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Reviewed by 4Gamer.net
編集部:小西利明
カメラマン:佐々木秀二

のおススメポイント
INDEX
eスポーツやゲーム実況配信の盛り上がりにともなって,据え置き型ゲーム機やスマートフォンだけでなく,PCでもゲームをプレイしたいという人が増えている。そうした人が初めてのゲームPCを選ぶのは,なかなか難しいものだ。とくに,価格だけで決めてしまうと期待したほどの性能が出ずにゲームを快適にプレイできなかったり,使い勝手に難があって不満が残るということもありうるだろう。
そんな悩めるゲーマーにお勧めしたいのが,PC世界シェア1位のLenovoが展開するゲーマー向けPCブランド「Legion」の製品だ。今回取り上げるノートPCの「Legion 550i」もその1つで,細かいところまで気を配った大手メーカー製PCに,eスポーツタイトルを満喫できるスペックを詰め込んだマシンである。その魅力を隅々まで紹介してみたい。
なお,Legion 550iには,15.6インチ液晶ディスプレイを搭載するモデルと,17.3インチ液晶ディスプレイを搭載するモデルの2種類が用意されているが,本稿で取り上げるのは17.3インチモデルである。15.6インチモデルも,ディスプレイやサイズ以外の特徴はほぼ同じなので,15.6インチモデルに興味がある人も安心してほしい。
それでは,まずLegion 550iのスペックを紹介していこう。
Legion 550iの搭載CPUは,IntelのノートPC向け第10世代Coreプロセッサでは高性能寄りに位置付けられる6コア12スレッド対応の「Core i7-10750H」である。定格動作クロックは2.6GHzと,ノートPC向けらしく控えめではあるものの,シングルコア動作時の最大クロックは5GHz,複数コア動作時の最大クロックでも4.8GHzと,高クロック動作時にCPU性能を引き出せるのがポイントだ。そのため,ゲーマー向けノートPCでの採用事例が多いCPUとなっている。
一方,搭載GPUには,NVIDIA製のノートPC向け「GeForce RTX 2060」を採用している。GeForce RTX 2060は,リアルタイムレイトレーシングを実現する「RT Core」と,AI処理向け演算ユニット「Tensor Core」を備えるGPUで,GPU内部の演算ユニット「CUDA
Core」数は1920基,対応するグラフィックスメモリは容量6GBのGDDR6メモリとなっている。これらのスペックは,
デスクトップPC向けのGeForce RTX 2060とまったく同じだ。もちろん,ノートPCは消費電力と冷却能力の制約がデスクトップPCよりも厳しいので,デスクトップPC向けとまったく同じ性能とはいかないまでも,見劣りしない性能を期待できよう。
ノートPC向けGeForce RTX 2060で重要なのは,相応に高い性能レベルを確保したうえで,ゲームにおけるレイトレーシング対応や,Tensor
Coreを活用したアンチエイリアシング&超解像技術「
DLSS 2.0」を利用できる点にある。Legion 550iなら,これらの機能を活用するゲームで,
より美しいグラフィックスを表示しながらプレイできるわけだ。
高性能なCPUとGPUを十分に冷却するために,Lenovoは「Legion Coldfront 2.0」(以下,Coldfront 2.0)と称する新型の冷却システムを開発し,Legion 550iに導入した。Coldfront 2.0では,新しい素材を用いた冷却ファンの採用や,CPUやGPUの熱をヒートシンクに導くヒートパイプレイアウトの最適化といった工夫により,
同社の従来製品よりも優れた冷却能力を発揮できるという。
高負荷が長時間持続するゲームプレイ時に,高クロックでCPUやGPUを動作させ続けられれば,高い性能を維持できる。その点でも,新型冷却システムを採用したLegion 550iには期待が持てそうだ。
スペック面におけるもう1つの注目ポイントは,搭載する液晶パネルにある。Legion 550iは,17.3インチサイズで解像度1920×1080ドット,最大リフレッシュレート144Hz対応のIPS液晶パネルを採用しているのだ。
液晶パネル表面のガラスに外光の映り込みを防ぐノングレア処理を施しているため,左右方向の視野角はそれほど広くないものの,斜めから見ても色調の変化は少ない。
