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みなさんは、ゲーミングノートPCと聞くと何を思い浮かべますか?ゴテゴテで厚くて重く、カラフルに光るキーボードのLEDでしょうか。いえいえ、様々な技術の進歩によって、ゲーミングノートPCはスタイリッシュに生まれ変わってきています。
本稿では、Lenovoが展開するゲーミングブランド「Legion(レギオン)」からリリースされている薄型ゲーミングノートPC「Legion Slim 750i」の量販店モデルをお借りし、ゲームだけでなく仕事やクリエイティブ系作業がどこまでできるのか検証してみました。
4K/60HzにAdobe RGB色域を100%カバー、そしてDolby Visionに対応した15.6インチディスプレイを搭載。ネット直販のゲーミングモデルだとディスプレイがフルHD/144Hz、SSDが1TBとなります。
どちらかといえばクリエイター向けの構成となる量販店モデルのディスプレイは、sRGB色域を100%カバーしているため写真や動画の編集作用でも十分に活用できます。Thunderbolt 3ポートを2つ備えているので、144Hz対応の外部モニターに出力すれば、60fpsを超えるフレームレートでゲームをプレイ可能です。
キーボードはLenovoらしいしっかりとした作りで、どっちかというと柔らかい打ち心地。ゲーミングノートPCではお馴染みのカラフルなLED発光ギミックは国内版には搭載されておらず、一般向けのノートと同じく白いバックライトになっています。カラフルなLEDはLANパーティなどで個性を出すためのものなので、文化として馴染みのない日本では必要がないのかもしれません。(でも無ければ無いで寂しいですね。)
次はゲーミングPCらしく、グラフィック性能を中心にスペックをチェック。CPUはIntelの第10世代となる「i7-10750H」で、メモリは16GB搭載されているのでゲームだけでなく様々な作業にも対応できそうです。GPUは、モバイル向けのRTX20シリーズとなる「RTX 2060 Max-Q」でSSD容量は512GB。
重めのゲームである『Final Fantasy XV Windows Edition』のベンチマークソフトでは、フルHDの高品質設定で6200前後の「快適」、4Kの高品質だと2600前後で「やや重い」という結果。
定番の『ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ』ベンチマークでは、フルHDの最高品質で12800前後の「非常に快適」、4Kの最高品質設定でも4700前後で「快適」という結果になっています。
GPUとしてはミドルレンジに分類される性能で、現行のAAAタイトルでもフルHDであれば60fps前後で遊べます。筆者としては、15.6インチのディスプレイでゲームをプレイする際は、フルHD解像度があれば十分な印象です。
実際にゲームをプレイしてみましょう。「Legion」繋がりということで、昨年10月にリリースされ、いまだにアップデートで進化し続けているユービーアイソフトの『ウォッチドッグス レギオン』をインストール。
最新のNVIDIAのグラフィックドライバをインストールしていれば、ゲームのグラフィック設定項目は自動判別設定でほとんどのが「高」になります。(解像度は1920x1080 )DLSSを「バランス」にしていれば、レイトレーシングの反射効果を中にしても高いフレームレートでプレイが可能です。
Legion Slim 750i に搭載されているNVIDIA製GPUの強みとしては、前述した機械学習機能を利用してグラフィック描画を底上げするDLSSが使用できることや、著名タイトルであればNVIDIA側で最適化したグラフィックドライバが用意されているところ。DLSSは『ウォッチドッグス レギオン』はもちろん、他の対応タイトルで適応してみてもかなり動作が軽くなるので驚かされます。
最近アルファテストが始まった『レギオン・オブ・ザ・デッド』もフルHDであれば高めのグラフィック設定でスムーズにプレイできました。また、Thunderbolt 3端子からUSB Type-C to DisplayPort(またはHDMI)ケーブルなどで外部モニタに出力することで大画面でのゲームプレイも可能です。
