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Legion T550i

Lenovo『Legion T550i』使用レポート
ゲーミング性能とお買い得度を高いレベルで両立した
ハイエンドデスクトップ
ゲーミングデスクトップは虹色に光るから虹色家電である

Reviewed by IGN Japan 
編集部:野村光

IGN Japan

ゲームシーンを一変し新ジャンルを確立するエポックメイキング。そのほとんどはPCゲームからスタートした。バトルロイヤルFPS。ハードコア・ストラテジー。前衛的なインディ開発ゲーム。それらが家庭用ゲーム機に移植された日を現在とするなら、先にPC版をプレイしているPCゲーマーは、いわば「未来のゲーム」を遊んでいる。新しいゲームを遊びたい、快適にプレイしたい。ならばゲーミングブランド「Legion」を手にしよう。

Legion T550i

T550iとゲーミング周辺機器

前回のLenovoスポンサード記事はノートPC『Legion 550i (17.3型)』を紹介した。今回はデスクトップPC『Legion T550i』(以下、本機)を取り扱う。ハイエンドに近いラグジュアリー感。予算にあわせてグレードを選べる満足感。これらLenovo Legionのコンセプトはそのままゆえ安心されたし。そのうえで、今回はLegionブランドのゲーミング周辺機器も紹介しよう。

本機インプレッションにあたり、最高性能ハイパフォーマンスモデル(型番90NC0070JM)と周辺機器の一式をメーカーから借りた(以下、デモ機)。デモ機の構成と公式販売価格は下記のとおり。

Legion T550i
写真: デモ機一式の外装。

・Legion T550i(90NC0070JM) - 15万9667円

・Legion Y25f モニター(65D9GAC4JP)

Legion K500 RGB メカニカル・ゲーミング・キーボード - 1万1880円

Legion M500 RGB ゲーミングマウス - 6435円

Legion Gaming XL Cloth Mouse Pad

Legion H500 PRO 7.1 サラウンドゲーミングヘッドセット - 1万692円

リストに価格記載がないものは、公式ストアで取り扱っていないため市場価格を参考とする。モニターは約3万2000円、マウスパッドは約2000円、合計で約22万3000円だ。余談だが、このマウスパッドは手触りがとてもよく、マウスがビタっと吸い付く。PCデスクをLegionブランドにアップデートするオススメ品だが、海外限定販売なので残念だ。

Legion T550i
写真: デモ機を接続した本稿テスト環境。

さて、これで何ができるのか? いうまでもない、ビデオゲームである。最新AAAタイトルが高画質かつ高フレームレートで動く。先に敵を視認し、素早く照準を合わせ、銃のトリガを引ける。ゲーミングPCは勝利である。そして、ここからが大事だが―― ゲーミングデスクトップは黒色家電であり、プレイヤーとゲームシーンをつなぐツールでもあるのだ。

そつがなく高性能

『Legion T550i』のハード性能は「そつがなく高性能」だ。ゲーミング性能にかかわるパーツが高いグレードでそろっている。それらをPCケースにおさめる手際もよい。減点項目を丁寧に取り除いた優等生である。

ゲーミング性能の大半を占めるGPUに「NVIDIA GeForce RTX 2070 Super」を採用した。次世代ゲーム機の注目機能「リアルタイムレイトレーシング」に対応するハイエンドGPUだ。デモ機のフレームレート測定は下図のとおり。競技用FPSは144FPSで安定し、AAAタイトルは60FPSを下回らない。デモ機モニターはフルHD解像度・リフレッシュレート144Hzで、ハイエンドGPUの恩恵を見たまま感じ取れた。ヌルヌルに動いて快適だ。

Legion T550i
フルFD解像度・画質最高設定で実プレイのフレームレート。

ストレージ・CPU・メモリもハイエンド品をそろえてある。ストレージは512GB M.2 SSD+2TB HDDの構成だ。データ転送が速いM.2 SSDにゲームをインストールすれば、ゲームロード時間を大幅に短縮できる。CPUは今年発売した intel Core i7-10700、メモリはDDR4-2933を16GB採用。両者間の最大データ転送速度が一致しており無駄がない。

Legion T550i
写真: 本体内部。前面給気ファンと背面排気ファンの直線上に、サイドフロー型CPUクーラーを置き、ケーブルを収納してエアフローの干渉を防いだ。GPUの先端側(写真では右側)を支えでガッチリ固定し、たわみを防止したのもヨシ。写真では分かりづらいが、M.2 SSDもヒートシンクを取り付けてある。

その他パーツも水準品質で安心だ。マザーボードはintel B460チップセット。電源ユニットは650Wで80PLUS GOLDグレード。無線LANはWi-Fi 6対応。28L容量のPCケースを活かし、内部レイアウトでエアフローを重視してある。電源ユニットのケーブルを本体側面に収納した小技も光る。

以上のとおり、主要パーツはハイエンド品。他のパーツもケチっておらず、熱対策へ気を配っている。ここまで仕上がったなら憂いなし。あとは好みのゲームを見つけるだけである。プリセット済みのXbox Game Pass for PCに加入すれば、人気タイトルも遊び放題だ。PCゲームライフを最高のパフォーマンスで始めよう。

ゲーミング環境もLegion品質に

以上が『Legion T550i』の本体性能だ。本体と注記したとおり、デスクトップPCはモニターなど入出力機器(以下、周辺機器で統一)が別売である。ここがノートPCとの違いだ。ゲーミングを冠するのだから、周辺機器も本体に見合うグレードを用意したい。