スペック的に,あらゆるゲームを最高品質の表示にして100Hz以上のフレームレートで動かす,というのは難しいだろう。だが,表示負荷の軽いeスポーツ系タイトルなら,100Hzを超えるフレームレートでゲーム映像を表示できるスペックなので,リフレッシュレートが60Hz止まりの一般的な液晶ディスプレイを使うゲーマーよりも,有利に立ち回れるかもしれない。
スペックにおけるそのほかの見どころとしては,標準で容量1TBのPCI Express接続型SSDを搭載しているところや,高速無線LAN規格「Wi-Fi
6」に対応している点が挙げられる。1TBのSSDがあれば,大容量のゲームタイトルをインストールしたら,すぐにSSDが足らなくなるという心配は少ない。また,Wi-Fi 6対応無線LANルーターと接続すれば,有線LANに負けない高速なLAN接続でゲームやWebブラウジング,LAN内でのデータ転送が利用できる。家の中で移動して使うときに威力を発揮するはずだ。
そのほかのスペックは表にまとめておいたので,参考にしてほしい。
| CPU | Core i7-10750H(6C12T,定格2.6GHz,最大5GHz,共有L3キャッシュ容量12MB,TDP 45W) |
|---|---|
| メインメモリ | PC4-23400 DDR4 SDRAM SO-DIMM 16GB(8GB×2,増設不可) |
| グラフィックス | GeForce RTX 2060(グラフィックスメモリ容量6GB) Intel UHD Graphics |
| ストレージ | SSD(容量1TB,M.2/PCIe 3.0 x4接続)×1 |
| 液晶パネル | 17.3インチIPS液晶,解像度1920×1080ドット,垂直最大リフレッシュレート144Hz,Dolby Vision対応,ノングレア(非光沢) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax,Intel「Wi-Fi 6 AX200」) |
| Bluetoot> | 5.0(Intel「Wi-Fi 6 AX200」) |
| 有線LAN | 1000BASE-T(RJ45×1,Realtek製 詳細未公開) |
| 外部 | USB 3.1 Gen 1 Type-C×1(DisplayPort Alternate Mode対応),USB 3.1 Gen.1 Type-A×4,HDMI Type A出力(※バージョン未公開)×1,4極3.5mmミニピンヘッドセット端子×1,RJ45(1000BASE-T対応)×1 |
| キーボード | 日本語10キー付き |
| スピーカー | 内蔵2chステレオ |
| インカメラ | 搭載(720p) |
| バッテリー容量 | 内蔵,使用時間 最大約10.6時間(※JEITA測定法 2.0) |
| ACアダプター | 定格出力230W(20V 11.5A) |
| 公称本体サイズ | 約398.6(W)×290(D)×24.3(H)mm(※突起部含む) |
| 公称本体重量 | 約2.98kg |
| OS | 64bit版Windows 10 Home |
スペックをおおまかに把握してもらったところで,Legion 550iの外観をチェックしていこう。
Legion 550iは,天板や側面,底面がほぼフラットなデザインを採用している。天板を閉じた状態では,石の一枚板を思わせるソリッドな見た目は,質実剛健とした印象でなかなかかっこいい。カラーLEDイルミネーションのような魅せる要素はないが,本機のシンプルなデザインを好ましく思う人は少なくないだろう。
液晶ディスプレイ部の取り付け方も,Legion 550iの外観における特徴の1つだ。大抵のノートPCは,本体の後端にヒンジを設けてディスプレイを取り付けているものだが,Legion 550iは,後端ではなくボディ後部の上に載せるような形になっている。この配置は,冷却システムの効率を重視したのに加えて,背面にあるインタフェースの使い勝手に悪影響を与えないように配慮した結果であるそうだ。
本体の後端にヒンジがある場合,液晶ディスプレイを開くと後端部分が背面側に覆いかぶさってしまうので,背面にケーブル類をつなぐとディスプレイ部の開き具合に制限が出たり,背面にはインタフェース類を配置できなくなったりしてしまう。だが,Legion
550iの取り付け方であれば,そうした問題は起こらない。豊富なインタフェース類の装備と冷却効率の向上を両立しているポイントと言えよう