他にも、PC版『Forza Horizon 4』を試してみましたが、こちらはグラフィック設定が高い状態でも4K/60fpsでのプレイが可能でした。
ゲームメディア編集者の朝ははやい……ことは特になく、一般的な企業とあまり変わらない時間から仕事が始まります。もちろん、E3などのイベント期間は海外時間基準で稼働することになりますが……。
編集者の基本的な作業は、チャットソフトを使っての他の編集者やライターさんとやりとり、様々なゲーム会社とのメール、コロナ禍になって少なくなりましたが取材現場に足を運んでの取材、そしてたまにゲーム動画の編集作業などがあります。
仕事の大部分を占めるのは、ライターさんとやりとりしながらの記事の編集作業なので、チャットソフトやメールソフト、ブラウザによる記事登録用のシステムなど、できれば大きな画面にたくさん表示して仕事を進めたいところ。そんなとき、15.6インチというディスプレイサイズはなかなか広く使えて、仕事が捗ります。キーボードもテンキーがついたフルキーボードなのでテキスト作業にも適しています。
記事で使用するゲームプレイ動画に関しても、ゲームの起動から収録、編集をLegion Slim 750iのみで完結できます。これは高いGPU性能を持つゲーミングPCならではのアドバンテージだと思います。
また、Adobe系ソフトをはじめとする最近の画像・動画編集ソフトはGPUパワーに依存するものも増えてきており、特にAdobeのPremiere ProやPhotoshopはNVIDIAのGPUに最適化されているので使っていてRTX 2060 Max-Qの恩恵を強く感じます。
4K動画はもちろん、ハイフレームレートの動画もコマ落ちすることなく再生可能です。また、編集が終わって動画を書き出す時に、そのレンダリングの速さを実感できるでしょう。さらに、ディスプレイはAdobe RGB色域を100%カバーしているため、カラーマネージメントモニターを使わなくても正しい色味を確認できるのは嬉しいところ。
さて、オフィスで仕事をしてばかりいると息が詰まるので、息抜きにテラス席があるカフェなどで仕事をすることもあります。そんなとき、あからさまなゲーミングPCだと「あ、あの人ガチゲーマーだ!」と思われてしまうかもしれません。(いやいいんですけど)Legion Slim 750iはスタイリッシュな本体デザインのおかげで、一見してゲーミングノートには見えないスマートさがあります。
コロナ禍の現在、仕事はオフィスだけでなく在宅ワークでやることも多いです。そんなとき、自宅からオフィスに持ち運びする際にやはり薄さと軽さは重要です。Legion Slim 750iは17.9mmの薄さというだけでなく、重量が1.8kgしかないというゲーミングPCとしてはかなり驚く軽さになっているため、持ち運びも苦ではありません。バッテリーは最大で8時間持つので、外出時にACアダプタを持ち歩く必要もあまりありません。
息抜き時には、Netflixで動画を視聴したいときもあります。ディスプレイはDolby Vision、スピーカーはDolby Atomosに対応しているので、高画質・高音質という最高の視聴環境で映画やドラマ、アニメを楽しむことができます。在宅ワーク中なら、好きな音楽をかけながら仕事をすると作業が捗るかもしれません。
Legion Slim 750iは、ゲーミングノートPCというカテゴリでありながら、ゲームだけでなく、仕事や動画編集といったクリエイティブな作業もこなせ、見た目も良いという万能ノートPCでした。モデルもいくつか用意されているので、自分にあった構成を選べるほか、外部モニターと併用すれば作業にも幅が広がります。
筆者は、しばらく仕事とプライベートでLegion Slim 750iを使っていましたが、その使いやすさと性能にメロメロになってしまいました。冗談抜きで自分用のものが欲しくなってしまい、最近は銀行の通帳と睨めっこしています。
高性能なだけでなく軽くてスタイリッシュな新時代のゲーミングノートPCを皆さんもぜひ試してみてください。Legion Slim 750iの直販モデルは204,752円から、量販店モデルはオープン価格です。
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