SECURITY KEY LIFECYCLE MANAGER FOR SYSTEM X SELF-ENCRYPTING DRIVES

  • Security Key Lifecycle Manager

    概要

    今日の企業においては、機密性の高いデータを保護および保存し、保存データの脆弱性を低減するための高度なセキュリティー・ソリューションは不可欠です。ハードディスク(HDD)の盗難や不適切な処分によって生じるデータ・セキュリティーの侵害は、データの損失、サーバーの停止、高額な法的責任、クライアントの不満、否定的な報道などにつながる可能性があります。深刻化する脅威によって、セキュリティーはIT管理者の最大の懸案事項となっています。こうした事態に、企業はさまざまなセキュリティー・ポリシーを採用することで対応し、多くの場合、保管データすべてを暗号化することで損失に対する一貫した保護層を確保しています。

    暗号鍵の一元管理

    暗号化戦略における鍵の管理は、断片化していることが少なくありません。各部門のチームが手動プロセスや組み込み暗号化ツールを使用して鍵を管理していることもあり、場合によっては、公式な鍵管理プロセスが整備されていないことさえあります。このような断片化された鍵管理アプローチでは、機密データが損失や盗難の危険にさらされる可能性があります。

    IBM Security Key Lifecycle Manager(SKLM)for System x Self-Encrypting Drives - Feature on Demand(FoD)は、System x環境で提供されている機能の1つで、データ暗号鍵管理プロセスの一元化、簡素化、および自動化を通じてリスクを最小化し、運用コストを低減することができます。ローカルおよび分散型のSystem x環境に、自己暗号化ドライブ(SED)における鍵保管、鍵提供、および鍵ライフサイクル管理に対応したシンプルで堅固なソリューションを提供します。この機能により、System xクライアントでは、効率性と透明性に優れ、簡素化された統合型の鍵管理を実現する堅固なソリューションによって、それぞれのサーバー要件を満たしながらセキュリティー・ニーズに対応することができます。

    データシート:Security Key Lifecycle Manager for System x Self-Encrypting Drives(英語)

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