JAPAN MADE & SUPPORT現場ビト:お客様のダウンタイム短縮の秘訣とは?

レノボ製品に関わる現場の人たちを紹介する新シリーズ。今回はNECPC群馬事業場でレノボ製品の修理ラインで管理兼修理業務の担当者Kです。

「業務内容は、お客様からお預かりした修理品PCの故障診断・修理(部品交換)・検査までです。大切な装置を傷つけないよう細心の注意を払いながら、作業はスピーディーに、1台でも多く、1分1秒でも早くご返却できるように心がけています。」

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PC診断の様子を撮影いただきました(感染症対策のためインタビューはオンラインで実施)

故障原因の特定が時間短縮のカギです! 修理時間をできるだけ短くするには、「故障原因を素早く突き止めること」がポイントになります。そこでいちばん難しいのは、報告された不具合が現場の環境で再現できない時や、不具合の原因がお客様の気づかないところにあった時です。
以前、キーボードの一部が反応しなくなってしまった症状の原因が、最終的にシステムボード、液晶パネルケーブルの不具合だったということがあり、これには本当に苦労しました。
また、修理のためにカバーを開けたところ、なぜか内部に虫がいた! なんてこともありました。

みんな研究熱心なんです!
修理ラインには故障原因を調べる診断ツールがあるのですが、現場のスタッフが独自に編み出した診断方法もあります。例えば、パソコンが水に濡れてしまった時、水が乾いた後でもブラックライトを当てると付着した箇所がわかるというアイデアや、パソコンのカバーを開ける時にギターのピックを使うと製品に傷がつかないというのも、現場で出たものでした。作業がスムーズに、確実に進められるよう、みんないろいろ研究しているのです。

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傷をつけずにカバーを開ける治具としてギターピックを使っています。硬度があり扱いやすいという条件がピッタリ!

お客様の言葉がモチベーションになります!
NECPC群馬事業場では、お客様のダウンタイム(パソコンが使えない時間)短縮のため、1日修理(修理時間を24時間以内で終える)を目指しています。お客様から「仕事で使っているパソコンなので、早く直してもらって助かりました」というお声をいただいた時は本当にうれしかったです!

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一日に複数台を診断します

レノボ製品ご愛用のみなさまへのメッセージ
16年間、NECPC群馬事業場でNEC製のパソコンの修理を行ってきました。そこで培ったノウハウを、今はレノボ製品の修理に生かしています。お客様には安心してパソコンをお使いいただければと思います。

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“JAPAN MADE & SUPPORT”それは、日本のビジネスを、Lenovoが加速する、レノボの日本市場へのコミットメント。研究開発、サポート、生産、そしてレノボとNEC PCのジョイントベンチャー体制の想いを込めた約束の印です。

今後も現場ビトでは、生産や修理などレノボ製品に関わる現場の人たちを、シリーズでお届けしていきます。