Legion T550i
写真: デモ機の周辺機器。布製マウスパッドは幅900mm×奥行き300mm。これを用いるなら、PCデスクは奥行き600mm以上を用意したい。

どの周辺機器ならば本機の特性を引き出せるか? ひとまず、デモ機の構成に倣うのを推奨する。メーカーが一式を貸し出すだけあり、納得のチョイスだ。周辺機器にこだわりをもたなくとも「ラグジュアリー」が何を意味するかを体感できる。キーボードひとつにしても、メカニカルタイプで赤軸スイッチを採用し、打鍵感と反応速度を両立した。入力の信頼度が高いから、心置きなくゲームに集中できる。

FPSはマウスエイムが有利なのは周知だが、スタイルにあった環境を用意すればさらに優位を得る。マウスは有線式・高解像度・7ボタン搭載のゲーミング品質。マウスを細かく動かすハイセンシ・ローストローク派にとって心強い。XLサイズの布製マウスパッドで、マウスを大きく動かしたいローセンシ・ハイストローク派も安心だ。

ヘッドセット(弊誌インプレション)は7.1chサラウンド対応で、背後から奇襲されてもすぐに反撃できる。ノイズキャンセリングマイク付きで、ボイスチャットを用いたチームワークもはかどる。あとはゲーマー自身でモニターにこだわれば、ラグジュアリーなゲーミング環境のできあがりだ。それもこれも、根底に『Legion T550i』のマシンパワーがあり、周辺機器が正しく発揮しているからである。

Legion T550i
写真: 椅子のグレードが低い例。すべてLenovo Legionにしたのなら、ハイエンドなゲーミングチェアを用意したい。

上記のとおり、周辺機器がハイエンドになると強くなる。さらに、すべてLegionブランドで統一すれば見栄えもグッとひきしまる。ビジュアルの調和がオーナーの自負をくすぐり、ゲームプレイの前段階でモチベーションを高めてくれるのだ。気の持ちようというやつだが、それこそがラグジュアリー感を求める理由である。Legionはデザインもゲーミング性能といえよう。

幅広いモデルから選べる

前回記事のノートPC紹介で、幅広いモデルから選ぶLenovo「Legion」の利点を伝えた。今回のデスクトップPCも同様に、モデルを選んで納得を手にできる。購入の参考に2020年発売モデルを紹介する。フラグシップモデル『Legion T750i』と、本機『Legion T550i』のふたつだ。

Legion T550i
Lenovo 『Legion T750i』公式サイトより転載

『Legion T750i』は水冷CPUクーラーを採用し、LEDイルミネーションファン・透過ケースでドレスアップした。フラグシップと呼ぶにふさわしい「ザッツ・ゲーミングPC」だ。冷却システムの大幅向上で、『Legion T550i』最高性能モデル(本稿デモ機)から1クラス上のCPU・GPUも選べる。

『Legion T550i』のターゲットはPCゲーマーのメインストリームだ。ミドルクラス~ハイエンド構成とモデル数が多く、面食らうかもしれない。この点は次の手法で選べば大丈夫だ。「Microsoft Office Home & Business 2019」の有無を決めてから、GPUグレードが高い順に予算と相談すればよい。GPU性能を第一に、他パーツのグレードを合わせてある。

Legion T550i
モデルリストは公式サイトより転載。

ノートPCと比べデスクトップPCはモデル数が少ない。これはノートPCがモニター性能と同時に選ぶ流れとなるからだ。デスクトップPCは周辺機器が別売なので、求める性能がそのまま価格となるから分かりやすい。前章のとおり周辺機器はLegionブランドで決まりなのだから、予算にあわせて一番いいのを選ぼう。

黒色家電を越えて

Lenovo『Legion T550i』のオーナーになるということは、自室をハイエンド品質にするのと同義だ。強力なゲームマシンでビデオゲームを豪華に楽しむ。このシンプルな欲求から始めればよい。ところで…… まだゲーム機として考えているのではないか? ゲーミングPCという字面だが、PC市場全体で見れば高性能PCである。だからPCの利点を活かさなければもったいない。

Legion T550i
写真: マルチモニターの構成例。

その論調で手っ取り早い具体例はマルチモニターである。メインモニターでゲームしつつ、サブモニターで他のことをする。例えばDiscordのテキストチャットを追い、ゲーム配信ソフトでステータスを確認する。スクリーンショットのフォルダとSNSをあらかじめ開いておく。ゲーミングPCは利便性で家庭用ゲーム機に勝るのだ。

モニターをつなげば利便性が増す。同様に、周辺機器をつなげばPCの機能が増える。HDMIビデオキャプチャー、TVチューナー、オーディオコンポなど。次々と周辺機器を取り付けて、もっと便利にしたくなる。ここまでくればゲーム機の枠を越え、オーディオ・ビジュアル趣味の黒色家電をも占めてくる。

ゲーミングデスクトップでクオリティ・オブ・ライフは向上する。もちろん、パワーアップ方針は他にもある。WebカメラやVRデバイスといったコミュニケーションツール。液晶タブレットやシンセサイザーといったクリエイター向け機材。それらでゲームシーンに「発信」しはじめたとき、ゲーマーのやりとりは双方向となり、ゲーマー人生を鮮やかに彩るであろう。

ここまで話せば『Legion T550i』の可能性を察しとれるはずだ。虹色には光らないが、ゲーム機・黒色家電というカテゴリを越えた虹色家電である。

本製品の詳細はLegionのポータルサイトにて

Legion DoujouLegion T550iの製品情報はこちら

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まだゲーミングPCを買ったことがない方、購入を検討されている方にLegionの魅力をお伝えします。

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