レノボNew Realitiesプロジェクト チェンジメーカー達の #ChooseToChallenge
Dilip Bhatia(レノボ最高カスタマーエクスペリエンス責任者)

#ChooseToChallenge(挑戦することを選ぶ)は、レノボの New Realitiesプロジェクトの中心テーマです。私たちは、このプロジェクトにおいて世界10の国で社会変革を体現している10人のVRフィルムシリーズを作成しました。 彼女たちは、よりスマートな技術を活用し、コミュニティに良い変化をもたらすために努力し、日々挑戦することを選んでいます。

昨年10月に開始されたNew Realities フィルムは、どのようにスマートな技術を活用して社会課題を明確化して解決し、共感を与え、コミュニティに影響を及ぼしているかに焦点を当てています。 このフィルムでは彼女たちのミッションとこれまでの道のりを記録しています。当社はこのフィルムのシリーズが終わってもこの取り組みを継続していきます。

彼女たちの道のりは始まったばかりです。New Realitiesパートナーである国連財団イニシアチブ Girl Upおよびフィルム製作者のAva DuVernay氏とともに誇りをもってその成長を支えていきます。

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Girl Upは、次世代の女性が社会を変える力を与えるためのグローバルな活動として、New Realitiesを支援してきました。 それぞれのコミュニティでポジティブな変化を求めて努力している世界中の方に向けて、10人のチェンジメーカーのインスピレーションあふれるストーリーを発信しています。 また、チェンジメーカーたちは、同世代の女性たちの知恵や才能に触れる機会を得て、それぞれのミッションを前進させるための新たなつながりを築きました。 また、レノボはGirl Upと協力し、彼女たちが目標に沿った研究分野を追求するための助成金として10万ドルの資金を提供しています。

New Realities発表イベントでは、ロンドン出身の若い女性、ベテルさんが司会を務めました。彼女は、Girl Up Teen Advisorおよび国連女子教育イニシアチブのメンバーでもあります。それ以来、イギリスのチェンジメーカーDazeと協力して、お互いにどのように学べるかを模索していました。 メキシコのチェンジメーカーMariannは、コミュニティのGirl Upクラブと協力し、Instagram LiveおよびGirl Upパネルに参加しました。

彼女たちは、次世代を励ますために努力するだけでなく自らの能力開発にも取り組んでいます。インドのチェンジメーカーAshwiniは、New Realitiesに参加した後、MBAの取得を目指しており、レノボのNew Realities助成金の支援を受ける予定です。 教育は、チェンジメーカーが将来を見据える際の一貫したテーマです。Kemi(アメリカ)は、非営利団体やリーダーシップに関する専門的なトレーニングを受講予定です。Khady(フランス)は、非営利組織のクリエイティブな能力を向上させるためにアニメーションのワークショップに参加予定です。そして、Jamilah(ドイツ)は、エンパワーメント研修プログラムに参加予定です。 国際的規模で変化を起こすことは、このようなチェンジメーカーにとって野心の1つとしても現れており、Xintong(中国)は、第3言語としてフランス語を勉強し、Aisha(イタリア)は、機械学習の仕組みを学ぶとともに英語のクラスにも参加しました。

また、チェンジメーカーの10名全員が、次世代の支持者となることを見据えています。Noi(日本)は、若い女性のSTEM(科学・技術・工学・数学)分野への参入するためのトレーニングワークショップを主催する予定であり、Bia(ブラジル)は、瞑想を教えるためのトレーニングに参加予定であり、自身のNPOを通じて他の若い女性へ伝えたいと考えています。

New Realitiesのチェンジメーカー達は、世界中の女性の社会的地位の向上および改善のために、自身に与えられたプラットフォームおよび機会を活用しています。

たとえば、Mariannは、自身のNPOである 「School On The Road」 を通して、メキシコの若い女性たちに教育の機会を提供していますが、New Realitiesに参加したことで、自分自身に関しても大きな夢を描くようになりました。 「データに夢中ならThinkPadはぴったりです。 ThinkPadは高速で使いやすく、 レノボはデータサイエンティストになるという私の夢への道で私をサポートしてくれています」と彼女は述べています。

Kemiは、新型コロナウイルス(COVID-19)の制限により米国のNPOである「Bringing Hope Back Home」の運営方法を見直さなければならなかったとき、バーチャルサポートを提供し、サポート可能なネットワークを拡大するためにテクノロジーを活用しました。それを支えているのが、KemiがNew Realitiesプロジェクトを通して学んだレノボのテクノロジーです。 彼女は、「バーチャルを活用する生活の中で、レノボのデバイスが、私がやることほぼすべてのことに役立っています。 チームと連絡を取り合ったり、授業やミーティングに参加したり、社会にポジティブな影響を与えるイノベーティブな方法を考えることができます。」と彼女は述べています。

一方、Ashwiniは、レノボのデバイスを使って、修士号取得に向けて能力と知識を向上させ続けています。 インドの女性たち、先生、学生に向けてプレゼンテーションを行うだけでなく、自分の時間を使ってPythonの学習も行っています。

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これらは、New Realitiesがすでに築き上げたことのほんの一例です。

当社のフィルムシリーズが開始されたとき、アメリカの映画製作者であるAva DuVernayは、次のように述べています。「テクノロジーを用いてそれぞれのミッションを並外れた方法で達成した、世界各国10人の才能ある若い女性たちの業績に、レノボと協力して光を当てたいと強く望んでいます。ARRAYの同僚と共に、次世代の女性リーダーたちに力を与えるための重要な取り組みの一環として、このメンターシップを開設しました。それぞれの若い女性たちが、レノボのNew Realitiesを通じてそれぞれのストーリーを世界に共有してくれたことに感謝します。世界の歴史の中の、このように極めて重要な時期においては、互いに手を取り合い、全ての人が尊重され受け入れられる、より包摂的な社会に向かって前進することが不可欠です。」

このメンターシップでは、チェンジメーカーひとりひとりに、AvaがARRAYネットワークから選んだメンターが割り当てられます。 このペアリングは、自分たちのミッションをより多くの人々へ届けるために最もインパクトのある方法でのストーリーの伝え方を学ぶことを目的としています。

このメンターシッププログラムでは、チェンジメーカー達のスキル向上や経験だけでなく、彼女たちの熱意と未来への決意を目の当たりにして、メンター自身も恩恵を受けていることを実感しています。今後何年にもわたって社会を変革する原動力として彼女たちの名前が挙げられることを願っています。

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(※本記事は米国2021年3月7日にレノボ本社が発表した英語ブログの抄訳です。)