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品質テスト - 防塵試験

ThinkPad Experience tour

第五回目は、「防塵試験」です。

動画中で雪のようにThinkPadに降り積もっているのは、ホコリです。

優れた熱対策は、ThinkPad の主な特長の一つといえます。熱対策技術の発達に伴ってThinkPadに取り入れる空気が増える一方で、同時に多くのホコリや塵も同時に吸い込むようになりました。

この影響で、システム内部での空気の流れが悪くなりファンの排熱効率が低下し、結果として、周囲の温度が高い時にCPUの性能も低下しやすくなる、という課題が発生しました。

課題を解決するためにレノボがまず始めたのは、お客様が実際に使用されていたThinkPadを分解し、ファンなどに詰まった異物を調べることでした。ひとつひとつピンセットで取ったところ、繊維系のホコリが最も多いことがわかりました。

ThinkPad Experience tour

MIL規格(米国の軍用スタンダード規格)では、アリゾナ砂漠の砂の粒子を試験に使用します。しかし、実際のノートPCの使用環境では、予想されたとおりオフィスや家のハウスダストが多いことを確認しました。もちろんThinkPadは、MIL規格のホコリ試験(ダストテスト)にも合格しています。 ホコリ対策として実装したのは、空気の吸込口にメッシュを貼り、空気の入り口でブロックする方法です。費用はかかりますが、故障が減らして製品の信頼性を高める事の方が大事です。

実は試験で使用するホコリは、エアコンや空気清浄機を製造している、ある大手メーカーから購入した専用のものを使用しています。

他の試験同様、この試験も以前は手作り試験機で行われていました。試験者はマスクをつけ、ホコリまみれになりながらテストしていましたが、2009年からこの試験機を導入することでより安定した環境での試験実施を実現しています。

注意

テストの内容は設計・開発上の耐久基準として定めているもので、同条件下で個々の製品の耐久性を保証するものではありません。また、文中で紹介している例も同等の条件の際に、製品やデータ内容を保証するものではありません。精密機械の取り扱いにはくれぐれもご注意ください。