GPU(グラボ)搭載ノートパソコン(PC)一覧
GPU(グラボ)搭載ノートパソコンとは
GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)は、画像や映像の処理を受け持つ部品で、グラボ(グラフィックボード)とも呼ばれます。このページのノートパソコンは、CPUに内蔵されたグラフィックスとは別に、NVIDIAのGPUを搭載しています。3Dのゲーム、動画の編集や書き出し、3DCGの制作、生成AIなど、多くの計算を同時に行う作業を、CPU内蔵のグラフィックスより速く処理できます。
CPU内蔵のグラフィックスとの違い
| 項目 | CPU内蔵のグラフィックス | 独立したGPU(このページのモデル) |
|---|---|---|
| 得意な作業 | Webの閲覧、文書の作成、動画の視聴、軽めの写真編集 | 3Dのゲーム、動画の編集と書き出し、3DCGの制作、生成AI |
| ビデオメモリー | メインのメモリーの一部を使う | GPU専用のビデオメモリー(VRAM)を搭載 |
| 本体と電力 | 消費電力が少なく、薄型・軽量のモデルが多い | 消費電力が大きく、冷却のため本体が厚く重くなりやすい |
GPUの選び方
NVIDIA GeForce RTXは、型番の数字が大きいほど高性能です。同じRTX 50シリーズでは「RTX 5050」より「RTX 5060」、「RTX 5070」より「RTX 5070 Ti」のほうが処理が速く、上位のモデルほどビデオメモリー(VRAM)の容量も大きくなる傾向があります。このページで扱っている主なGPUと、用途の目安は次のとおりです。
| GPU | ビデオメモリー(VRAM) | 用途の目安 |
|---|---|---|
| GeForce RTX 3050 Laptop GPU | 4GB・6GB | 写真の編集、フルHD動画の編集、比較的軽い3Dゲーム |
| GeForce RTX 5050 Laptop GPU | 8GB | フルHDの解像度での3Dゲーム、フルHD動画の編集 |
| GeForce RTX 5060 Laptop GPU | 8GB | フルHDで画質を上げた3Dゲーム、動画の編集 |
| GeForce RTX 5070 Laptop GPU | 8GB | WQXGA(2560×1600)の画面でのゲーム、4K動画の編集 |
| GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU | 12GB | WQXGAで画質を上げたゲーム、4K動画の編集、3DCGの制作 |
| GeForce RTX 5080・5090 Laptop GPU | 16GB・24GB | 最高の画質設定でのゲーム、3DCGのレンダリング、生成AI |
| NVIDIA RTX PRO 500・1000・2000 Blackwell Laptop GPU | 6GB・8GB | CADや設計・解析などの業務用ソフト |
数字の大きいGPUほど消費電力と発熱も大きくなるため、本体の厚さや重さ、バッテリー駆動時間もあわせて比べてください。詳しい性能の比べ方はグラボ搭載ノートパソコンの選び方で紹介しています。
GPUを搭載したノートパソコンは、シリーズによって重視している使い方が異なります。
| 用途 | シリーズ | 特長 |
|---|---|---|
| ゲーム | Legion | 高い性能のGPUと冷却性能を重視したゲーミングモデル |
| ゲーム(価格を抑えたい) | LOQ | 価格を抑えた入門向けのゲーミングモデル |
| 動画編集・写真編集 | Yoga Pro | クリエイター向けのモデル |
| CAD・設計・解析 | ThinkPad P シリーズ | 業務用ソフトの動作認証(ISV認証)を受けたモバイルワークステーション |
シリーズごとのモデルはLegion ノートパソコン、Lenovo LOQ シリーズ、ThinkPad P シリーズから、動画編集向けのモデルは動画編集・写真編集向けノートパソコンから探せます。
GPU(グラボ)搭載ノートパソコンについてよくある質問
ゲームをしなくても、GPU搭載のノートパソコンを選ぶ意味はありますか︖
動画の編集や書き出し、写真の編集、3DCGの制作、生成AIを使う場合は、GPUがあると処理にかかる時間が短くなります。Webの閲覧や文書の作成、Web会議が中心であれば、CPU内蔵のグラフィックスで十分です。その場合はノートパソコン(PC)の一覧から、軽さや価格で選ぶほうが向いています。
GPUのビデオメモリー(VRAM)は、どのくらいあればよいですか︖
フルHDの解像度でゲームを遊ぶ場合や、フルHDの動画を編集する場合は、8GBが目安です。高い解像度で画質を上げたゲーム、4K動画の編集、3DCGの制作、生成AIでの画像の作成をする場合は、12GB以上あると余裕があります。
RTX 3050とRTX 50シリーズは、どちらを選べばよいですか︖
RTX 3050は2世代前のGPUで、価格を抑えて写真の編集や比較的軽いゲームを楽しみたい場合に向いています。新しいゲームを高い画質で遊ぶ場合や、長く使う予定の場合は、RTX 5050以上のRTX 50シリーズを選んでください。
GeForce RTXとNVIDIA RTX PROは、何が違いますか︖
GeForce RTXは、ゲームや動画の編集など個人の用途に向けたGPUです。NVIDIA RTX PROは、CADや設計・解析などの業務用ソフトで安定して動くことを重視したGPUで、ThinkPad P シリーズなどのモバイルワークステーションに搭載しています。対象のモデルはThinkPad P シリーズでも紹介しています。
GPU搭載のノートパソコンは、バッテリーの減りが早くなりますか︖
GPUを使う作業をしている間は消費電力が大きくなるため、バッテリーの減りは早くなります。ゲームや動画の書き出しなど、GPUに負荷がかかる作業は電源につないで行うと、性能を十分に引き出せます。
購入した後に、GPUを交換できますか︖
ノートパソコンのGPUは本体の基板に固定されているため、購入した後に交換することはできません。使い方が決まっている場合は、少し上のGPUを選んでおくと、新しいゲームやソフトにも長く対応できます。