

一流の選択
イノベーションを生み出す洗練された一台

イノベーションを加速させる
モビリティと堅牢性
登山するビジネスパーソン
山田淳がThinkPadを選ぶ理由
株式会社フィールド&マウンテン
代表取締役 山田淳
2002年、ThinkPadを持ち、東京大学在学中に最年少で七大陸最高峰登頂に成功した山田淳氏。大学を卒業したのちマッキンゼーに入社し、その後株式会社フィールド&マウンテンを立ち上げる。
そんな経歴を持つ山田淳氏に、ビジネスパーソンとしてのマインドとビジネスのツールとしてThinkPadを選ぶ理由を聞いた。
堅牢性とモビリティを考え、
エベレストにはThinkPadを持っていった


― エベレスト登頂にThinkPadを持って行った理由を教えてください。
エベレスト登頂は一人の人間が一生に何度も挑戦できるものではありません。そこで、何か「世界初」のことをしたくて「ノートパソコンを持っての登頂」というチャレンジを思いつきました。そこで、ThinkPadチームに協力を依頼することに決めたんです。
ThinkPadはすでに宇宙や海底に行った実績があったのが理由です。それで、きっと山でのチャレンジも受けてくれるだろうと踏みました。
アポイントをとってThinkPadチームと話をしたとき、一学生の無謀な話を彼らは真剣に聞いてくれました。その場で研究所の方に電話をしていただき、その場でチャレンジの実行が決まったんです。当時も凄いとは思いましたが、経営者の立場になると「凄い」の重みが変わりますよね。大企業でありながら、すぐに決断をするスピード感と行動力は、目を瞠るものがあると思います。
― どのようにプロジェクトは進んでいったのでしょうか。
キモとなるのは、エベレストへ持っていくPCの機種の選定です。エベレストの標高は約8,800メートル。気圧や気温も我々が普段生活している環境とは桁違いです。
それでも、特別な製品を一から開発するのではなく、市販の製品をベースに改良して使うことにこだわりました。スポンサーをつけて大掛かりにエベレスト登頂専用のPC開発をすることも不可能ではなかったでしょうが、それでは面白くない。チーム全員が抱いていたのは「一学生が市販の機種を使うことが、より挑戦的で面白い」という共通認識です。事実、市販の品でもハードな環境にも耐えうる堅牢性、持って登れるだけのモビリティがThinkPadにはあると考えていました。
度重なる検証や実験を繰り返した結果、無事にエベレスト山頂でパソコンを起動させ、世界初の記録を残すことができています。これは、ThinkPadとThinkPadチームのおかげですね。
経営者でありながら現場に出続けることで、
顧客のニーズを掴む

― 現在の山田さんのお仕事についてお聞かせいただけますか。
現在は株式会社フィールド&マウンテンを経営しながら、登山ガイドや山関連のイベント運営を行っています。
会社のミッションは2つ。1つは「登山人口の増加」。もう1つは「安全登山の推進」です。そのために「やまどうぐレンタル屋」という屋号で、店舗とネットでの登山道具レンタル事業を展開しながら、「山歩(さんぽ)みち」というフリーペーパーの発行も行っています。
――仕事をする際、どんなことを意識されていますか。
経営者という立場にいながらも、現場に出続けることです。サービスの担当者は顧客に喜んでもらうため、ついサービスを増やす方向へ意識を向けてしまい、過剰なサービスを提供してしまう可能性があります。
過剰なサービスはコストがかかるばかりか、顧客の足を遠のかせてしまいかねません。ですから、サービスの内容を適切な範囲に留めることも、経営者の仕事のひとつといえます。
どこまでが適切な範囲か見極めるためには、現場に出ることが大切です。顧客と直接コミュニケーションをとり、会話をする。それを何回も繰り返すことで、顧客全体のニーズを捉えることができます。
ビジネスパーソンとアスリートは
よく似ている

――登山家からビジネスパーソンという、
一見するとまったく異業種に飛び込んでいるように思います
私自身は、そうでもないと考えています。登山家はアスリートです。アスリートとビジネスパーソンは、実はよく似ているんですよ。競争相手のいるなかで課題に対してベストを尽くし、結果を出す。そして、人から認められることが求められますからね。
――競争相手に勝つためには何が必要でしょうか。
「差別化」を考えている方が多いと思いますが、私自身はあまり重きを置いていません。多くの企業の場合、差別化の対象は競合の企業ですよね。しかし、私たちがやっているのはBtoCビジネス。いくら競合企業と差別化できていても、顧客に愛されないとビジネスはまわりません。
さらにいえば、顧客は差別化を認識していないこともあります。事実、自己満足にすぎない「差別化」は世の中にありふれているでしょう。ですから私は、競合との差別化よりも、顧客から愛されることが大事だと考えています。顧客から愛されれば、製品をリピートしてもらえるでしょうから。私が昔からThinkPadを使い続けているのも、同じような理由といえます。

