画面が曲がる!有機EL(OLED)でフレキシブルディスプレイが実現

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画面が曲がる!
有機EL(OLED)
フレキシブルディスプレイが実現

フレキシブルディスプレイとは、自由に折り曲げられる特殊なディスプレイのことです。従来の液晶ディスプレイはガラス製で硬く、曲げることはできませんでしたが、有機EL(OLED)の技術の進化によって、柔軟なディスプレイが実現しました。スマートフォンやノートブックなどさまざまなデバイスで活用が進む、フレキシブルディスプレイの仕組みやメリットなどについて解説します。

フレキシブルディスプレイとは

フレキシブルディスプレイとは

フレキシブルディスプレイとは、曲げたり折りたたんだりできる、特殊なディスプレイのことです。一般的なディスプレイはガラスを使っているため、硬くて曲げられません。無理に曲げようとしたら、折れて壊れてしまうでしょう。しかし、フレキシブルディスプレイであれば、自由に折り曲げられるようになります。フレキシブルディスプレイの仕組みについて解説します。

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    フレキシブルディスプレイと有機EL(OLED)の仕組みと技術

    フレキシブルディスプレイは折りたたんだり曲げたりできる、柔軟性のある特殊なディスプレイです。液晶ディスプレイはガラスを使っているため硬く、とても折り曲げられません。しかし、有機ELはガラスの代わりに柔軟なプラスチックを使用できるため、ディスプレイを折り曲げられるようになるのです。

    液晶ディスプレイと有機ELの最大の違いは、発光の仕組みにあります。液晶ディスプレイはバックライトによる発光で映像を表示しますが、有機ELは各画素が発光する仕組みになっています。そのため、有機ELであればバックライトによる制約がなく、柔軟な素材をパネルに使うことで折り曲げが可能になるのです。

    ただし、それは簡単なことではなく、内部の回路や配線の柔軟性も必要になります。何度も折り曲げても破損しないだけの、高い耐久性も欠かせません。フレキシブルディスプレイを実現するには、こういった技術の進歩が必要なのです。

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    画面が曲がると
    どんなメリットがある?

    フレキシブルディスプレイのメリットは、画面を自由に曲げられることでデバイスの形状や使い方が広がることです。フレキシブルディスプレイなら折りたたんだり巻いたりできるため、新しいデバイスの登場や使い方を期待できます。

    例えば、折りたたみスマートフォンも、これまでと違う使い方のひとつです。大画面のスマートフォンでも折りたためばコンパクトになるため、持ち運びやすくなります。これにより、スマートフォンとタブレットを兼ね備えた使い方ができるようになるでしょう。

    その他にも手首にディスプレイを巻くようなスマートウォッチや、好きな位置に設置できるデジタルサイネージ(電子広告)など、さまざま使い方が考えられます。いままでの想像していなかった、新しいデバイスが期待できるのです。

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    液晶ディスプレイは曲がらない?

    液晶ディスプレイは基本的に硬く、フレキシブルディスプレイのように、自由に曲げることはできません。これは液晶ディスプレイが、ガラス基板を使用しているためです。ガラスは割れやすく、無理に曲げると破損してしまうため、構造上、柔軟性を持たせられないのです。また、液晶ディスプレイはバックライトが必要で、どうしても厚みがあるという問題もあります。

    しかし、液晶ディスプレイでも「湾曲ディスプレイ」という、あらかじめ曲がった形状のモデルもあります。これは曲がったガラス基板やバックライトを使用しており、フレキシブルディスプレイのようには折り曲げられません。

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    発光が弱い?欠点は有機ELと同じ

    フレキシブルディスプレイは、有機ELを使用しているため、有機EL特有の欠点もそのまま引き継ぎます。代表的なものが焼きつきと画面の暗さです。

    焼きつきとは同じ画面を長時間表示し続けると、残像のように画面に跡が残ってしまう現象のことです。特定の画素だけ長く光らせ続けると、そこだけ劣化が進んでしまって焼きつきが起こります。また、有機ELは液晶ディスプレイと比べて輝度が低く、画面の明るさに制限があります。そのため、強い日差しの下では、画面が見えにくくなることがあります。

