Client Security Solution(CSS)とは?
Client Security Solutionは、ThinkPad、ThinkCentreで使用できるクライアントPC向けの総合セキュリティーソフトウェアです。ユーザー認証の統合やデータの暗号機能、パスワードリカバリーやPCのセキュリティー監査などの機能をご提供し、クライアントPCのセキュリティーを向上させます。Client Security Solutionは、TPM(セキュリティー・チップ)を使用して動きますが、TPMがないThinkPad、ThinkCentreでもエミュレーション・モードで使用することができます。
Windowsログオン・パスワードを暗記化
Client Security Solutionの機能
- ログオン方法の変更
Windowsパスワードを「Client Security Solution」のパスフレーズに変更。
指紋認証やスマート・カード認証もサポート。
- パスワードの管理(Password Manager)
任意のアプリケーションやWEBサイトのパスワードを一括管理
- セキュリティー・チップと連携
- セキュリティー設定の監査
- パスワード・パスフレーズのリカバリー
- 指紋認証ユーティリティ「Rescue and Recovery」との連動
ログオン方法の変更
Windowsパスワード(Windowsで使用するパスワード)、Client SecuritySolutionパスフレーズ(設定したパスフレーズ)、指紋認証(要指紋センサー)、スマート・カード認証(要スマート・カード)などの認証機能から任意の方法でログオンすることができます。通常のWindowsログオン画面も利用することができます。
パスフレーズにも対応
パスワードよりも覚えやすくて解析されにくいパスフレーズ(複数単語の組み合わせ)を最大256文字まで設定可能。パスワードよりも長くて解析されにくいユーザー認証機能は、使い勝手とセキュリティーを向上させます。
セキュリティー状況を画面でチェック
診断機能と設定の確認
現在のセキュリティー設定状況を、ツールボックス診断機能とセキュリティー設定画面で確認することができます。

セキュリティー・チップ連携で機能強化
セキュリティー・チップの機能
セキュリティー・チップ(TPM:Trusted Platform Module)は、ThinkPadやThinkCentreのマザーボード上に搭載されるハードウェアのこと。セキュリティーやプライバシーを実現するための基本機能を備えています。TPM内に保存された暗号鍵は、RSA暗号処理(2048bit)、乱数発生機能、ハッシュ関数処理などで暗号化処理され、決して外部に出ることはありません。また2003年4月に発足した信頼性を持つPCの仕様を普及させるための業界団体TCG(Trusted Computing Group)の仕様に準拠しています。
Client Security Solution+セキュリティー・チップ
セキュリティー・チップを搭載することで、より強力にClient SecuritySolutionが機能します。CSSは、セキュリティー・チップと連携するためにTCGで定義されるTSS(TCG Software Stack)の仕様に基づいて設計されています。機能の一部はエミュレーション・モードで使用することもでき、そのPCでしか使用できないセキュリティー機能をトータルに提供します。
外部からのセキュリティー
各種ポートへのアクセス制御
データ暗号化やパスワードによる保護は、外部からの脅威に有効ですが、情報漏えいの95%は社内でのデータ持ち出しが原因です。最近ではUSBメモリーやポータブルハードディスクなど大容量の着脱式記憶媒体が普及したこともあり、悪意ある訪問者がデータをコピーする可能性も否めません。対策として管理者がリモート集中管理できる簡単なBIOS設定により、各種ポートの有効・無効管理をする機能も提供します。
