ボストンコンサルティンググループが選ぶ「最もイノベーションに優れた企業ランキング50社」にレノボがランクイン│イノベーションの裏側にあるもの

ジーナ・チャオ ジーナ・チャオ

グ最高マーケティング責任者 兼 最高ストラテジー責任者

当社はこの度、ボストンコンサルティンググループ(BCG)により「イノベーション企業ランキング 50社:最もイノベーションに優れた企業」(Top 50 Most Innovative Company)に選出されました。

(2021年イノベーション企業ランキング 50社についてはこちら:
https://www.bcg.com/ja-jp/press/16april2021-pandemic-separates-readiest-innovators-from-rest-most-innovative-companies

BCGのレポートでは、イノベーションに不可欠な条件として次の3つを挙げています。
• イノベーションへの投資を拡大する意向
• イノベーションを経営の優先課題とし、投資や人事を積極的に配分している
• イノベーションを実現する準備態勢

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これら3つの条件は、ハードウェアメーカーからグローバルソリューションカンパニーへの変革を目指するという当社のストラテジーと一致しています。

BCGのレポートによると、「イノベーションへの投資を拡大する」と回答した企業が10%増加したそうです。忘れてはならないのは、イノベーションは製品とサービスに留まらないということです。 同様に重要なのは、それを加速させる社内でのイノベーションです。

当社のCIOであるアーサー・フーは、Business/Information Transformation(BT/IT)チームに注力し、IoT、エッジ、およびサービスを活用したソリューション中心の新しいビジネスモデルを支えるプラットフォーム構築に取り組んでいます。 そのために、私たちはこの戦略に沿ってリソースを投入し、3つのコアビジネスグループを立ち上げました。スマートIoTに取り組むインテリジェントデバイスグループ(IDG)、スマートインフラに取り組むインフラストラクチャーソリューショングループ(ISG)、そして、スマートバーティカルズ&サービスに取り組むソリューション&サービスグループ(SSG)です。

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また、今回のレポートでは、多様性(ダイバーシティ)がイノベーションを促進することが示されています。 ダイバーシティ&インクルージョンは、私たちレノボの中核と言えます。当社のLenovo Executive Councilは、5つの異なる国籍のリーダーで構成されており、直近では世界全体で女性エグゼクティブを20%、人種的マイノリティ出身のエグゼクティブを28%にするという2020年に向けたダイバーシティの目標を達成しています。

(レノボの2020年に向けた多様性の目標の達成について詳しくはこちら:
Lenovo 2020 Diversity and Inclusion Report: Female and Minority Executive Representation on the Rise as the Company Welcomes a New Chief Diversity Officer in 2021(英文)

2020年のランキング上位50社は、MSCI Worldインデックスを17%ポイント上回っており、当社もこのパターンを踏襲しています。 2020年度は第1~3四半期において、売上高は前年比12%増、税引き前利益は48%増を達成しました。

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この度2021年の「イノベーション企業ランキング トップ50」としてBCGに選ばれたことは、当社の変革においてイノベーションが果たす役割が認められたことを意味します。

今後も、当社のミッションである“Smarter Technology for all”すべての人の優れた力を呼び起こし誰もが発展するよりスマートな未来を創ることを目指し、邁進してまいります。

(※本記事は米国4月20日にレノボ本社が発表した英語ブログの抄訳です。)