―― その理由を具体的にお伺いできればと思います。
私がビジネスシーンにおいてもThinkPadを使い続けている理由は、たしかな信頼性によるものです。それはやはり「エベレスト登頂に耐えた」という実績からくるものですね。エベレスト山頂という過酷な環境にも耐えた確かな堅牢性なら、日本のどんな山でも対応できうると考えています。
実際に富士山にもよく持って行っているんですよ。富士山は8合目でもWi-Fiが整備されています。インターネット環境が整っているので、山の上でもパソコンを開いてメールを読み、社員に指示を出したり質問したりできるんですよね。しかし、肝心のパソコンが動かなくては何もできません。仕事柄山に登る機会の多い私にとって、堅牢性への信頼は欠かせないんですよ。
事実、ThinkPadは山で不具合を起こしたことは一度もありません。こうした実績がThinkPadへの信頼を確かなものにして、ひいては私のThinkPadへの「愛」に繋がっているのだと思います。
――ビジネスのツールとして選ぶにあたって、
信頼性は欠かせないポイントだということですね。
もちろんです。製品に対しての信頼性は重要なポイントといえます。これは、ビジネスのフィールドが山であれ都市であれ無視できません。
私のビジネスの主なフィールドである山では、新宿などのようにすぐにパソコンを買い換えることができません。
また、製品の歴史も重視しています。なぜならそれは、トライアンドエラーの歴史ともいえるからです。つまり、現行モデルになるまでに小さな改良を何度も重ねているんですよね。パソコンのスペック表には記載されないレベルのところで、改善は繰り返されています。不具合の起きない製品を目指してチャレンジを続けている姿勢が信頼性に繋がっているのだと思います。
ThinkPad X1 Carbonは
環境を意識せずに使える一台
― 今回、ThinkPad X1 Carbonを使用してみての感想はいかがですか?
ここまで薄くなったんだ!という驚きを一番に感じました。
山に行くにしろ都市で仕事をするにしろ、サイズが小さいに越したことはない。もちろん、薄くなったからといって堅牢性に不安を感じたことはありません。

――山以外、特別な環境で作業することはありますか?
現在、屋久島と都内を行き来するスタイルで仕事をしています。先日も船の上でThinkPad X1 Carbonを使いました。膝にThinkPad X1 Carbonを乗せても重さを感じません。どんな場所でも使えるので、重宝しています。
堅牢性には信頼を置いているので、精密機器だからといって過剰に気を使うことなく、大自然のなかでも仕事に集中できます。
この先も、ThinkPadと共に
ビジネスを続ける
――山田さんの将来のビジョンを教えてください。
私がやりたいことは2つあります。1つめは、日本人に日本の自然の美しさを知ってもらうことです。
現在、日本の登山人口は国民全体の1割弱しかいません。一方で、来日外国人の登山客はどんどん増えています。外国人の方が先に、日本の自然の良さに気付き始めているんです。しかし、私は海外のみならず日本の方にも日本の自然の良さを知ってほしい。年に2回くらいでも「山っていいな」と思う瞬間を持ってもらえるよう、山を身近なものにする活動を続けていきたいと思います。
2つめは、環境保全に関して持続可能な形を模索することです。山の業界において、「資本主義が自然の領域に入ると、自然の美しさが損なわれてしまう」と考える方は少なくありません。
でも、実はそう単純ではない。たとえば水源を民間企業が買い取るとします。もしこの水源が汚れてしまったら、水源の商品価値はなくなりますよね。商品価値を失わないためにも、企業は徹底して水資源を守ると考えられます。
これから日本経済が縮小していくことは想像に難くありません。だからこそ、今から自然を観光・経済資源として価値のあるものに変え、自然を保たなければならないと考えています。そうして、海外に向けて日本の山や自然を価値があると発信できる世界になればいいなと思います。
そのように世の中が変わっても、私はThinkPadを使っているでしょう。なぜなら、これまでもこれからも、信頼できるブランドでありつづけるからです。
― ありがとうございました。これからも、
ThinkPadが山田さんの活動を支えるツールでありつづけられるように いたいと思います。
見えない価値を見抜く
―― リノベで世界を変える男の仕事術
株式会社リビタ 常務取締役 内山博文(取材当時)
リビタの常務取締役として日本中を駆け回っていた内山氏。
移動時間にプレゼンテーションの資料を作成したり、社員とメッセージをしたり、
彼にとって移動時間はもはやただの移動時間ではないと言う。
現在の活躍と共に彼のストーリーをインタビューした。
見えるものが違う。
“リノベーション”を武器に急成長を遂げたリビタを率いた内山博文氏は、
既存の価値観を徹底的に疑い、ひっくり返してきた。
不動産価値を再創造する特別な目を持った彼を支えるデジタルツールとは--?
常識に縛られないから
価値を再創造できる
新築マンションを建てて売るのが不動産業の常識で--。 でもそれを疑ったのが僕の仕事です。
リノベーションはマーケット目線で考えることが何よりも大事です。不動産業者は築年数や徒歩分数で価値を判断するのが当たり前です。
物件としてオフィスビルを見るときなど、通常ならその基準だけで「買ってもこれ坪3,000円でしか貸せないよね」って判断するんですよ。
でも僕は、その物件の高さが気になってしょうがなかったりする。最近は2.5メートルぐらいの高さが当たり前なのに、
ここは4.5メートル近くあるじゃないかと。今どきそう簡単にこうした空間はつくり出せないじゃないかと。

僕は、そこに違う価値があるんじゃないかと掘り下げて考えるようにしています。
そしてそこを、たとえばホテルというかたちで再創造したらどうなんだと閃いたり。
これこそがリノベーションの真髄で、価値再創造なんです。
パッと見た目で常識的に判断したんでは、この仕事はできません。 このノートPCにしたってスタイリッシュな外見がまず目に入りますが、 そこには堅牢性へのこだわりやデスクトップPCレベルの性能、 軽さという優位性も組み込まれているのです。
例えば、PCであれば、こういった真の価値を秘めたモノでなければ、 僕は選ぼうとは思わないでしょう。



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