17.3インチ液晶ディスプレイを搭載するノートPCだけに,Legion 550iの実測サイズは400(W)×290(D)×30(H)mm(※突起部除く),実測重量は約2.97kgと,さすがに大きく重い。付属のACアダプターも大きめで,実測サイズは169(W)×87(D)×25(H)mm,実測重量は約697g(※ケーブル含む)もあった。基本的には据え置き型のPCとして使い,必要なときに家庭内で移動したり,外に持ち出したりするものだろう。
インタフェース類は背面が主体で,左右側面にも少数を並べた構成となっている。最も使用頻度が高いであろうUSB 3.1 Type-Aポートは,計4ポートを用意。外部ディスプレイの接続用端子としては,DisplayPort Alternate Mode対応のUSB 3.1 Gen 1 Type-Cポートと,フルサイズのHDMI Type Aポートの2つを装備する。1000BASE-T対応の有線LANポートも備えているので,インタフェース類は充実したものだ。
背面インタフェースの周囲には,Lenovoらしい使い勝手への配慮が見受けられる。ボディの後端,インタフェース類の直上に当たる部分に,各インタフェースの位置を示す文字やアイコンが描かれているのだ。背面を直接見ずにインタフェースに何かを接続しようとして,どこに端子があるのか分からずに手間取るという経験はよくあるだろう。Legion 550iでは,この工夫によって背面を直接視認出来ない状態でも端子位置の見当がつくので,手間が省けるというわけだ。
こうした工夫は,ノートPCの開発経験が長いLenovoならではの要素だと思う。他社も真似してほしいくらいだ。
キーボードについても触れておきたい。Legion 550iが採用するキーボードは,10キー付きの日本語配列105キーボードだ。四角いキーが隙間を開けて並んだ,いわゆるアイソレーションタイプのキーボードである。キーの下にはバックライト用の白色LEDが仕込まれているが,光は隙間から少し漏れる程度なので,魅せるイルミネーションではなく,暗い環境でもキーを見分けやすくする工夫と理解しておけばいい。
主なキーの横幅は実測で約15mm,キーピッチは約18mmで,十分な広さがある。キートップの左右端がやや高く,中央がわずかにへこんでいる「シリンドリカル」形状のおかげで,打鍵をしやすく感じられるのがいい。
海外メーカー製ノートPCではよくある[Space]キーの左右に[無変換/変換]キーが隣接したレイアウトなので,その点を好まない人もいるだろう。ただ,Legion 550iの場合,キートップの形状を工夫することで隣接したキー同士の間にも約3mmの隙間を開ける配慮が加えられている。ユーザーの使い勝手を深く考慮することなく,漫然とキーを隣接させたレイアウトのキーボードよりも,Legion 550iのほうが誤入力しにくいことは評価したい。
なお,Legion
550iのキーボードは,100%「Anti-ghosting」(アンチゴースティング)対応であるという。そこで,キーの同時押し検証ツール「Aqua’s KeyTest」を使って確認したところ,10キー以上の同時押しが可能で,ゴーストも一切ないことを確認できた。全キーロールオーバーではないものの,PCゲームでよく利用する[W/A/S/D]キーとその周辺を同時に押しても,キー入力の取りこぼしは見られない。ゲームにおいても実用的に使えるキーボードと評していいだろう。
スピーカーとサウンド周りについても,簡単に紹介しておこう。
Legion 550iは,底面前側の左右端に1基ずつ,計2基のステレオスピーカーを内蔵している。前機種に当たるLegion Y540から引き続き,オーディオ機器ブランドで知られる「harman/kardon」製スピーカーを採用しているのもポイントだ。
ただ,Legion 550iでゲームサウンドを楽しみたいなら,スピーカーよりもアナログ接続型ヘッドフォンを使うほうが適切かもしれない。Legion 550iには,Dolby Laboratoriesのバーチャルサラウンドサウンド技術を使ったサウンドプロセッサソフトウェア「Dolby Atmos for Gaming」が組み込まれており,ゲームや映画,音楽といったアプリケーションに応じて,イコライザやバーチャルサラウンド処理をかけることが可能なのだ。
とくにゲーム用途では,「
シューター」「レース」「RTS」「RPG」という4つのジャンル別に設定を使い分けることが可能になっていて,ゲームや好み合わせたイコライザやバーチャルサラウンド,音声の強調設定などを登録しておける。
USB接続やワイヤレス接続のヘッドフォンを購入すれば,それ以上の音響効果を得ることも可能だろうが,PC本体と付属ソフトウェアだけでもゲームサウンドをよりリッチなものへと変えられるのは,Legion 550iのサウンド機能における見どころと言っていい。
