レノボ、エンタープライズ製品の新ブランドを発表
次世代データセンターへのニーズを見据えたITインフラストラクチャーの再定義へ
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社(本社・東京都千代田区、代表取締役社長 ロバート スチーブンソン、以下レノボ)は本日、サーバーおよびストレージ、ネットワーク、スイッチ製品の新ブランドである「ThinkSystem」およびのソフトウェア・デファインド製品の新ブランドである「ThinkAgile」を発表いたしました。
「ThinkSystem」はレノボのSystem xサーバーをはじめとするx86サーバー群やデータセンター向けコンポーネント製品を統一したブランド名で、今後の新製品は順次、新ブランド名に統一されます。「ThinkAgile」は、 ThinkSystemをハードウェアとしたコンバージドシステムおよびアプライアンス製品の統合システムの新ブランド名です。レノボのDNAである「Think」ブランドを引き継いだ両ブランド「ThinkSystem」「ThinkAgile」により、従来の複雑なIT運用の改善やコスト削減など、多様化するエンタープライズ製品への要望に対応することが可能となります。
これらの2つの新ブランドでレノボは、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)に最適化されたシステム基盤、人工知能に向けたシステム、ハイパースケール環境に向けたシステムなど、近未来のデータセンターに必要不可欠な最新のインフラストラクチャーに今後注力していきます。
データセンターを構成するプラットフォームの 統一ブランド「ThinkSystem」
「ThinkSystem」は、System xサーバーの信頼性を継承しつつ、今後のデータセンター基盤を支えるため、新たに再設計された新製品となっております。インテルの最新CPUであるインテル®Xeon®スケーラブルプロセッサーを搭載し、さらにレノボ史上最大となる製品ポートフォリオ、20製品以上をラインアップ、より多様なニーズに対応することが可能となります。
また、今回「ThinkSystem」の発表に合わせて、レノボのサーバー管理ソフトウェア「XClarity」も刷新され、「ThinkSystem」全体を管理する、システム管理製品群となりました。新しいシステム管理プロセッサーの「XClarity Controller」では、業界標準の管理プロトコルを採用したRedfishベースのREST APIのサポートを行うことで、オープンな環境でのハードウェア管理が容易になります。また、「XClarity」全体にわたって使いやすいGUIを実現することでUEFIや管理プロセッサーのユーザーエクスペリエンスを向上、ライフサイクルマネジメント(導入、運用、更新)にかかわるワークロードの簡素化を可能にしました。
ソフトウェア・デファインド製品の統合ブランド 「ThinkAgile」
「ThinkAgile」はレノボサーバーとソフトウェアを組み合わせたソフトウェア・デファインド技術を採用した製品となっており、ブランドの第一弾は、レノボサーバーとMicrosoft Azure Stackを導入済みの統合システム製品「ThinkAgile SX for Microsoft Azure Stack」です。本製品はMicrosoft Azureとのハイブリッド・クラウド構築に特化した機能を有しており、オンプレミスの環境で運用が可能なプライベート・クラウド環境とMicrosoft Azureを組み合わせたハイブリッド・クラウド環境を実現することができます。自社環境にてセキュリティーに応じたワークロードの配分などの管理が出来るため、情報漏えいなどのリスクも大幅に軽減するなど、パブリック・クラウドのみでは実現できなかったユーザーの細かい要望への対応が可能となります。今後、レノボのConverged HX(HCI)製品およびDX(SDS)シリーズも「ThinkAgile」ファミリーに統合していきます。
【販売開始日】
2017年7月12日(水)より受注開始
【販売価格】
ThinkSystem | 最低構成価格 (税別) | 出荷開始予定日 |
ST550 | 588,000円 | 2017/9/5 |
SR530 | 328,000円 | 2017/9/5 |
SR550 | 428,000円 | 2017/9/5 |
SR630 | 418,000円 | 2017/8/22 |
SR650 | 518,000円 | 2017/8/22 |
SR850 | 1,980,000円 | 2017/9/5 |
SR950 | 2,780,000円 | 2017/10/5 |
SD530 | 330,000円 | 2017/9/5 |
DS2200 | 880,000円 | 2017/7/17 |
DS4200 | 1,180,000円 | 2017/7/17 |
DS6200 | 1,920,000円 | 2017/7/17 |
DB610S | 880,000円 | 2017/7/12 |
DB620S | 3,200,000円 | 2017/7/12 |
DB400D | 20,800,000円 | 2017/7/12 |
DB800D | 34,800,000円 | 2017/7/12 |
SN550 | 488,000円 | 2017/9/5 |
SN850 | 1,980,000円 | 2017/9/5 |
NE1032 | 1,280,000円 | 2017/7/20 |
NE1032T | 1,640,000円 | 2017/7/20 |
NE1072T | 3,600,000円 | 2017/7/20 |
NE10032 | 5,920,000円 | 2017/7/12 |
ThinkSystem | 最低構成価格 (税別) | 出荷開始予定日 |
ThinkAgile SXM | 44,000,000円 | 2017年9月下旬予定 |
【製品詳細】
ThinkSystem
サーバー:
https://www.lenovo.com/jp/ja/data-center/Lenovo-ThinkSystem-Servers/p/thinksystem-servers
ストレージ:
https://www.lenovo.com/jp/ja/data-center/Lenovo-ThinkSystem-Storage/p/thinksystem-storage
ネットワーキング・スイッチ:
https://www.lenovo.com/jp/ja/data-center/Lenovo-ThinkSystem-Networking/p/thinksystem-networking
ThinkAgile
ThinkAgile SXM:
https://www.lenovo.com/jp/ja/data-center/Lenovo-ThinkAgile/p/thinkagile
【ブランド名】
ThinkSystem (シンクシステム)
ThinkAgile (シンクアジャイル)
Lenovoは、Lenovo Corporationの商標です。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
<レノボ・ジャパン ホームページ>
トップページ :https://www.lenovo.com/jp/ja/
プレスリリース : https://www.lenovo.com/jp/ja/news/
製品画像ダウンロード : https://www.lenovo.com/jp/ja/media/
<レノボについて>
Lenovo(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、Fortune Global 500に含まれる売上高430億米ドルのグローバル企業で、個人向け、事業向け、企業向けに革新的なテクノロジー製品を提供する業界リーダーです。高品質で安全性も考慮されたレノボの製品とサービスは、PC(老舗のThinkブランド、マルチモードのYogaブランドを含む)、ワークステーション、サーバー、ストレージ、スマートTVに加えて、スマートフォン(Motorolaブランドを含む)、タブレット、アプリケーションで構成されるモバイル製品ファミリーにまで広がります。LinkedIn、FacebookおよびTwitter(@Lenovo)で最新情報を提供しています。レノボの詳細については、 www.lenovo.com/jp/ja/ でご覧いただけます。