第1回 惑星で働く
社畜ゲー!
労働って素晴らしい!
「Satisfactory」

みなさんこんにちは、Legion Doujou 師範代の赤石先生です! 「好きなPCゲーを紹介するコラムを書いていいよ」と言われ喜び勇んで筆を執りました。私は洋ゲーやインディーゲーと呼ばれる、日本ではあまり知られていないゲームをよくやります。そんな中には日本ではそんなに知られていないけど間違いなく面白いものがたくさんあります。その中から厳選したものを皆さんにご紹介していけたらと思っています。

さて、早速今回の赤石おすすめゲームをご紹介していきたいと思います。今回紹介するのは『Goat Simulator』(プレイヤーがヤギになるゲーム。通称:ヤギゲー)で知られているゲーム開発会社「Coffee Stain Studios」が新たに手がけている「Satisfactory」です。ヤギゲーをご存知の方は「またふざけたゲームを出すのか⁉」と思われるかもしれませんが、今回のゲームはガチガチにアタマを使うマジメなゲームです。

拠点作りが最初の任務

プレイヤーの設定は「惑星開拓を任務に与えられた会社員」です。ただ一人だけで広大な惑星に送り出され、宇宙船の中で今回の任務のオリエンテーションを受けます。

惑星に降り立ち、宇宙船を出るとそこには非常に美しい景色が広がっています。まだ開拓されていない自然のままの世界。そこには不思議な生物がいたり、奇妙なカタチをした植物が生えていたりします。惑星を見て回るだけでも楽しいのですが、プレイヤーには任務が与えられていますので、それをクリアしないことには “会社員”としては失格です。その任務とは「惑星の資源を収集し、それを使って様々なものを作り、作成したものを会社(母艦?)へ送ること」です。会社勤めもラクではありませんね。基本的に最初は女性オペレーターが指示を出してくれますし、左側には何をすればよいのか目標が出てくる親切設計で、プレイヤーは迷わず進めるようになっています。

拠点の設備を整えて行くことが最初の目標です。そうしないと資源を惑星外にある会社に輸送することもままならないからです。拠点には工作台が備え付けられているため、そちらを利用して様々なものを手作業で作っていくことができます。拠点を作る前に鉄鉱石も見つけておく必要があります。限られたツールしか最初は与えられていないため、自分の足で鉄鉱石を探し、自分の手で資源を集める必要があります。幸い鉄鉱石を見つけるセンサーは用意してくれているのでそんなに苦労せず見つけることができます。会社に感謝ですね。

タスクをこなすとタスクが増えるよ!

拠点ができたら、その作業台で鉄鉱石を加工していきます。完成したらそれらの素材を拠点にあるターミナルで納品したら次の仕事が割り振られます。たくさん仕事があって幸せですね。ひとつの仕事を終えると、報酬として新たな設備や素材を作れるようになります。基本的にはこの繰り返しです。

しばらくそれを繰り返していると、どんどん要求が激しくなってきます。素材を集めて、それらを組み合わせて作成して、とすべてを手作業でやることも出来るのですが、ものすご~く時間がかかります。「あーあ、自動で作成してくれる機械があれば楽なのになー!!」と思ったあたりで、自動で作成してくれるマシンを作れるようになります。採掘も面倒だから採掘マシンほしいな、自動で採掘した素材をベルトコンベアとかで作成マシンに流し込めたらいいのに、完成品をためておくストレージがあれば回収も楽だな、と思ったらアップグレードの報酬の中にそんなマシンたちが並ぶのです。アメを与えるのがうまい会社です。まんまとつられたプレイヤーは気が付けば夜を徹して報酬欲しさに任務をこなしていることでしょう。私はリアルに徹夜してしまいました。

そんなこんなで、自動で採掘、作成、収納までしてくれる装置を作ることができました。「いやー! もうこれで仕事しなくていいわー! 楽だわー!」と思ったのも束の間、すべてのマシンがプシューンという音とともに停止します。敵襲か?! いえ、電力不足です。そうなんです、この近未来的なマシンたちも電力がないと、ただの “死ぬほど場所をとる飾り” です。

のんびり惑星スローライフを送れると思っていた時代がありました。

ここからが本当の「Satisfactory」の始まりです。この電力供給はなかなか曲者なのですが、安定供給できるようになったなと思っても、また別の電力を食いまくるマシンが登場し電力バランスは一瞬で崩壊します。また、素材の供給、作成も速度が決まっているため、どこかでボトルネック(一番遅いマシンに全体の速度が引っ張られる)が出来てしまいます。ボトルネック解消のために複数ラインを作ろうとすると、今度は素材の供給が間に合わずマシンが暇を持て余すような状況になります。さらに、素材供給を増やすためにさらに設備を増やそうとすると敷地面積が足りなくなってしまいます。こっちを直せばこっちのバランスがおかしくなるという状況で、常に頭を悩ませる必要が出てくるのですが、その頃にはもうあなたは『Satisfactory』の世界から逃れられなくなっていることでしょう。やることはいっぱいあるけど、やることをやれば出来ることが増えて、どんどん工場っぽい見た目になって、テンションも上がっていきます。またやりたくなってきてしまったので、この辺で今回のコラムは終わりにして、仕事に戻ろうと思います。皆さんも新元号の「令和」になったことですし、心機一転、惑星開拓をしてみてはいかがでしょうか?

効率的な設備配置が今後の課題だな…

赤石先生(あかいしせんせい)

ゲーム実況者。世界的に有名なサンドボックス型ゲーム「マインクラフト」の世界において、技術取得難易度の高い「レッドストーン回路」の制作に長け、彼が世界で初めて考案した回路(装置)も存在するなど、彼が監修を行ったマイクラの書籍は小学生のバイブルともいえるまでにヒットしている。海外のインディーズゲーム情報にも精通し、また丁寧な解説としゃべり口調にも定評があり、数多くのゲーム系番組やイベントへの出演経験がある。

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