さて,Legion 550iの特徴を一通り説明したところで,実際の性能を検証してみたい。ただ,今回は実ゲームでのプレイテストをメインとしたいので,事細かいベンチマークテストは行わない。そこで,おおまかな性能を示すべく,4Gamerのベンチマークレギュレーション23.1から「
3DMark」(Version 2.12.6964)と,「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(以下,FFXIV漆黒のヴィランズ ベンチ)によるテストを行うことにした。
今回は,Legion 550iにプリインストールされている統合設定ソフトウェア「Lenovo
Vantage」を使い,PCの性能と消費電力や騒音レベルを切り替える「サーマルモード」機能で高性能重視の「パフォーマンス」と,処理性能や消費電力,騒音レベルのバランスを重視した「バランス」という2つのプリセットを選び,どの程度性能差があるのかをベンチマークテストで明らかにしてみようと思う。
それでは3DMarkの結果から見ていこう。
グラフ1は,3DMarkにおけるDirectX 11テストである「Fire Strike」の総合スコアをまとめたものだ。見てのとおり,パフォーマンス・モードはバランス・モードと比べて,1~2%程度の性能向上を示している。
スコアからすると,4K解像度相当でレンダリングを行うFire Strike Ultraは,さすがに荷が重いようだが。Legion 550iのディスプレイ解像度である1920×1080ドットでレンダリングを行うFire
Strikeのスコアであれば,快適なプレイを期待できそうだ
グラフ2は,Fire Strikeの結果からGPU性能を見るGraphics scoreをまとめたもので,パフォーマンス・モードとバランス・モードのスコア差は,総合スコアと同じ1~2%程度である。
続くグラフ3は,Fire Strikeの結果からCPU性能を見るPhysics scoreをまとめたものだ。ここでは,なぜかFireStrikeだけ,バランス・モードのほうがパフォーマンス・モードより約2%性能が高く出ているが,それ以外はほぼ性能差がない。パフォーマンス・モードは,CPUよりもGPU性能を高める方向に動作するように見受けられる。
GPUとCPU両方でレンダリングを行う「Combined test」の結果をまとめたものがグラフ4となる。パフォーマンス・モードとバランス・モードのスコア差は2~3%程度となり,傾向としては総合スコアと変わらないと言えよう。
次に,DirectX 12世代のテストである「Time Spy」の総合スコアを見てみよう(グラフ5)。パフォーマンス・モードとバランス・モードのスコア差は2~3%程度で,FireStrikeの総合スコアよりはわずかに差が広がったものの,傾向は変わらない。
Time SpyからGPU testの結果をまとめたグラフ6も,スコア差や傾向は同じだ。
一方,CPU testの結果をまとめたグラフ7では,より高負荷なテストであるTime Spy Extremeで約4%の差が付いた。逆にTime Spyでのスコア差は約1%である。
いずれにしても,3DMarkの結果からすると,パフォーマンス・モードとバランス・モードの性能差は大きくないことがうかがえよう。多少でも性能を稼ぎたいという場合なら,パフォーマンス・モードを選ぶのもありといったところか
より実ゲームに近いテストとなるFFXIV漆黒のヴィランズベンチは,パフォーマンス・モードとバランス・モードのそれぞれで,ベンチマークテスト側のグラフィックス設定プリセットを最高品質と標準品質(ノートPC)にした状態で計ってみた。解像度はディスプレイ解像度と同じ1920×1080ドットで計測している。
グラフ8に総合スコアを,グラフ9にフレームレートをまとめているが,どちらも見てのとおり差はわずかで,0~1%程度の差でしかない。これくらいの差しかないのであれば,どちらを選んでも変わりがないので,バランス・モードで十分ではないだろうか。
総合スコア自体は,最高品質でもスクウェア・エニックスが「非常に快適」の目安としている「7000」を2倍以上も上回っているので,快適なプレイができることに疑問はない。
ただ,フレームレートを見ると,最高品質の最小フレームレートが44fpsとなっている一方で,標準品質は平均フレームレートでディスプレイのリフレッシュレートである144fps(=144Hz)を超えており,最小フレームレートも53~54fpsと高い。ディスプレイの性能を生かした滑らかな表示と,高負荷な状態でも高いフレームレートを維持できるという点を考慮すると,Legion