意外と身近なフレキシブルディスプレイ製品

意外と身近なフレキシブルディスプレイ製品

フレキシブルディスプレイは、既にさまざまな製品で活用され始めています。未来の技術のようで、意外と身近なものになっているのです。まだ価格が高いこともあって、普及はまだ先のことかもしれません。しかし、自宅のテレビがフレキシブルディスプレイになり、使わない時は収納するといった使い方も考えられます。意外と身近にあるフレキシブルディスプレイについて解説します。

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    続々登場する
    フレキシブルディスプレイの商品

    フレキシブルディスプレイは、既にさまざまな製品に採用されており、一般消費者でも手に入れられる時代になっています。折りたたみスマートフォンやスマートウォッチは代表的な例で、大手メーカーから次々と新モデルが登場しています。

    フレキシブルディスプレイは、衣服に装着するデバイスとしても活用されています。例えば、イベント会場などでスタッフが身につけるディスプレイがあり、歩く広告塔のような役割を果たします。DIY向けのフレキシブルディスプレイも販売されており、個人で電子工作やオリジナルデバイスを制作することも可能です。フレキシブルディスプレイは幅広い分野で、今後も活用されていくでしょう。

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    折りたたみスマートフォンが話題に

    折りたたみスマートフォンは、近年話題になっているデバイスのひとつです。フレキシブルディスプレイで画面を折り曲げられるため、コンパクトなサイズと大画面の両方を実現できることが特徴です。これにより、従来かある2画面の折りたたみスマートフォンではできない、大画面を活かした活用ができるでしょう。

    画面の大きさが倍になるのなら、ちょっとしたタブレットほどの大きさがあります。これなら簡単な作業だったら、対応できるかもしれません。画面の大きさではなく、折りたたんだ時のコンパクトさをアピールするスマートフォンもあります。今後も続々と登場する、フレキシブルディスプレイを使ったスマートフォンから目が離せません。

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    スマートウォッチも
    フレキシブルディスプレイ

    スマートウォッチもフレキシブルディスプレイ

    フレキシブルディスプレイは、スマートウォッチにも採用されています。スマートウォッチは手首に巻く必要があってサイズが限られてしまうため、バンド部分をディスプレイとして使うことで、より多くの情報を表示できるようになるのです。フレキシブルディスプレイのスマートウォッチは、スマートフォンを見られない時にメールチェックをするなどさまざまな使い方が考えられます。

    特にフレキシブルディスプレイであれば、軽量で柔軟性があるため、1日中つけていたとしてもストレスが少ないのもメリットです。

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    曲がったパネルの広告も
    フレキシブルディスプレイ

    丸く湾曲した柱や天井などにデジタルサイネージを設置できるのも、フレキシブルディスプレイのメリットです。デジタルサイネージで用いられているフレキシブルディスプレイには、特殊な液晶ディスプレイを利用しているものもありますが、有機ELも登場しており、これから見かける機会も増えていくでしょう。デジタルサイネージとして多くの人の注目を集めるのであれば、映像の表現力に優れている有機ELが効果的でしょう。

フレキシブルディスプレイのノートブックが登場!

フレキシブルディスプレイのノートブックが登場!

ThinkPad X1 Fold (16.3型 Intel)

Lenovoからフレキシブルディスプレイを搭載した、ノートブックが登場して大きな話題になっています。それが、ThinkPad X1 Foldです。ノートブックを開くとキーボードがある部分もディスプレイになっており、ディスプレイを大きな1画面として使えるのです。タッチ操作が可能なのでタブレットのような使い方はもちろん、キーボードを接続して大画面ノートブックとして使うこともできます。活用方法がユーザーに委ねられた、使い方の自由なノートブックといえるでしょう。 ビジネス向けのノートブックとしてはもちろん、有機ELの高画質液晶タブレットとしてクリエイターが使うのも良いでしょう。 ディスプレイが折りたためることで、従来のノートブックではできなかった多様な使い方が可能になります。例えば、コンパクトに折りたたんで持ち運び、作業時には大画面を活用するといった使い方が考えられます。まずはLenovoの通販サイトで、気になるスペックをチェックしてみて下さい。

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