (完全シャットダウンを推奨)
※shift キーを押しながらシャットダウンをクリック
3.AC アダプター、バッテリーを取り外す
4.そのまま数分間放置する
バッテリーのリフレッシュを行う

バッテリーの残量が一度 0 ％になるまで使い続けるのもひとつの方法です。これを「リフレッシュ」といい、バッテリーの不具合を解消するために役立ちます。残量がなくなったら 100 % まで充電して状況を確認しましょう。定期的にリフレッシュすることで、バッテリーの劣化を遅らせることできます。

ノートブックのバッテリーを長持ちさせる方法

ノートブックのバッテリーを大きく分けると「リチウムイオン電池」「ニッケル水素電池」の 2 種類があり、それぞれでバッテリーの高寿命につながる方法は違います。自分のパソコンに合った方法を実践してみてください。

リチウムイオン電池の場合

多くのパソコンに採用されているリチウムイオン電池は、満充電にしないことがポイントです。たとえば、AC アダプターをつないだままパソコンを使用していると、バッテリー消費よりも充電スピードの方が速くなります。そのため、バッテリーが常に 100 % に近い状態で稼働することになり、劣化につながってしまうのです。

バッテリー残量が 20 % 程度になったら AC アダプターを挿し、満充電になる前に充電を止めることが理想的といえます。ただ、残量を気にしながらパソコンを使うのは実用的ではありません。Lenovo のノートブックである「ThinkPad」では、バッテリーの充電量を調整できる機能があり、充電開始や充電停止をカスタマイズすることもができて便利です。
ニッケル水素電池の場合

リチウムイオン電池が普及する前まで主流だったニッケル水素電池は、充電を使い切ってから充電することが推奨されています。毎回使い切るのは現実的ではないので、月に数回ほど実行できれば良いでしょう。

また、満充電しても問題はなく、AC アダプターをつないだまま使用しても大丈夫です。充電回数をいかに減らすかがバッテリーの寿命を伸ばすポイントになります。リチウムイオン電池・ニッケル水素電池ともに「AC アダプターを接続しているときはバッテリーを外す」ことで確実にバッテリーが長持ちします。
電源オプションの変更を行う

バッテリーを消費しやすい設定になっている場合は、オプションを変更して充電効率を高めることができますます。
・スタートメニューから設定画面を開く
・「システム」を選択する
・左側の項目から「電源とスリープ」を選択する
・関連設定から「電源の追加設定」を選択する
・「省電力」モードがある場合は新たに設定する

まとめ

ノートブックのバッテリーは、ちょっとした心がけで長持ちさせることができます。しかし、充電できなくなったり充電の減りが早くなったりする場合は、バッテリーが寿命を迎えているかもしれません。近年のノートブックは、長時間駆動する高性能バッテリーを搭載したモデルも多く販売されています。どうしてもパソコンが充電できなくてお困りの方は、パソコンの買い換えを検討してみましょう。

ノートブックを探そうノートブックを探そう

ノートブックが充電できない理由とは？対処法とバッテリーを長持ちさせる方法を解説！

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