550iでFFXIV漆黒のヴィランズをプレイするのであれば,標準品質を選ぶほうが快適であると言えそうだ
ベンチマークテストに続いては,実ゲームにおけるプレイの快適さや,プレイしながらゲーム映像を実況配信した場合の性能を確認してみたい。
今回,実プレイでの検証に用いたのは,Electric ArtsのバトルロイヤルFPS「Apex Legends」だ。Apex Legendsは比較的PCの性能に対する要求が大人しいタイトルで,Legion 550iのスペックであれば,本作の推奨動作環境を余裕で上回っている。プレイするだけなら間違いなく快適だろう。
そこでまず,Legion 550iでApex Legendsをプレイするときに,どれくらいの画質設定で快適にプレイできるのかを調べてみた。
手順としては,Apex Legendsのビデオ設定をデフォルト(=ゲーム側がPCのスペックに合わせて自動設定したもの)のままや,GeForceユーザー向け無料ソフト「GeForce Experience」による最適設定にした状態で,「射撃練習場」においてベンチマークとなる毎回ほぼ同じプレイをしてみた。フレームレートの計測には,「CapFrameX」を使っている。
その結果だが,Legion 550iは平均フレームレートで約116fps,最小フレームレートも60fpsを余裕で上回るという優れた性能を確認できた。この結果は正直驚きだ。テスト周回の様子をGeForce Experienceの録画機能を使って撮影したので,参考として提示しておこう。
次に,プレイの実況配信を行った状態での快適さも確認してみた。配信には定番の配信・録画ツールである「OBS Studio」を使用し,エンコーダには,GeForce RTX 2060内蔵の「NVENC」を選んだ。OBS Studio側の配信画質設定は,いずれもデフォルト値のままとしている。
実際に配信しながら何度もプレイしてみたところ,GeForce Experienceを使って画面上に表示したフレームレートは,おおむね90~110fps程度をキープしており,戦闘で画面にエフェクトが多数表示されるような瞬間でも,80fpsを下回ることはほとんどなかった。
GeForce RTX 2060の内蔵機能を使っているから当然ではあるが,実況配信によるフレームレートやプレイの体感に悪影響は見られない。配信画質を上げる性能面の余裕もありそうで,外部にキャプチャ機器を用意しなくても,簡単な実況配信だけならLegion
550iだけで十分こなせるだろう。
Apex Legendsを実況配信しながらでもこれくらい快適に動くのであれば,ほかのeスポーツ系タイトルでも,Legion 550iでは快適なプレイができるのは確実と言っていい。
Legion 550iの紹介とベンチマークテスト,実ゲームでのプレイを見てきたわけだが,「PCゲームを遊ぶマシンとしては,かなり使えるノートPC」というのが率直な印象だ。Core i7-10750HとGeForce RTX 2060の組み合わせは,eスポーツ系タイトルを快適にプレイするのに十分な性能があり,画質設定次第では,AAAタイトルでもプレイできるだろう。さらに,プレイだけでなく実況配信も同時にこなせる余裕がある。eスポーツとゲーム実況配信という,今どきのゲームの楽しみ方を満喫できるのが,Legion
550iと言えそうだ。
それに加えて,Lenovoならではの細かいところにまで配慮の行き届いたところには,感心させられた。背面インタフェースの位置を直視しなくても判別できる印字や,キートップの形状を工夫して隣接するキーの間に隙間を作って誤入力を防ぐ配慮は,他社製のゲーマー向けノートPCでは,まず見かけないものだ。統合設定ソフトウェアであるLenovo Vantageのように,使い勝手を向上させる工夫も評価できる。
同スペックで価格だけを比較するなら,Legion
550iより安いノートPCがあるのは事実だろう。しかし,スペックだけでなく使い勝手の配慮にも気を配っているという点には,価格差以上の価値が表れている,というのは言い過ぎだろうか。「これからPCでeスポーツタイトルを楽しみたい。実況配信も挑戦したい」というゲームPC初心者や,「スペックの差による違いは分からないけれど,限られた予算で安心して使えるゲームPCが欲しい」という人に,Legion 550iはとくにお勧めできるノートPCだ。
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